第6日目へ進む |
第4日目へ戻る |
■5日目(2007年8月12日)〜晴れ〜 ○起床〜ホテル出発 6時に起床。8時から朝食で9時半にバゲージダウン。今回はナポリまでユーロスター(新幹線)での移動となるため、スーツケースはナポリまで宅配業者に依頼して配送するんだとか。添乗員さんがその手続きをされていました。フロントの女性に50ユーロを両替してくれるようにお願いしたのですが、「No!」というお返事。やっぱり買い物ついでに崩すしかありません。 ○フィレンツェ市内観光 私たちは出発まで最後のフィレンツェを楽しむことにしていたので、中央駅(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)に10時半集合という約束を確認して、9時半になってホテルに呼ばれたタクシーに乗り、再びドゥオモがある中心部に向かいました。若いタクシーの運転手さんはとっても陽気で愉しい方でした。英語で「いつからイタリアに来てるの?」「どこに行った?」「今日の予定は?」など短い間に話がとっても弾み、そうこうしている間に到着。メーターは12ユーロだったのですが、ホテルへの呼び出し料が3ユーロ加算されて、合計15ユーロでした。タクシーを降りてドゥオモに向かいましたが。。。。。なんとなんと今日は13時半からの開館だそうです(涙)ナポリに移動しなくてはならないので、もう無理です。あーーーー残念(涙)リベンジはかないませんでした。昨日じっくり散策できなかったシニョーリア広場やウフィッツィ美術館周辺まで行って写真を撮影したりしながらのんびり過ごしていたら、集合時刻まであと30分となり、駅に向かう時間を考えて、広場を後にしました。サンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ行く途中にサンタ・マリア・ノヴェッラ教会がありました。予定の10時半に駅の電光掲示板下に集合。その後、軽食(ジュース・パン)を受け取り、恨みっこなしの席番号のクジを引き、添乗員さんよりチケットを頂き、10時55分ごろ出発予定のユーロスターに乗り込みました。
○イタリアの新幹線ユーロスターにてナポリへ ユーロスターは外観のデザイン以外はさほど日本の新幹線と変わりません。席はもともと向かい合わせにセットされていました。軽食をつまみながら、添乗員さんも一緒に愉しいお話をしながら、ナポリまでの約4時間を過ごしました。景色は自然沢山の風景ということで、日本とそんなに大きく違うということはありませんが、田舎の小さなお家までおしゃれに見えるイタリア、風景を見るたびにいいなあーーーという感じがしました。現地の若いイタリア人女性の乗客が、空いた席を見つけては「そこ空いてるの?」「座っていい?」みたいな感じで、私たちの席のまわりを終始うろうろ。自由席ならば空いている席は譲るけれど、ここは予約席だし譲る必要はないですときっぱり添乗員さんから言われ、お断りしました。ですが、その後もずーーーーーと私たちのエリアで席を狙っていたみたいです。なんだか落ち着きませんでした。添乗員さんと話が随分と弾んだのですが、やはりこれまで沢山の添乗経験をお持ちで、いろんな国の話をお聞きしていると、また世界が広がったようなそんな気持ちになりました。若い頃に1ヶ月間、イタリア・ローマに貧乏旅行されたこともあるそうです。ホテルはユースホステル。イタリア語が全く出来ないので、そのときは「自分は英語しか話せません」というイタリア語を1フレーズだけ覚えて行かれたんだとか。幸いにもイタリアは英語が通じます。イタリアはそのときに大好きになられたんだとか。そんな添乗員さんが添乗してくださる旅行、充実していないわけがありません。
後日おとずれるローマも通過して、列車は15時頃にナポリ中央駅に到着。ナポリは民謡「サンタルチア」や「ナポリを見て死ね」という言葉もあるくらい有名な南イタリア最大の都市です。ピッツアマルゲリータはナポリで生まれた有名な食文化ですね。ナポリの駅は、残念ながらゴミが沢山落ちていて、港町だからなのか、時折飛んでるハエもなんだか気になるなあと思いました。治安的にもなんだか危険な香り、改めて注意を促されました。待っていたバスに乗り込むときに現地の日本語の話せるイタリア人ガイドさんが合流。レストランに直行しました。行くまでの街並みはやはり港町ナポリという感じで趣があります。そうこうしている間に到着。レストランでいただいたのは、ビール(ここはJTBさんのサービス)、パン、ボロネーゼ(マカロニが巨大です。これまで一番のお気に入りかも)、メインがチキンのソテー(添えてあるのは甘いジャガイモ。まるでサツマイモのようです)、そしてデザートはチョコレートケーキ。なんだかデザートはチョコばかりですね(汗)けっこうなボリュームでお腹がいっぱいになりました。腹ごしらえも完了です。
○世界遺産/ナポリの歴史地区を車窓観光 バスに乗り込み、ここで再び現地ガイドさんが交代。日本語の出来るイタリア人の方です。(前のガイドさんはレストランまで案内するためだけの方だったのか・・・笑)さあ、これから世界遺産のナポリの歴史地区を車窓から観光です。マイクで説明を受けながら、スペイン統治時代の17世紀初頭に、建築家ドメニコ・フォンターナの設計により建築されれ以後、ブルボン家を始めとするナポリ王の宮殿として使用された「王宮」、「国立考古学博物館」、「ウンベルト1世のガレッリア」の外観などを車窓から眺め、13世紀にアンジュ家出身のナポリ王カルロス1世が、フランスのアンジェ城をモデルに建築したといわれている「ヌーヴォー城」は下車して写真を撮影しました。キュートな感じでなかなかグーですね。サンタルチア港の小島に突出して作られた要塞である「卵城」は、サンタルチア港の近くでバスを下車して海を眺めた際にじっくり見ることが出来ました(卵城の名前の由来は、この城を建てる時に基礎の部分に卵を埋め込んで、「この卵が割れたときはこの城だけでなく、街全体に危機がおよぶだろう」と呪いをかけられたことからついた名前らしい)。真っ青な海沿いをしばし散策したのですが、本当に気持ちいいです。「ナポリを見て死ね」って言う気持ち、とってもよく分かります。(まあ死ななくてもいいかもですけどねっ)遠くに有名なベスビオ火山も見えます。海を眺めていると本当に心がすーーーーと休まる気持ちがしました。観光が終了し、バスでホテルに向かう途中で現地ガイドさんとお別れしました。ベネチアの最初のガイドさんと今回のガイドさん、お二人ともなんだかアンジェラ・アキさんみたいな雰囲気でキュートでした(笑)
○ホテル着〜夕食 再びバスに乗り込みホテルへ向かいました。宿泊のホテルは四ツ星のアメリカンホテル。イタリアで何故アメリカンなのか、それは謎です(笑)チェックインしても宅配に頼んだ私たちの荷物はまだ届いていませんでした。しばらくお部屋でゆっくり。1時間ほど仮眠を取りました。ゴトッと音がしてドアを開けるとスーツケースが届いていました。安心しました。遅いお昼ご飯だったので、今晩の晩御飯タイムは若干遅めでしたが、困ったことにあまりお腹が空いていません。20時ごろになってホテルからバスで10分くらいの夕食会場へ向かいました。まずはワイン、そしてトマトが乗ったパンが出て、メインはナポリ名物ピッツアマルゲリータです。生地は厚いパンタイプ。1人1枚、お皿に乗って出てきたのですが、この1枚がものすごくジャンボサイズで、半分食べたところでお腹がいっぱいに。チーズが苦手な私でもこのマルゲリータは美味しくいただくことが出来ました。本場はなんだかやっぱり違います!!!デザートはチョコレートソースのかかったパンナコッタ。デザートは別腹ということでキレイに平らげたのです。晩御飯が終わって、バスでホテルに再び戻りました。バスの中で明日のスケジュールを確認。明日は楽しみな青の洞窟観光があるので楽しみです。
|
第6日目へ進む |
第4日目へ戻る |