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■6日目(2007年8月13日)〜晴れ〜 ○起床〜ホテル出発
○世界遺産/カプリ観光〜昼食 カプリ島は「ナポリ湾の真珠」と呼ばれ、古くはローマ時代からセレブの別荘などがある東西約6km、南北約3kmの島。一部を除き断崖の海岸で囲まれていて、断崖には洞窟が65箇所もあるそう)。真っ青な海にものすごく感動。港は沢山の観光客でいっぱいでした。ここで日本語が堪能なイタリア人男性ガイドさんと合流。(このガイドさん、早稲田大学に留学されていたそうで、日本語は完璧。偶然だけど頭は東国原知事っぽい感じでしたが、サングラスをかけてなかなかカッコよかったです)この島の名所は、青の洞窟 。高速船を下車すると、すぐに青の洞窟ツアーの乗船所に並びました。人気のあるツアーなのでものすごい列です。私たちは30名乗りくらいのモーターボートに乗り込みました。風景を楽しみながらモーターボートに乗って行くこと20分くらいで、洞窟の入り口に到着。今日は入れるのだろうか?どきどきして見ていると、大丈夫、今日は入っています。すっごく嬉しいですヽ(^o^)丿入れるかどうかは五分五分と言われていたので本当にラッキーです。 ■ナポリ港〜青の洞窟まで
■さあ青の洞窟へ到着です!!
洞窟の入り口の近くに来ると私たちは順番に4〜6名人乗りの手こぎボートに乗り替えます。乗り換えるときに非常に揺れるのでドキドキしました。そして高さが1.3mしかない小さな入り口から、船頭さんが入り口に取り付けられた鎖をたぐりながら「1・2・3!」とかけ声をかけて入ります。 入るとそこはまさに「青の洞窟」。海水で浸食された真っ暗な洞窟の内部の広さは、長さ約75m、幅約20m、高さは海面から約10m。小さな入り口から太陽の光が海水に(横から)差し込んでいるため、光の反射で海水が真っ青に輝いて見えるのです。とっても綺麗で言葉をしばらく失いました。洞窟の中では船頭さんが「サンタルチア」や「帰れソレントへ」を歌ってくれるんだとか聞いたんですが、歌はありませんでした。(残念)でも静けさがまた幻想的だったりしました。正味洞窟の中に居たのは5分間ほどでしたでしょうか、見事な技術で再び洞窟の外に出て、現実の世界に戻りました。最初はドキドキだったけど本当に愉しかった。本当に最高です!!!洞窟の出入りで少々濡れましたが、カプリの水なので、濡れるのも嬉しかったし、それにこの暑さなのですぐに乾きました。最後に船頭さんにチップを払い、手漕ぎボートから再びモーターボートに乗り換え、皆さんで「すごく良かったですね」と話していると、またその感動が大きくなりました。あの海の青さ、私は一生忘れないと思いました。 ●今度はいよいよ私もトライ!!
◆映像ライブラリ
その後私たちは再び港に戻り、今度は小さなマイクロミニバスに乗って昼食会場へ。カプリの島は道路が狭いのでバスは小さいものが主流です。坂を上がり、そして下車して有名なリモンチェッロのお店に寄りました。リモンチェッロはレモンで作った甘いお酒です。試飲して私にはちょっと甘すぎるかなと思ったのですが、お菓子などに使うと良さそうです。日本でも手に入りそうだったので、見るだけにとどめておきました。その後、坂を少し下りたところに昼食会場がありました。オープンテラスでとっても贅沢な雰囲気です。飲み物はビール(BIRRA PORETTI)、前菜にスパゲティボンゴレ、シーフードのフリット、そしてデザートはチョコレートケーキです。とっても美味しかったですが、毎回デザートはまさにチョコづくしです(苦笑)食事が終わって、再びマイクロバスに乗り港へ。港での待ち時間にリモーネ味のジェラードを食べました。美味しかったっ。2ユーロだったのですが、50ユーロ札を出してかなり嫌な顔されてしまったのでした(^_^;)再び高速船に乗りナポリ港へ。疲れた私は寝かぶり状態。船は40分後には再びナポリに着き、そこで待っていたバスに乗って、今度は世界遺産・ポンペイ遺跡観光に向かいました。
■昼食風景
○世界遺産/ポンペイ遺跡観光 ポンペイ遺跡へはバスで約1時間。向かっている途中でベスビオ火山の姿が見えてくると、もう少しで到着するんだという期待で胸が膨らみました。到着すると引き続き同じ現地ガイドさんの説明を受けながら、ポンペイの遺跡を観光しました。ここは西暦79年8月24日、ナポリ湾を見下ろすベスビオ火山が大噴火すると、南東10キロに位置したポンペイの町は火山灰に埋もれてしまい、その後、およそ1700年の時を経て始まった本格的な発掘によって、古代都市の様子がまるで時が止まったかのように出現したのです。最初に発掘されたかたはびっくりしたことでしょう。見学していると、町は、整然と区画されていて、住居はもちろん、劇場や公衆浴場、下水道まで完備されていました。びっくりですね!!!!人口1万人以上と推定される町には、壁画やモザイク画、市民が記した落書きなどが当時のまま残されていて、ローマ帝国の市民たちの贅沢で、享楽的な暮らしぶりを鮮やかに物語っています。そうした平和な日々は、ベスピオ山の大噴火によって、一瞬にして奪われてしまいます。逃げ遅れた人々は吹きつけた高熱のガスで窒息死し、その上に灰が降り積もりました。灰は硬く固まり、肉体が朽ちて空洞が残りました。研究者たちは、その空洞に石膏を流し込み、死の瞬間の姿を浮かび上がらせたのです。それは、家の中で身を寄せ合う家族、最後まで子どもに寄り添う母親、互いをかばい合うように抱き合う恋人などの姿でした。石膏の人型は、一瞬にして平和な日々を奪われたポンペイ市民の悲劇を伝えています。見ていてなんだかすごく悲しい切ない気分になりました。日本も火山の多い国ですから人事ではありません。そんな気持ちになって観光が終了。ここでガイドさんとお別れ。バスに乗り込みました。スケジュールが押していて、ここは早いスピードで見学したので、更に大きな石畳の道は足にツライ感じで、とても歩きづらかったです。さて私たちはこれから約3.5時間かけて高速道路でローマに向かいます。ここはもう皆疲れてお休みモード。ですが、私は頑張って目を覚ましていました。途中虹が見えたり、夕日がとってもまぶしかったです。
○ローマ着〜夕食 一度トイレ休憩が途中であり、ローマに着いたのは19時過ぎでした。そのまま夕食会場前で下車。今晩はカンツォーネディナー!!そして嬉しいことにワインは別注文でなく飲み放題です。レストランにはステージがあり、そこでピアニスト1名男女イタリア人歌手2名がイタリアの名曲「帰れソレントへ」「サンタルチア」 「オーソレミオ」などを歌って聞かせてくれていい雰囲気。お食事はまずグリンピースや海老の入ったリゾット。そしてトマトソースのペンネ、サラダ、鶏肉のソテー、デザートはチョコのムースです。またチョコです(爆)お料理はワインとともにとっても美味しくて本当にいい気分。ツアーの皆さんとも話が弾みました。最高です。その後四ツ星のベスト・ウエスタンホテル・プレジデントにチェックイン。今日は疲れたけれどいい気分で、入浴剤を入れてゆっくりお風呂に浸かり眠りました。 ■夕食風景〜カンツォーネディナー
■プレジデントホテル
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