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ドイツ観光ルート概要(1日目〜4日目)
★2日目★2010年9月7日 曇り一時雨 起床〜朝食 今日は朝5時半に起床。昨日はまあまあだったお天気も下り坂。しかも肌寒く、初冬に近い10度ちょっとくらいの気温。今日はとっても楽しみにしているライン川クルーズもあるのに、本当に残念な気持ちでいっぱい^_^;でも、それなりに大いに楽しもうと心に決めました。 洗面、着替え、お化粧、身支度を済ませた後は荷造りをしてスーツケースを部屋の外に出し(ポーターさんが運んでバスに積んでくれます)、6時半過ぎにホテル1Fの朝食会場へ向かいました。会場は赤を基調にした素敵な雰囲気です。ホテルの方に「グーテンモルゲン!!!(おはようございます)」と挨拶して会場に入りました。同じツアーの皆さんらと一緒にお食事タイム。バイキング形式だったので、各自お皿に好きなものをチョイス。ドイツならではのソーセージやポテト、ハム、そしてチーズ、ライ麦パンなど、どれもとっても美味しそう。朝からこんなにいただいてお腹が一杯です(笑)飲み物はエスプレッソと普通のコーヒーをそれぞれいただき、眠気を覚ましたのです。「ダンケシェーン(ありがとうございます)」とホテルの方に声をかけ、会場を出ました。
ホテル出発〜リューデスハイム着 朝8時にホテル1階ロビーに集合。外に出てみると・・・本当に寒い、寒すぎる!!!!薄手のチュニックにカーディガン&マフラーというこんな薄着だけど大丈夫だろうか?同じツアーの方々ではダウンを着ている方もいるし(苦笑)ヨーロッパの天気は本当に難しい・・・・・。四六時中外に居るわけではないし、まあ大丈夫だろうと、この服装のままで1日頑張ることにしました。 私たちの乗る派手なピンク色のバスが既に到着していました。良く見ると・・・メルセデスベンツのロゴが!!!!そして付近にはベンツのタクシーも停車中でした。日本では高級車なベンツがバスだったりタクシーだったりするのは、かなり違和感がありますよね!!!!!添乗員さん曰く、「ベンツやBMW、アウディ、ワーゲン、オペルなどなどドイツ車はこちらでは日本で言うトヨタやニッサンと同じ国産車ですから、それは別に当たり前なんですよね〜でも確かに日本人の感覚だと違和感ありますねけどね〜」と言われ、納得です。普通に道路を走っている車がベンツなどのロゴが入ったものばかりですし。でもベンツのバスなんて、ちょっと嬉しいじゃないですか〜。私たちはセレブなお客さん???なんて勝手に想像しながら乗車しました。
リューデスハイム観光 「つぐみ横丁」散策とドイツワインの試飲 ライン渓谷中流上部にあるワイン醸造の町リューデスハイムに到着。150mほどの狭い通りドロッセルガッセ (Drosselgasse:日本名は「つぐみ横丁」)には、ワイン酒場が並びます。 私たちは雨の中、添乗員さんの説明を受け、写真を取りながら雰囲気を味わいつつ、通りを楽しく歩きました。雰囲気のある石畳の道や趣のある建物、店構え等々、見どころ満載です。ドイツ語の看板を見るだけで嬉しくなっちゃうんですよね。 そして最初の目的地「ワインケラープロスト」に到着。このお店は日本人の経営なのだそうで、日本人のスタッフの方が丁寧にワインの説明をしてくださいました。ドイツの代表的な白からアイスワイン、そして赤ワインまで12種類ほどのワインが試飲でき、しかも制限なし(爆)ということで、なんてすばらしいと思いながら、調子に乗っていろいろと試飲させていただきました。私は普段赤の辛口ワイン党なのですが、ここでは白のほんのり甘いワインがとても気に入りました。美味しかったです!!!!(添乗員さんが、この後ライン川クルーズも控えているので自己責任で適量をお飲みください!!!!と言われてありましたが。。。。早くも私は「飲んへえ」と思われているのでしょうか?なんて。以前試飲時にとても飲み過ぎたお客様がいらしたそうで、ライン川クルーズが満喫できなかったとのことでした・・・爆)
世界遺産「ロマンチックラインクルーズ観光」 (リューデスハイム〜サンクトゴア) 次は世界遺産のライン川クルーズを楽しみます。ライン川は全長1,233キロ。そのうちドイツを流れるのは698キロ、ドイツ人はこの川を「父なる川」と呼んでいます。ドナウ川とともに、外国の船が自由に航行する国際河川の一つとなってます。私たちは雨の中を乗船場に向かいました。駅に着くと既に乗車を待つ方たちでごった返していました。相変わらず雨が降っているので、川辺の景色はもやっていてきれいには見えないでしょうけど、でもいいんです。それなりにドイツのこの風情を楽しもうと思っていました。雨が降って、川のそばにいる状況だと、さらに寒さが増して、ブルブル凍えるようです。早く船に乗船したいなあと時間がくるのを心待ちにしていました。 乗船の時間が来て船に乗り込み、そして船は動きだしました。解説によると、ライン川流域のマインツからコブレンツの間が「ロマンティック・ライン」と呼ばれて、川辺に立つ数々の古城が中世の香りを醸し出していることで有名で、城がこんなに狭い地域に並んでいるのはとても珍しく、その理由は川を行き来する船から通行税を取るために、領主たちがこぞって城を建てたためで、いわば城は税関であったということ。先を急ぐ観光旅行の場合は、そのうちの、リューデスハイムからザンクト・ゴア間のおよそ2時間の船旅を利用するとのことなので、まさに私たちのツアーはドンピシャリ。ハイネの詩「なじかは知らねど…」で有名なローレライの岩山は“ロマンチック・ライン”のシンボルとして有名。ユネスコ世界文化遺産に登録されたのだそうです。 船内ではドイツ語や英語のアナウンスと共に、親日の国だからということなのか、日本語のガイドアナウンスも流れました。しかし、順番は一番最後なので、日本語ガイドの時に景色を見ても、時既に遅しで、通り過ぎている場合が多いので、添乗員さんからは、ドイツ語アナウンスが聞こえてきたら、とりあえず景色を見るようにアドバイスされました(爆笑)行き飼う船は観光フェリーだったり、車や石炭などの巨大運搬船だったり、警備のパトロール船だったりさまざまでしたが、このライン川は道路と同じで、観光のみならず産業用としても大きな役割を果たしているんだなあとしみじみと感じました。 今回のクルーズで見ることのできた古城はラインシュタイン城、プファルツ城等(舌を噛みそうな名前ばかりですが・・・)々沢山あります。本当に素晴らしい風景でした。(詳しくは下記の写真をどうぞご覧になってくださいね!!!!)クルーズのクライマックスは世界遺産のローレライです。ローレライは、ライン川流域の町ザンクト・ゴアルスハウゼン近くにあり、水面から130mほど突き出た岩山のことで、ここはとても流れが速く、水面下に多くの岩が潜んでいるため、かつては航行中の多くの舟が事故を起こした場所です。(現在は幾度にも渡る工事により大型船が航行できるまでに川幅が広げられているとのこと)ローレライ伝説は、上述のようにローレライ付近が航行の難所であったことが、ローレライにたたずむ金色の櫛を持った美しい少女に船頭が魅せられると船が川の渦の中に飲み込まれてしまう、という魔女伝説に変化したものなのだそう。見た目は普通の岩山という感じなんですけど、背景のストーリーを聞くとなんとも言えずロマンチックで、ここを通過する際は特に、船内でハイネのローレライの曲が流れ、とても趣がありました。クルーズはサンクトゴアで終了。とても満足出来ました!!! ちょっとだけ、個人的にうれしいことが。BGMで一時キャンディ・ダルファーがデイヴ・スチュワートと共演した"リリ・ワズ・ヒア"が流れました。情緒あふれるこのクルーズのBGMとしてはぴったり。キャンディはオランダ人だけど、ドイツでも人気があるのだなあとちょっと嬉しく思いました。
サンクトゴア下船〜昼食タイム〜ローレライ ライン川観光の終着駅サンクトゴアで船を下船しました。サンクトゴアもリューデスハイムと同じくかわいらしい雰囲気の街。昼食タイムということで、ローレライを正面に見るライン川対岸にある「ローレライ」(同じ名前)でお食事しました。食事はロールキャベツがメインでまろやかな味付けで美味しかったです。他にスープ、デザートはプリンでした。プリンはサラっとした液体状で変わった感じ。もちろん、ここでも名物白ワインをいただきました。ロールキャベツの付け合わせでロールキャベツ下に敷いてあったマッシュポテトの量がとっても多くて、さすがに残してしまいましたが、他は無事に完食。食は旅行の醍醐味でもあるし、満喫しなければ!!!!
ロマンチック街道の起点「ヴュルツブルグ観光」 世界遺産「レジデンツ宮殿」と聖キリアン大聖堂観光など サンクトゴアからロマンチック街道の北の起点ヴュルツブルグに向かいました。マイン川のそばに位置し、フランケンワインの集積地としても有名なのだそうですが、世界遺産の街としてとても有名です。現地に到着したのは午後2時頃だったでしょうか。バスを降りるとやはり寒い〜〜♪ブルブル震えながら傘をさしていました。到着して現地のドイツ人ガイドさんと合流。このガイドさん、中央大学で日本文化を学んでいらしたということで、少しぎこちないところはあっても日本語は完璧。しかも愛らしいキャラで皆さんの気持ちをぐっと掴んでいらっしゃいました(笑) 最初に観光したのは「ヴュルツブルグ司教館」として世界遺産に登録されているレジデンツ宮殿です。厳格なドイツらしく、館内での撮影は一切禁止です。貴重品をロッカーに預けて館内の観光がスタートしました。ここはヴュルツブルクにある大司教の宮殿で、バロック建築様式を代表するヨーロッパでも屈指の宮殿であり、18世紀に大司教の皇子、カール大帝の命でバルタザール・ノイマンの設計により、建設が始められました。ベルサイユ宮殿に負けないように対抗心を燃やして豪華に造った宮殿とも言われています。有名なのは、「階段の間」で、柱の無い広大な吹き抜けに、画家ティエポロの描いた、世界で一番大きいフレスコ天井一枚画があります。この天井画は世界の4大陸をイメージして描かれていて、壮大で本当に圧巻、とても感動しました。他に壁面が一面鏡貼りの「鏡の間」(スケールこそ違いますが、さすがフランスのヴェルサイユ宮殿に似ています)などもキラキラしていてとても美しかったです。ドイツ人ガイドさんが、数日後にイギリス俳優のオーランド・ブルームがこの宮殿を訪れる予定になってますと話してありました!!!!後で調べたら9月13日にここで彼の出演する3D映画「三銃士」の撮影があったようです。宮殿裏側には大きな美しい庭園もあるんですが、今回は見学することが出来ませんでした。 その後向かったのは「聖キリアン大聖堂」。ロマネスク様式のこの建物はドイツで4番目に大きい大聖堂で、8世紀の後半に最初の大聖堂が建てられたが9世紀半ばに焼失。12世紀の終わりに現在の姿で再建されたそうですが、第2次世界大戦で瓦礫の山になり、1967年までかかって修復されたそうです。 ドイツもそうですが建物に必ず中庭があるのが、ヨーロッパでは特徴的です。ガイドさんが現在レストランとして利用されているお店があって、そのお店の中庭がとてもきれいだということで、私たちを連れて行って下さいました。中庭は緑あふれるとても癒される空間になっていました。いいなあ〜〜〜。こちらは現在高級レストランとなっているので、特別な日にお食事に行かれるお店だそうです。 他には、この地で殉教した聖人キリアンと弟子のために建てられた教会「ノイミュンスター教会」の外観を見学しました。建物の外観姿や佇まいはもちろん素晴らしいのですが、ここはリーメンシュダイナーによる彫刻が有名だそうで、外壁に沿ってある彫刻も見事でしたよ。その後マルクト広場周辺の建物やアルテ・マイン橋(旧マイン橋)からマイン川沿いに建つマリエンベルク要塞を見たりしましたが、どの風景もとても絵ハガキのようで素晴らしかったです。他にもガイドさんの案内で市内をいろいろと観光しました。ドイツらしい街並みにほっとしながら、風景を眺めていました。 観光を一通り終えて、ガイドさんに別れを告げ、私らは再び観光バスに乗り込みました。ヴュルツブルグ、もう一度機会があったら是非とも来てみたい街です!!!!
ローテンブルグ着〜ホテルへ ヴュルツブルグを出発し、ローテンブルグに到着したのは、午後7頃だったと思いますが、日没が遅いのでまだ明るかったです。今夜は城壁内のホテル「ライヒスキューヘンマイスター」で、今回の旅行では一番の趣のあるホテルと言えるので、とても楽しみにしていました。添乗員さんがチェックインの手続きをしてくださり、私たちは鍵を受け取り、夕食と明日のスケジュールについて説明を受け、別館にある部屋にそれぞれ向かいました。本館でないので、部屋は新しいスタイリッシュな雰囲気でしたが、きれいなお部屋に越したことはありません。 荷物を少しだけほどき、整理した後、本館の1階にあるレストランに集合。ツアーの皆さんで一緒に夕食を取りました。夕食はメインがチキン。サラダとデザートが付いています。飲み物は黒スグリ(カシス)のジュースにして、休肝夜を設けることにしました(大爆)料理はまあ、無難というか、可もなく不可もなくという感じですね。付け合わせのポテトフライに、「またイモが出た!!!」と皆さんで大笑いしていました。ドイツの方って本当にジャガイモ大好きなんだなあ・・・・。 「食後、マルクト広場でからくり時計を見ましょう」と話していたんですが、話が盛り上がって、行く時間を過ぎてしまい、からくり時計は明日にお預けとなりましたが、夜景だけはしっかり堪能したのでした!!!!続く明日からの観光がとても楽しみです。
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★3日目★2010年9月8日へすすむ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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