まえがき

今回は私にとってまさにリベンジとなるラスベガス来訪。思い返せば、昨年2014年12月30-31日のセリーヌ年末公演鑑賞を絡めたラスベガス来訪を予定していましたが、セリーヌの旦那様でありマネージャーのレネさんの癌治療を家族全員で支えたいというセリーヌの希望により、同年8月中旬以降のラスベガス公演や11月に予定されていた日本を含むアジア公演全日程のキャンセルが発表され、私と友人は日本公演を楽しめないばかりか、年末にセリーヌの居ないラスベガスへ行くこととなり、大変残念な思いをしました。

レネさんの病状についていろんな憶測が走る中で、セリーヌのベガス公演が2015年3月下旬に再開するとの噂がささやかれましたが、その後セリーヌ側からの正式なコメントが発表され、この復帰の噂は流れました。


そしてファンにとっては待ちに待ったニュース・・・・2015年8月27日からラスベガスでセリーヌショーが再開されることが2015年3月25日にオフィシャルホームページを通じて正式に発表されました!!!!



しかし、その復帰の裏には・・・・・このような辛い現実とセリーヌの強い決意が隠されていました。


セリーヌ・ディオン、夫の咽喉がん闘病を語り涙。
(2015.3.25)

大ヒット映画『タイタニック』の主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」などで知られる歌手セリーヌ・ディオン(46)がインタビューに応じ、咽喉がんを患う夫の状況を涙ながらに告白した。

歌手セリーヌ・ディオンは1994年に元マネージャーのレネ・アンジェリル氏(73)と結婚。3人の子に恵まれたものの、レネ氏はかねてより咽喉がんを患っており、病状はかなり悪いという。そんな中セリーヌがABC Newsのインタビューに応じ、夫の状態を涙ながらにこう明かした。

「もう夫は口を使うこともできないの。」
「自分で食事をすることも不可能だわ。」
「今の夫には、栄養チューブがつけられているの。それを使って、1日に3回私が栄養を体内に入れる生活だわ。ええ、私が自分でこなしているのよ。夫と子供達の食事は、私が世話しているわ。」

夫妻の長男は現在14歳。続いて生まれた双子は4歳と幼く、今のレネ氏は懸命に生きているという。そんな中、セリーヌはラスベガスでの定期公演の再開を決意。夫の体調を考えるとかなり難しい決断ではあったというが、公演は8月の後半にスタート予定と報じられている。



セリーヌ・ディオン「はかない」がん闘病夫支え復帰

(2015.8.25)


 歌手のセリーヌ・ディオン(47)が、ラスベガスのショーに戻ってくることについて語った。

 セリーヌは昨年8月にのどの筋肉の炎症を起こす病気のため、予定していたパフォーマンスを行うことができないと公式ウェブサイトで発表。音楽マネジャーの夫レネ・アンジェリル(73)が2013年12月に咽頭がんの摘出手術を受けていて、夫の治療に専念するために活動を休止することを明かしていた。そして、今年3月にセリーヌはショーに戻ってくることを発表した。

 そんなセリーヌは現地時間27日にシーザーズ・パレスのショーに復帰する予定で、「USAトゥデイ」紙に「初めに、私はここに来たくなかったの。必要ないの。勘違いしないでね。人々のために歌うことは大好きよ。でも、私には優先したいことがあるわ」「私の1番大きな仕事は夫に私たちは大丈夫だと伝えること。私が子供たちを面倒みるって。あなたは別の場所から私たちを見るの」「私たちは(医者に)何度も、あとどれくらい彼にありますか、3週間ですか、3カ月ですか? レネは知りたがっていますって聞いたわ。でも、彼らは分からないって言うの」「私は『あなた怖いの? 分かるわ。私に話して』って言うわ。それでレネは私に『君の腕の中で死にたい』って言うの。分かった。私はそこにいる。あなたは私の腕の中で死ぬのよって」と語っている。

 セリーヌは自身の1番のファンである夫のためにステージに戻ることを決めたとのこと。強く生きる姿を見せたい思いがあるそうだが、「最初のショーは、はかないでしょう」とコメントし、むなしさや笑いなどさまざまな感情があるだろうと明かした。

 セリーヌのショーをレネが会場で見ることができるかは分からないとのことだが、もし、来ることができなかった場合はラスベガスの自宅で見ることになるという。彼女の歌う姿が彼を元気づけて病気と闘う力になってくれるに違いない

セリーヌ・ディオン、がんと闘う夫について「君の腕の中で死にたい」と言ったと明かす
(2015.8.25)


歌手のセリーヌ・ディオンが、ラスベガスのショーに戻ってくることについて語った。
セリーヌは昨年8月にのどの筋肉の炎症を起こす病気のため、予定していたパフォーマンスを行うことができないと公式ウェブサイトで発表。音楽マネージャーの夫レネ・アンジェリルが2013年12月に咽頭がんの摘出手術を受けていて、夫の治療に専念するために活動を休止することを明かしていた。そして、今年3月にセリーヌはショーに戻ってくることを発表した。

そんなセリーヌは現地時間27日にシーザーズ・パレスのショーに復帰する予定で、「USAトゥデイ」紙に「初めに、私はここに来たくなかったの。必要ないの。勘違いしないでね。人々のために歌うことは大好きよ。でも、私には優先したいことがあるわ」「私の一番大きな仕事は夫に私たちは大丈夫だと伝えること。私が子供たちを面倒みるって。あなたは別の場所から私たちを見るの」「私たちは(医者に)何度も、あとどれくらい彼にありますか、3週間ですか、3か月ですか? レネは知りたがっていますって聞いたわ。でも、彼らは分からないって言うの」「私は『あなた怖いの? 分かるわ。私に話して』って言うわ。それでレネは私に『君の腕の中で死にたい』って言うの。分かった。私はそこにいる。あなたは私の腕の中で死ぬのよって」と語っている。

セリーヌは自身の一番のファンである夫のためにステージに戻ることを決めたとのこと。強く生きる姿を見せたい思いがあるそうだが、「最初のショーは、はかないでしょう」とコメントし、空しさや笑いなどさまざまな感情があるだろうと明かした。

セリーヌのショーをレネが会場で見ることができるかは分からないとのことだが、もし、来ることができなかった場合はラスベガスの自宅で見ることになるという。彼女の歌う姿が彼を元気づけて病気と闘う力になってくれるに違いない。



セリーヌ・ディオンのがん闘病夫、余命は数週か。運命知る子供達も懸命に介抱。
(2015.9.8)


咽頭がんに苦しむ夫レネ・アンジェリル氏の世話をすべく、しばし歌手活動を休んでいたセリーヌ・ディオン。しかし食事も摂れなくなったレネ氏は、子供達と共にセリーヌのステージ復帰を切望。「私達は大丈夫。そう夫に示さねば」と覚悟を決めたセリーヌは、先月ようやくラスベガスのステージに復帰した。

そんな中、セリーヌが観客らに対して「夫の死が迫っている」「余命は数週しかない」と語ったと『National Enquirer』に報じられた。すでにがんは転移して手の施しようはないもよう。「セリーヌの腕の中で死にたい」という夫の願いを叶えるべく可能な限りレネ氏に寄り添いたいと考えているセリーヌは、気丈にも「子供達はひとりでしっかり育ててみせる」「あなたはもう何も心配しなくていい」と夫に伝えてあるらしい。

ちなみに14歳の長男と4歳の双子は、父の衰弱ぶりに怯えつつも懸命に父を介抱し、その死期が迫っていることも理解しているとのこと。また喋る機能さえも失ったレネ氏だが、どうにか愛する家族に意思を伝達することはできているそうだ。

夫のためにもステージに戻ったセリーヌだが、その心境は複雑だ。「愛する人が助けを必要としている。今は泣いている場合じゃない」「(亡くなった後は)絶対に泣くでしょう。でも(今は)その時期ではないわ」とも語ったセリーヌは、日に数回夫の体にチューブで栄養を送り、レネ氏の妻、そして家族として、立派に最後まで尽くす決意を固めている。

これほどの強い決意を持って復帰を決断したセリーヌ、ただステージに復帰するだけでも大変なのに、ファンに新しいショーを魅せたいという思いで、新しい音楽監督にスコット・プライス氏を迎え、新しいショーを作り上げることに取り組みます。ファンにとっては嬉しいことなのですが、皮肉にも古くからのメンバーであるメゴ、アンドレ、セバスチャン、マークなどがバンドを去ることになりました・・・・(悲)それほどまでの辛い決断を下し、新メンバーを加えて作り上げた新しいショーは、数段にレベルアップしたショーになっているに違いない、これは見ないわけにはいかない!!!!そう感じました。

私と言えばセリーヌの復帰とチケット発売が決まった頃、ちょうど会社の人事異動の内示が出ていて、私を取り巻く人事異動や新規事業関係で、4月以降の仕事が状況が全く見えないという状況に陥っていました。とてもセリーヌどころではなく、友人たちは行くことを決めてチケットを手配する中で、自分は今年はきっと行くのは無理だろうと諦めていました。お仕事は踏んだり蹴ったり悶々とした気持ちで過ごす中・・・・4月下旬以降に10月だったら行けるかもしれないというなんとなく一筋の希望が見えてきました。

仕事の調整を考えつつ、決断。速攻で休みを申請し、今回は初めて単独でベガス参戦することに決めて、10月9-10日の2日間のチケットを公式サイトで確保しました。セリーヌの公演日に合わせてラスベガス旅行の日程を決定し、2015年10月8日〜11日(帰国12日)のスケジュールで飛行機(ANA&Unitedのサンフランシスコ経由を確保)!!!12月に比べたらものすごく安くてビックリ。ホテルは御用達Bally'sで決まり。エクスペディアで予約完了しました。そんなこんなで、これで昨年のリベンジが出来ると胸が躍りました。


 
初日は少し後方の通路側、2日目は前方が確保出来ました!!!


開幕の8月27日、9月上旬に参戦した友人達からラインで現地から生報告をもらい、ショーへの期待が更に膨らみます。私の初日のシートのそばをセリーヌが唄いながら通る・・・この情報に心が踊りました。8月下頃からベガス行きの準備を徐々にスタート。Estaの更新や保険の手続き、ショーで着るドレスや現地でお会いするRさんやジョン、そしてセリーヌへのお土産やプレゼントを調達しました。いつもはかなり綿密に練るスケジュールですが、今回はセリーヌショー以外はのんびりと過ごすことに決めていたので、ある意味ゆったりお気楽旅です。6月下旬に患ったぎっぐり腰も約2カ月かけてほぼ完治して安心。しかし今回は一人旅。自分がしっかりしてないと乗継など大変なことになるので、行程で問題になる基本的なところは抑えました。しかし、ベガスへはもう10回近く行っているせいか、O型気質の私にはあまり不安はありませんでした。飛行機のお隣の人がいい人だったらいいな(出来れば女性)〜とかそんなことは考えていましたけど(笑)

一番心配だったのは、「自分が鑑賞する予定の10月8-9日のショーが無事に開催されるのか?」「もしも旦那様にもしもののことがあれば、公演が中止になってしまうのでは?」ということでした。「レネさんセリーヌの為に頑張って」と祈り続けながら、出発当日を迎えたのでした。