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■7日目(2007年8月14日)〜晴れ〜 ○起床〜ホテル出発 起床は5時半で朝食は6時半。「旅もあと2日だねえ」と話しながら、朝食を食べました。ハードなスケジュールなので体力的にけっこう来ていて疲労もたまっています。でもそんなこと言っていられません!!!連泊なので荷物はそのままお部屋に置いたまま、7時半にバスに乗り込み、世界遺産のローマ一日観光に出発しました。
○バチカン美術館・システィーナ礼拝堂見学 朝早くにバスが向かったのは、まずバチカン美術館。美術館のあるバチカンはイタリアのローマ市内にある世界最小の主権国家。国際的な承認を受ける独立国としては世界最小の面積(0.36平方km)であり、これは、ほぼ東京ディズニーランド(0.4平方km)と同じ面積なんですって。その狭い国土の中にサン・ピエトロ大聖堂やバチカン宮殿、バチカン美術館などが建てられているんです。なんだかすごいです。美術館前でバスを下車して、現地イタリア人ガイドさん&日本人ガイドさん(アナウンサーの鈴木史朗さんにソックリ)と合流。昨日は入場が2時間待ちだったということで、今回は早めの到着になったのですが、それでも早くもすごい列ができていました。ここは古代から現代までの美術品を有する世界最大の美術館で、特に、システィーナ礼拝堂の最後の審判(ミケランジェロ作)は有名ですよね。ガイドさんから入場券が配られて、団体入り口から入場しました。入場の際は空港並みの厳重なセキュリティチェックを受けました。説明を受け数々の美術品を見ながら進みました。そして中庭に出ると、とっても素晴らしい景観が広がっています。ものすごく素敵です。写真を沢山撮影しました。その後一番のメインであるシスティーナ礼拝堂へ。ここだけは撮影禁止。ミケランジェロの祭壇画「最後の審判」と天井画はものすごく素晴らしく、しばらく言葉を失いました。修復は近年日本テレビの支援によって1981年から1994年までに行われたそうです。天井画・壁画は洗浄され製作当時の鮮やかな色彩が蘇ったのだそう。その後美術館を出て、サン・ピエトロ大聖堂の正面広場に出ました。サン・ピエトロ大聖堂はもともと使徒ペトロの墓所があったところに建立されたとされ、キリスト教の教会建築としては世界最大級の大きさなんだそうです。同じくらい正面広場も広大で、大聖堂とトータルでもう圧巻という感じです。世界中のカソリック信者が集まる場所なんだなあとしみじみ実感しました。写真を撮って、お土産屋さんに立ち寄り、そしてバスを停めてある地下の駐車場へ向かいました。
○世界遺産/ローマ市内観光〜昼食 バスに乗り込み次に向かったのは古代ローマ時代の建造物で、ローマ帝政期に造られた円形闘技場コロッセオ。近くでバスを下車しました。コロッセオの入り口には立派なコンスタンティヌス帝の凱旋門が建っています。30分間ほど自由時間がとられて、コロッセオの外観を見つつ、写真を撮影したりしました。これがコロッセオ、教科書や写真でしか見たことのないこの有名な遺跡が自分の目の前にあるなんて、とっても信じられない気分です。ヴェローナで見たアレーナが思い出されましたが、こちらの方がもっともっと壮大です。遠くにはフォロ・ロマーノも見えます。今日は外観のみで我慢我慢。再びバスに乗り、コロッセオを後にしました。次は昼食です。ローマの中心地付近でバスを下車して石畳の道をを少し歩いた場所に昼食会場がありました。飲み物はビール(Alpen Brau)。ドイツからの輸入ビールっぽかったです。そしてラザニアが出てきました。このラザニアにはパルメザンチーズが山のように振りかけてあり、私はちょっとひるみましたが、食べると見た目ほどそんなにチーズチーズしてなくて、まろやかで美味しかったです。そしてメインは鶏肉のソテーにローズマリーの香草といためたポテト。デザートは暖かいカラメルのかけてあるとろみのある液体プリン(笑)でもこれけっこう美味しかったんですよ。今回もとってもお腹がいっぱいです。
■昼食風景
○ローマ市内観光〜夕食 お腹も満たされて、次は再びバスで向かったのはトレヴィの泉。バスで進入できるところまで行って、その後下車して、それからは歩きで向かいました。ガイドさんからトレビの泉は特にスリが多いので気をつけるように注意を喚起されました。トレヴィの泉に到着です。沢山の観光客でいっぱいです。壮大なバロック様式の噴水。ポーリ宮の壁面に造られた噴水には、海の神ネプチューンの神話をモチーフにした彫刻が刻まれ、その大きさはローマ一の規模を誇ります。この噴水には肩越しにコインを投げ入れると、ローマにまた来ることができるという言い伝えがあり、時間があまりなかったので、私も写真を撮りながらコイン(日本円)を投げ入れました。これでまたローマに来れるかも。
その後、向かったのはスペイン広場。映画「ローマの休日」でオードリーとグレゴリー・ペックが階段でジェラードを食べるシーンがとっても有名です(今は残念ながら飲食禁止)。137段の階段と2つの鐘楼が印象的なトリニタ・ディ・モンティ教会が階段の上にあります。本当はこの階段はトリニタ・モンティ階段というのが正式で、当時この近くにスペイン大使館があったことから「スペイン階段」との俗称が付いたそうなんですよね。階段下には舟の噴水があって、これもまた素敵でした。スペイン広場から南にまっすぐいったコンドッティ通りは高級ブランドのお店、プラダ、グッチ、フェラガモなどが並ぶショッピングゾーン。 観光はここで終了です。
現地ガイドさんともお別れ、明日が聖母被昇天祭で祝日になることから、買い物をしたい方は今日されていてくださいというお勧めがあり、スペイン広場に残る人は残って、あとは自力でホテルに帰ってきてくださいとのこと。あるいは共和国広場近くで下車できるのでローマ三越で買い物をされてもいいですよと言われて、共和国広場で下車する組も。私はとっても疲れていたので、バスでホテルに戻る組に入りました。ホテルに戻ったのは15時くらいだったでしょうか。ホテルでしばらくゆっくりして、絵ハガキを自分宛に書こうと思い立ちました。サンピエトロ大聖堂側の売店で買ったハガキに文章を書き、それからホテルのフロントへ「切手を貼って出してほしい」と伝えると、「近くのタバッキ(タバコ屋)に行って買ってください」とのことでした。なんだかサービス悪いなあ。これが普通なのかしら?タバッキまで行って切手を求めるものの「フィニッシュ」とあっさり言われます。2件目も同じだったので、添乗員さんに相談しようとペンディング。
しばらくホテルの部屋で昼寝をして、夕食の時間を迎えました。ホテルのロビーに7時過ぎに集合して、向かったのはローマ市内のレストラン。今晩はアッサジーニ(ローマ懐石料理)です。ここでもワインは無料でついています。なんだか幸せ。まずはパンを頂き、それからタコのマリネ、ハムにオリーブオイルを垂らしたもの、海老のマリネ、海老とムール貝のパスタ、ズッキーニとトマトのペンネ、白身のお魚料理、そして海老のソテーで締めくくりです。少な目の量で品数多く出てきた感じです。デザートは私はプリンにしました。スイカをチョイスしている人も居たのですが、なかなか豪快にナイフとフォークがグサリと刺さっています(爆)そしてカプチーノ!!!今回の旅では初めてアフターコーヒーがついてる!!!!と感激したものです。ツアーで誕生日の方が居たので、陽気なご主人が誕生日を祝ってくださいました。なんだかいいですねえ。明日の夜は帰国なので、荷物を整理し、再び液体類の荷物を分類をして、手荷物とそうでないものに分けました。 ■夕食風景
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