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■8日目(2007年8月15日)〜晴れ〜 ○起床〜ホテル出発 今日はいつもどおり5時半に起床して、朝食を7時頃食べて、7時半には早々にバゲージダウンしてホテルを出発。ローマ市内をフリーで観光します。夕方16時半にはホテルに戻り、今日はそのまま空港へ向かい帰国の途につく予定です。それまで心残りなく満喫するぞ!!!と張り切って出発。 ◇フリータイム/ローマ市内観光 ホテルから10分ほど歩くと、すぐにコロッセオが見えてきます。到着したのは8時過ぎだったのですが、入場の9時には早すぎるということで、先に「ローマの休日」で有名になった真実の口へ向かうことに。真実の口広場まではコロッセオから歩いて20分くらい。途中、あのチャールトン・ヘストン主演の映画「ベン・ハー」の競争シーンが撮影されたかつての馬車競技場の跡「チルコ・マッシモ」が左手にありました。映画は高校生のときに見てとっても感動した記憶が。なんだか感慨深いです。真実の口は真実の口広場にあるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会内にあります。開館は9時の予定が9時半に変更になっていて、到着した8時半から1時間ほど待ちました。先頭に並んでいたらだんだんと後ろにたくさんの方が並んで増えていきいました。開館してすぐにユーモラスな真実の口の前で写真を何パターンか撮影。もちろん手を入れて写しました(笑)もし偽りの心を持つものが、其の口に手を入れるとその手を切り落としてしまうという言い伝えがありますが、ちゃんと私の手は出てきましたよ!! ◇コロッセオ外観〜真実の口観光
実は日本のショッピングセンターやゲームセンターなどで「真実の口もどきなマシーン」があるのをご存知ですか?このマシーンでは真実の口は手相を見る機械に。電子音による90秒ごとの呼びかけで、私たちの手を真実の口に招き入れて、未来を告げるのだそうです。占い項目は5つ、生活、愛情、健康、ギャンブル、仕事。この機械はイタリア生まれなんだそうです。笑えますよね(大爆)実は一度やったことあります。 さて、真実の口を後にして、再びコロッセオに戻りました。コロッセオの入場の列に並んでいたら、同じツアーの皆さんと遭遇。皆さんフォロロマーノにあるパラティーノの丘の入場券と共通のコロッセオの入場券を先に別のところで購入されていました。「コロッセオだけの券を買うよりオトク!!!」ということで、入場券を購入するために、凱旋門のある道を戻りました。発券所はものすごい人だかりで、購入するのに20分はかかった様に思います。救われたのはそこが日陰になっていたことです。入場料は一人11ユーロくらいしたと思います。チケットを購入して再びコロッセオに並びました。それにしてもものすごい観光客です。いつになったら入場できるんだろうか?きっと30分は待ちました。最初は個人入場口に並んでいたのですが、途中から団体入場口に並び替えるとスムーズに入場できました。なんだ早くこちらに並んでおけば良かった。入場したコロシアム、本当にすごく大迫力です。もうこれはまさに「百聞は一見にしかず」という感じです。外観も凄かったけど、中はもっとすごい。長径188m短径156mの楕円形で高さは48mで45,000人を収容出来たこの競技場は、ヴェスパシアヌス帝が紀元72年に着工した4階建ての円形競技場。剣闘士同士、あるいは剣闘士と猛獣の生死をかけた試合がここで行われ、一度に約5万人もの人が手に汗握る試合を楽しんだのだそうです。初期においては競技場に水を張り、海戦を模した戦いを上演することが可能であったそうで、本当にオドロキです。歴史のある場所に自分が立っているのが信じられませんでした。コロッセオの北東(オッピオの丘)には、ネロ皇帝の黄金宮殿(ドムス・アウレア)が建っていました。この宮殿のたたずまいも素敵です。 ◇コロッセオ入場観光
◇フォロ・ロマーノ観光 コロッセオを後にして次に向かったのはフォロ・ロマーノ。フォロ・ロマーノはカンピドリオの丘とパラティーノの丘に挟まれた谷間に広がる古代ローマの中心地で、広大な敷地内には、政治、経済、宗教の場として使われた遺跡が残っています。紀元前2世紀ごろ建てられ、金融の商取引が行われたエミリアのバジリカ、かまどの女神ヴェスタがまつられている円形のヴェスタの神殿、政治の中心であり、シーザーが「ブルータス、お前もか」と叫んで殺されたクーリア、ローマ最古の凱旋門といわれているティトゥスの凱旋門などがあります。高台のパランティーノの丘から見た全景はとっても素晴らしかったです。
◇ヴェネチア広場〜昼食 あまりの暑さにヘトヘトになりながら、次にピットリオ・エマヌエーレ2世記念館の方に歩いて行きました。そこで売店を発見!!お決まりのジェラードを購入。またリモーネにしました。暑いときに冷たいものを食べると生き返る思いです。お腹が空いたのでバールに入ることに。ずっとヘビーなお食事が続いていたので、このお昼は軽めにパニーノにしました。暑くて喉が渇いたのでビール(BIRRA MORETH)もジョッキでいただきまいた。お野菜やツナ、カツがサンドしてあるパニーノはとっても大きく、出てきたときには二つに切ってありました。焼いてあったのでパリッとして美味しく、ビールはキンキンに冷えていて最高でした。合計で一人あたり10ユーロくらいしたと思います。
■昼食の様子(BAR BRASILEにて)
◇パンテオン〜サンタンジェロ城観光 腹ごしらえも済んで元気が出てきたところで、パンテオンに向かいました。15分くらい歩くと到着。ミケランジェロが「天使の設計」と称賛した万神殿であるパンテオンですが、中にはラファエロのお墓もあります。周りは広場となっていてカフェなどが立ち並び賑やかです。なんだか気品があって好きですね。個人的に。その後一路30分ほど歩いてサンタンジェロ城へ向かいました。ここはティベレ川沿いにある美しいお城です。ここにたどり着くまでが難関でした。日陰で休憩しながらなんとか到着。道端でやっぱり居ます。偽ブランド品とか怪しいものを売っている○人さんたちが。建物には入らずに写真を撮影して、サンタンジェロを後にしました。時間は15時くらいになっていました。途中のバールでジュースを飲み(コカコーラ250MLが4ユーロって・・・ビックリ)、そしてタクシーに乗ってホテルへ。英語が分かる運転手だったので良かったです。結構な距離だったのですが、9ユーロくらいで済みました。16時くらいにホテルに戻ると、添乗員さんが、「早めにホテル出てあったんですね、初日にローマでの行動を相談されていたので、そうだとは思っていましたよ。楽しめて良かったですねーーー」と出迎えてくださいました。なんでも他の皆さんは一度ロビーで添乗員さんからオススメコースをお聞きになって行動されたんだとか。私らはとっても単独行動だったわけです。でも研究していただけに充実したフリータイムになりました。タクシーは他の方は不当な料金を取られたりだとかトラブルもあったそうです。添乗員さん曰く他都市に比べるとローマはタクシー代が安いのだそうです。聞くこと全てがトレビアじゃなくてトリビア状態で目からウロコでした。
歩いてまわったのでぐったり疲れてソファーで疲れを取っていた私、まだ未遂のことが残っています。手紙を出すことです。添乗員さんが「最後はJTBの現地係員経由で投函して差し上げますから心配しないで。とりあえず帰りの空港で切手を探しましょう」とのことでした。本当に行き届いている添乗員さん、親切です。ここから空港まではイタリア人でJTBのローマ支店の男性が一緒に随行してくれます。 ○ローマ・フゥミチーノ空港からJALチャーター便へ搭乗 17時ごろバスでホテルを出発し、ローマ・フゥミチーノ空港(別名:レオナルド・ダ・ヴィンチ空港)へ。今日でローマともお別れ。名残惜しく風景を眺めながら、進んで、30分後には空港に到着。空港ロビーには、ダヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」の大きなオブジェがあります。空港に着いてJALカウンターに並びチェックインの手続きを済ませ荷物を預けました。そして私だけJTBの人と一緒に空港内で切手探しをしました。売店に行きましたがやっぱり売ってないとのこと。「イタリア人は郵便はどこで出してるの?」と質問したら、「郵便局で直接」という当たり前なお答えをいただきました(爆)あまり街中で切手を購入してポスティングする習慣はないのでしょうか。「明日投函は無理だか、ここ数日中でよければ僕が出しておきますよ」と言ってくれました。添乗員さんとも相談して、手間賃含めて1ユーロ渡しました。本当は50〜60セントで出せるものなんですけどね。ま、いっか。郵便の到着を楽しみにしておこう。そして水類を全部処分して、荷物検査へ臨みスムーズに通過。次は出国審査へ。パスポートを見せてこれも無事に通過。出るとそこは免税店のショッピングゾーン。デュティーフリーでなんか買おうということで、ペンネやチョコなどを購入。ついでに最後の水も購入し、私は初めてグラッパ(炭酸水)を購入しました。刺激のある水、なかなか美味しいです。モノレールで搭乗口まで移動。搭乗口でビデオをいろいと撮影していたら、やっぱり係員さんに注意されました(^_^;)とっても常習犯です(爆)搭乗時間が来て、私たちはJALチャーター便8828便に乗り込み20時50分に定刻どおりローマを離陸しました。長かったイタリア滞在もこれで終わりです。チャオ!!イタリア!!
○日本へのフライト〜帰国へ イタリアを離れて再び長い長いフライト。帰りの仙台までは11時間。飛行ルートは一緒ですが行きより飛行時間が1時間ほど早くなっています。乗ってすぐに飲み物とおつまみが出て、私はjビールをチョイス。やっぱり日本のビールは美味しい。機内テレビは行きと一緒です。食事は晩御飯と朝御飯で2度ほど出ました。ものすごく疲れていて、眠っているときに足が疲れていて、お行儀が悪いのですが、荷物入れに足を乗せて、高くして寝ました(苦笑)でも相変わらず飛行機では熟睡できません。 ■8日目(2007年8月16日)〜晴れ〜 ○仙台空港から福岡空港へ 寝たか眠らなかったか分からない状態で、11時間の14時ごろ後仙台に到着しました。到着直前にアナウンスがながれ、日本は40度を越す記録的な猛暑で、千葉のほうで地震があったというニュースも伝えられてビックリしました。とうとう仙台に到着。ただいま日本!!!仙台で降りるお客さんを先に飛行機から降ろし、福岡まで行くお客は後から降りました。トランジットのチケットを受け取り、再び荷物検査、身体検査へ。そして搭乗口でしばらくのんびり。ここでメールチェックするといろんな方からのメールが入っていました。帰国報告メールを打ちました。16時ごろ再び飛行機に乗り込み、福岡へ。福岡には18時過ぎに到着。入国審査を受けて、手荷物を受け取ったところで、添乗員さんとツアーの皆さんともお別れです。本当に心から楽しかったです。皆さんお世話になりました。
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