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■3日目(2007年8月10日)〜晴れのち曇雨 ○起床〜ホテル出発 今朝は6時に起床。ホテルは午前中にチェックアウトなのでバゲージダウンは7時半。朝食を昨夕と同じレストランでいただきました。ここではゆで卵ではなく貴重なスクランブルエッグがありました(爆)内容は前日とそう変わりません。シンプルに朝食を済ませて、8時半にバスでホテルを出発。本日向かうのは、楽しみにしていた世界遺産のベネチアです!!
○世界遺産/ベネチア市内観光とゴンドラ遊覧〜昼食 バスはベネチア本島に渡る船が出港する港に到着。30〜40名乗りの貸切のボートに乗船して本島に向かいます。だんだんと近くなるにつれて、島に浮かぶキレイな街並みが目にとても美しく見えてきました。ベネチアは「水の都」「アドリア海の女王」と称えられ、117(120以上ともいわれています)の島と150もの運河、400の橋で成り立つ水上都市です。潟に杭を打ち、海を埋め立ててこの地に人が移り住んだのは約1500年前。その後、7世紀にドージェ(統領)を戴いた共和制国家・ベネチア共和国が誕生し、貿易の中継地として東地中海の覇権を掌握しました。シェークスピアの戯曲「ベニスの商人」でも知られ、この街の美しさは「ベニスを見て死ね」という格言からもわかります。街と周辺の島々を含むエリアが「ベネチアとその潟」として、世界遺産に登録されています。ベネチア本島の港に着くと、そこはもうおとぎの国ともいうべき別世界が広がっていました。
到着して、イタリア人で日本語堪能な現地ガイドさんと合流。ゴンドラ遊覧すべく、発着地に向かいました。順番に船に乗せられていきます。私の乗った船は6名が乗船。乗るときに船が揺れてドキドキしましたが、なんとか無事に乗船できました。ゴンドリエーレはブルース・ウィリスみたいなスキンヘッドのおじさん、口笛を吹きながらもくもくと船を操縦して、船は運河を静かに静かに回っていきます。とっても優雅でロマンチックな雰囲気です。有名な「溜息の橋」も通りましたが、時間の関係で残念ながらリアルト橋は通りませんでした(涙)時々他の船ともすれ違い、すれ違うたびに"チャオ!!"と挨拶。30分くらい経過したでしょうか、愉しかったゴンドラ遊覧も終わり、チップを一人1ユーロ渡し下船。
その後、皆が集合した後しばらくして、韓国系イタリア人と若い日本人男性ガイドさんと合流。それから、ベネチア共和国の総督が住み、立法、行政、司法の中枢だった建物であるドゥカーレ宮に入場、それから街の守護聖人であるサンマルコを祭るため9世紀につくられたビザンチン様式の建物であるサンマルコ寺院に入場し見学しました。どれもこれもため息が出るほど素晴らしかったです。そしてナポレオンが「世界で最も美しい客間」と讃えたというサンマルコ広場を見て、ただただ圧倒されました。時折大鐘楼の鐘の音が広場中を響き渡り、自分がこの歴史ある場所に居ることが信じられなくて、とっても感動しました。そしてベネチアングラスの吹きつけの実演などを見学し、ベネチアングラスのショップに案内されました。ベネチアングラスは何度も焼き付けているのでとっても丈夫なんだそうです。叩いても落としても割れませんと、テレビショッピングさながらに日本語を話すイタリア人のおじさん(京都に居たことがあるそう)がおもしろおかしく説明してくれました。とってもキレイで美しい焼き物ですね。とてもいいお値段なので購入は出来ませんでした(^_^;)ここで現地ガイドさんたちとお別れ。その後フリータイム。とにかく痛いくらいのすごい日差しで暑かったので、日陰でジェラードをいただくことに。2ユーロでバニラとチョコのミックスをいただきましたが、とっても美味しかったです。早く食べないと溶けるので、もうかぶりつき状態でした(汗)その後写真を撮っていたりしたら時間が経過し、再び集合時間に。
ベネチアといえば、キャサリン・ヘップバーンとロッサノ・ブラッツィ主演の映画「旅情」(1955年)が有名ですよね。リアルタイム世代でない私は、当然見たことがなく、行く前に予習したかったのですができませんでした。でもこんな風景の中で撮影されたんだろうなあ、素敵だなあと思いました。さて次は昼食です。再びベネチア上陸時の最初の現地ガイドさんが現れました。路地を入ったカジュアルな感じのアメリカンテイストなお店で、喉がとっても渇いていたので、まずはピール(BIRRA MORETTI)をゴクリ。もう最高です!!そして前菜で名物のイカスミパスタ。少し生臭いけどそれがまたなかなか美味しいです。昔にベストが大流行したベネチアでは魔よけの意味でイカスミを食べるようになったんだそうですね。皆さんお歯黒状態になっていて、笑った顔がかな〜〜り怖かったです。そしてメインはシャケのソテー。これはイタリアでなくても日本でも食べれるかなあ(笑)その後、サービスでピザが出てきました。クリスピータイプでとっても軽く食べやすかったです。そして最後にカルピスサワーみたいなドリンクが出てきました。アルコールも少々入っています。おごちそうさま!!!お腹も大満足で、再び来た道を戻り、ベネチア本島に別れを告げました。港に着いたときに現地ガイドさんとお別れ。ベネチア、本当に素晴らしいところです。きっと一生忘れません。
○ベネチアからフィレンツェへ 午後4時頃、再びバスに乗り、私たちは約3時間かけて高速道路を通り、次の行き先フィレンツェへ向かいました。ベネチアと並び、フィレンツェも楽しみにしていた都市の一つでした。ワクワク。山越えの長い長いバスの旅路、車窓から風景を眺めながら、時折うとうとしている私たちを乗せてバスは走ります。時折にわか雨でポツポツと降ってきました。今日はもう観光はないので大丈夫。雨のイタリアもちょっといい感じです。添乗員さんが次の行程の打ち合わせなのか、ずっと電話で話してありました。トラブルかな?本当に添乗というお仕事は大変だと思う。途中で1度トイレ休憩が取られたり、そうこうしている間にフィレンツェに到着したのです。到着時には雨はすっかり上がっていました。 ○フィレンツェのホテル着〜夕食 午後7時頃に、フィレンツェの四ツ星のラファエロホテルに到着。チェックインして荷物を置いて少しだけのんびりした後で、フィレンツェの街にある夕食会場であるリストランテに向かいました。こじゃれたいい雰囲気のレストランです。お酒はやっぱりイタリアといえば名物のキヤンティの赤ワインをチョイス。ものすごく口当たりが軽くて飲みやすいのですが、深みもあり美味しいのです。いただきながら、まず前菜で出てきたのはバジル風味のマカロニ風パスタ。個人的にこれ大好きでした。その後がメインのトスカーナ風ステーキです。付け合せはマメを甘く煮たもの。炭火で焼いた香ばしい骨付き肉はなかなか味わいがあって美味しかったです。そしてデザートはチョコレートケーキ。初日のデザートにも出たっけ。お腹が大満足したところで、ほろ酔いでリストランテを出ました。このリストランテはフィレンツェのど真ん中にあり、石畳の道路に趣のある街並みの夜景がそこには広がっています。うわーーー私はフィレンツェにとうとう来たんだーーーーと大感激。夜のジョットの鐘楼とサンタ・マリア・デル・フィオーレ(花の聖母教会:ドゥオモ)のツーショットは最高にロマンチックで幻想的でした。再びバスに乗り込み、ホテルに戻りました。明日もホテルは連泊なので、少し落ち着けます。でも、ここはイタリア、貴重品はホテルには残さないようにと口すっぱく言われたのです。ホテルに戻るバスで、添乗員さんから明日のスケジュールの連絡があり、各自部屋へ。今日のホテルにはバスタブがあります!!というわけで持参した入浴剤を入れてゆっくりお風呂に浸かり、今日の疲れをとり、寝ました。相変わらずイタリアのテレビ番組、何話しているのか理解できません(苦笑) ■食事風景
■ラファエロホテル
■番外編 イタリアのテレビをウォッチングしました。他のホテルとは違い、液晶画面だったので撮影しやすかったです!!
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