まえがき

2016年1月14日、咽頭がんで長く闘病生活を続けていたセリーヌの旦那様レネ・アンジェリル氏が逝去され、1月22日、レネ氏の葬儀は故人の希望により、セリーヌと結婚式を挙げたカナダのモントリオール・ノートルダム聖堂にて国葬として行われました。セリーヌにとって息子さんたちにとって、そしてファンにとっても辛い辛い出来事となりました。

長男レネ=チャールズくんは、「15年は、息子が父親について理解するのは、長い時間とはいえないものでした」という弔辞を担当。ユーモアを交え笑いをとりながらも、気丈に天の父へメッセージを次のように送りました。「あなたはぼくら兄弟が共有する、素晴らしい思い出を充分なだけ遺していってくれました。弟たちが、あなたのいない世界で成長するにつれ、ぼくはあなたから学んだことを、弟たちに伝えていくつもりです。(中略)パパ、ぼくらはパパの教えを守って、これからも生きていくことを約束するよ」と。立派に大人になったレネ君、これからセリーヌをしっかりと支えてくれるはず。

セリーヌは葬儀の前日にコメントを発表し、「私のキャリアは、彼の傑作、楽曲、シンフォニーがあってこそのものだと理解しています」と、夫としてだけでなく、歌手としての自分を作り上げてくれたレネへ感謝をささげるとともに、「もし彼が私たちを残して逝ってしまったとしても、私は彼抜きで、彼のために生き続けていかなくてはならないと、自覚したのです」と、力強いスケジュール言葉をつづったそうです。その後ラスベガスシーザーズパレスではレネ氏のお別れの会が催されました。(悲しみは続くものですね、レネさんの死後間もなく、セリーヌのお兄さんもお亡くなりになりました・・・・)

セリーヌの最愛の夫であり、皆さんに愛されたレネ氏の死からはや半年経過。セリーヌは天国のレネさんに見守られながら、2016年2月23日にベガス公演を再開、その後ニューフレンチアルバム 『Encore un soir 』の発売、夏のヨーロッパ・カナダツアーを経て、ラスベガスコロシアムで再び2016年9月20日から公演を再開します。

セリーヌの復活を見届けるため、そして偶然にもこの日は私の誕生日・・・・これは絶対見に行かねばなりません!!!!最初のチケット発売から既に3か月ほど経過していましたが、ショーのチケット、飛行機やホテルを確保しました。仲間とは都合が合わず今回も一人旅となりますが、ワクワクドキドキの旅になるように祈りながら、準備を進めたのです。セリーヌのショーを見ること以外の予定はとりあえず真っ白、どんな旅になることやら。。。。。

2016年9月発売の 『Encore un soir 』
  
  ピンクがセリーヌの復活の為に提供した"Recovering"


 悲しみをこらえてステージに復帰したセリーヌ初日公演(2016.2.23)


初日は3列目通路側、2日目は後方8列目が確保出来ました!!!