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 Celine Dion Taking Chances World Tour 2008
NewYork USA Live(9/15-16)Report
 

スケジュール
Sept 15, 2008 Madison Square Garden New York, USA
Sept 16, 2008 Madison Square Garden New York, USA

チケット
チケットのバーコードを係員さんがリーダーで読み取り、チェックされたあと、会場へ入場となります!


★Sept 15
アリーナ「Section:J Row:2 Seat:9」
(E-Ticket・・・チケットマスターからEメールで送られてきたチケットをプリンターで印刷したもの)

★Sept 16

スタンド「Section:316 H7」
(通常のチケット形態)

会場図&写真


マディソンスクエアガーデン
“世界で最も有名なアリーナ”

セットリスト
★Sept 15

I Drove All Night
The Power of Love
Taking Chances
It's All Coming Back to Me Now
Because You Loved Me
(with Charice Pempengco)

To Love You More
Eyes On Me
All By Myself
I'm Alive
Shadow Of Love
Fade Away
I'm Your Angel
Alone
My Love
The Prayer
Pour Que Tu M'aimes Encore
Queen Medley: We Will Rock You/The Show Must Go On
It's A Man's Man's Man's World
Love Can Move Mountains

Encore:
River Deep, Mountain High
My Heart Will Go On


黒太字は日本公演時にはパフォームしませんでした)

★Sept 16

 I Drove All Night
The Power of Love
Taking Chances
It's All Coming Back to Me Now
Because You Loved Me
To Love You More
Eyes On Me
All By Myself
I'm Alive
Shadow Of Love
Fade Away
I'm Your Angel
Alone

My Love
The Prayer
Pour Que Tu M'aimes Encore
Queen Medley: We Will Rock You/The Show Must Go On
It's A Man's Man's Man's World
Love Can Move Mountains

Encore:
River Deep, Mountain High
My Heart Will Go On
ライブレポート
(Sept 15, 2008 Madison Square Garden New York, USA)

注)当然ですがセリーヌのコメントは実際は全て英語only。ここでは読みやすくするために日本語を多用しています。また、ライブの記憶を辿りながら作成したものの、完全なものではありませんので、ニューヨーク公演のイメージとしてご参考までにご覧ください。
(All Photos were shooted by zyuka)
Opening

21時頃、照明が落ち、「Woo〜〜〜〜」「Oh〜〜〜〜」というオーディエンスの歓声と拍手が響き渡りました。そしてすぐにI drove all nightをカッコよくアレンジしたリミックスがズシンスシンとリズムを刻みながら流れる中、会場の中央で観客席から四方を囲まれるように設置されたステージ中央に設置された、上下する可動式の四面筒型のLEDスクリーンおよび上部の大型のスクリーン数枚に青みがかったモノクロ調のセリーヌのOpening Videoが映し出される。クールに車を運転するカッコいいセリーヌやこれまでの彼女の歌手生活の軌跡を辿った映像の数々、そしてこれまで行ってきた世界各地でのライブのダイジェスト映像(東京&大阪含む)が2、3分流れ、これから始まる未知なるライブの世界への期待がさらに高鳴っていくよう。手拍子をしてリズムを取るオーディエンス。そして曲の終わりに轟く効果音とともに、画面には大きく「NEW YORK」の文字が映し出される。地元ニューヨーカーたちのさらにさらに大きくなる歓声の中で、ステージ中央の可動式の四面筒型のLEDスクリーンが上部に上がり、そこには、ピンクの衣装を着て立たずむセリーヌが無言で立っていました。セリーヌの登場を待ちわびていたオーディエンスからの「Woo〜〜〜〜」「Oh〜〜〜〜」「Celine〜〜〜!!!」という怒涛のような悲鳴にも似た強烈な歓声で会場が包まれました。異国の地ニューヨークで、そして目の前にあのセリーヌがいる!!!!!もう私の心は感激と喜びでいっぱい。

広大なステージセット(16日のスタンド席より)
Celine Video Celine Video 最後にNewYorkの文字が!!
ビデオ終了後、四角形のLEDクリーン六角形に変化し、上に上昇すると、下からセリーヌが登場

I Drove All Night〜The Power Of Love


セリーヌがスローにスローに「I drove all night to get to you ,Is that all right?〜♪」と歌い始めるとさらに歓声が高まり、「Is that all right New York!!」「Is that all right New York!!」とセリーヌが観客に呼びかけ、「Yeah〜〜!!!」と答えるオーディエンス。皆の心をぐっとわしづかみにして始まったのはシンディ・ローパーのカバー"I Drove All Night"。大きく手拍子をしながら体を揺らしながらセリーヌと一緒に歌うオーディエンス。I drove all nigh〜とサビをセリーヌが歌う時には、一緒に右手を高く上げて左右に振る、これはお決まりのフリです!!!セリーヌの存在感、迫力そしてカッコよさに見とれながら、既に我を失いそうになる自分がそこに居ました。セリーヌに合わせて歌いながら手拍子。曲が終ると怒涛のような歓声が響き渡りました。そして、あまり間髪居れずに始まったのはスローなバラード"The Power Of Love"。「Cause I am your lady 〜〜〜♪」と超人的な伸びやかなヴォーカルに改めて感動せずにはいられませんでした。すごい、やっぱり本当にすごい。

MC


曲が終ると「Thank you so much!!!」「「ニューヨークに戻ってこれて嬉しいわ。だってここニューヨークはレストランもライフスタイルもショッピングも楽しいし、そのために最適な場所よね!!!。ふと気づいたんだけど、信じられないことに最後にニューヨークで公演をしてから今日のこの日まで、ほぼ10年たってしまったわ。皆、長い間待たせちゃったわね!!!そうよね?」とセリーヌが呼びかけると「Yeah〜〜!!!」と答えるオーディエンス。一方でリアクションが逆のお客さんがいたのか、もともと計算された冗談だったのか微妙ですが、「えっ、そんなに待ってなかったって!?(ちょっとムッとしたそぶりで)」「今夜は皆さん本当に楽しいのかしら???」っと、オーディエンスを大笑いさせるコメディエンヌなセリーヌ。再び笑みがこぼれました。それから改まって「今夜は言わせて!!この10年間の経過を感じさせないくらい、今日はあなたたちを近くで感じたいと思います。みんないいわね?」セリーヌの心のこもったメッセージに「Yeah〜〜!!!」と大きく沸くオーディエンス。そして「私のステージの前にショーをしてくれた才能あふれるゴーディー・ブラウンに感謝したいと思います。「Thank You Gordy!!!」と言い拍手をするセリーヌにオーディエンスらもゴーディーの為に拍手を送りました。(もちろんゴーディーは既にバックステージに下がっています)続くMCで「昨年2月からツアーをスタートして、数え切れないほど驚くべき素晴らしい経験をしてきました。まさに家族と一緒の冒険の旅です。」と自分の家族のこと、そしてセリーヌの81歳のお母さんテレサさんへの感謝の気持ちを話し、それから「私は今日皆さんと一緒に過ごせてうれしいの。それはこのステージ上で、バックステージで、そして・・・“ステージ下でさえ(※)“もなんですけどね」とここまでと話すと、オーディエンスは拍手に加え大爆笑の渦に!!!そして続けて、「とにかく今日この場所でニューヨークの皆さんと過ごすことが出来て幸せ。どうもありがとう!!!」と話すセリーヌに惜しみない拍手が送られました。(※注釈・・・セリーヌやメンバー達のチェンジの為に、狭い低いスペースがステージの下に設けられているのです)

Taking Chances


「さあ、ショーを続けるわよ!!次は"Taking Chances"です」とセリーヌの曲紹介で始まりました。ハードなミディアムロック調の曲で、セリーヌの"チャンスを掴むのよ!!!"という、ものすごいヤル気と気迫がみなぎったボーカルはさすが。その後、間髪いれずに始まったのは"It's All Coming Back To Me Now"。この壮大なスケール感のある曲に、会場全体がセリーヌワールド一色に包まれて、私たちオーディエンスは完全に圧倒されました。

"Taking Chances"
セリーヌのピンクの衣装にマッチしたスクリーンデザイン
15日のアリーナ2列目中央の席より。セリーヌものすごく近い!

Because You Loved Me

そして次に始まったのは映画「アンカーウーマン」の主題歌"Because You Loved Me"。この曲は感謝の気持ちを歌った曲だけに、会場の雰囲気がほのぼのとしたものすごく優しい雰囲気に包まれました。この曲の1番目のワンコーラスまで終った時に、音がフェードアウトして静かになりました。あれ?もう終わりなの?と私たちが不思議に思っていると・・・・・


〜16歳の天才少女シャリース・ペンペンコとの共演〜

セリーヌが静かに話し始めました。「数週間前に私の親愛なる友人オプラがとても類まれなる才能を持った若いシンガーのことを話してくれました。皆さんは先週のオプラ(ウィンフリーショー)を見てくれた?多くの皆さんは知っていると思うんだけど、彼女の名前はシャリースよ」と話すと、大きな歓声に包まれる客席。続いてセリーヌが話します。「私はとても興奮しています。彼女は16歳。そして、フィリピン出身です。彼女はマディソンスクエアガーデンの屋根を吹き飛ばしてしまうくらいの声を持っています(笑)。真実を話すと、これまで彼女と彼女の母親は父親の暴力という恐ろしい経験から逃れてきました。彼ら自身の人生の再スタートの為に、シャリースは自暴自棄になった母を救おうと誓いました。祈りと夢と天賦の才能、類まれなる声を通して、彼女は母国のあらゆるコンテストに出場し、賞を総なめにしました。結局はオプラショーを見た幸運な人たちにより、彼女が知られるようになりました。オプラは彼女の世話をしたがっていました。そこにプロデューサーのデヴィット・フォスターも加わりました。」「私は先週オプラショーでシャリースが私の曲の一つを歌うのを聞く機会に恵まれました。彼女はとても素晴らしい。私は彼女を今夜ここで、一緒に歌うために招待したんです。」

「ニューヨークの皆さん、では紹介します、シャリースです!!!!」ものすごい大拍手と歓声の中で、シャリースが恥ずかしそうにステージに上がりました。やはり幼さが残る16歳の少女。紫のワンピースで登場しました。改めてセリーヌがシャリースを紹介。小さいシャリースと大きなセリーヌは全く目線が違います。なので、セリーヌはかがんでシャリースの目を見つめて優しく語りかけます。「シャリース、とても美しくて素敵よ」と話すと小さく「ありがとう」と恥ずかしそうに返すシャリース。「(シャリースの)お母さんも大丈夫?」と客席の母親にも優しく呼びかけるセリーヌ。「どんな気分?」と聞くセリーヌに「とっても緊張しています」と応えるシャリース。「みんなあなたがナーバスなのは理解しているわ。私のマネージャーで夫のレネから聞いたのだけど、私が人前で歌い始めたのは12歳からなの。12歳と16歳、そんなに変わらないわ。同じでしょ?レネから私は"ステージに上がったら神経質になったり怖がったりするんじゃない、大好きな歌を歌うことだけ考えなさい"と言われたものよ」と励ましてあげるセリーヌ。「イメージするのよ。あなたがあなたの前で見る全ての人々があなたの兄弟で、あなたは居間で歌っていて、そして、それはあなたの家族なのよ」と、セリーヌはシャリースに優しく言いました。

そしてようやくシャリースが度胸を決めた頃、彼女の母にささげる歌"Because You Loved Me"が始まりました。最初のワンフレーズだけをセリーヌが歌ってあげた後に、シャリースの時には力強い太く、時には繊細なアメージングで素晴らしいヴォーカルが続いて始まりました。これまでの彼女の緊張は何だったんだろう?と思うくらい見事な歌いっぷりです。セリーヌはヴォーカルを少し添えて上げる程度で、暖かく見守ってあげていて、ここはまるでシャリースの一人舞台という感じでした。まさに”スター誕生”の瞬間です。ものすごい拍手と歓声が彼女を祝福しました。その瞬間を目の当たりにして大感激な私。曲が終っても、大きな大きな拍手がいつまでも鳴り止みませんでした。「皆さんシャリースでした!!」「シャリース、今夜はマディソンスクエアガーデンの屋根を飛ばしちゃったわね(笑)。あなたがマディソンスクエアガーデンでライブをする時は私を招待してくれる?」「待ちきれないわ」とセリーヌ。そしてシャリースはステージを降りていきました。


セリーヌとシャリースの共演
二人の熱いハグです!!!

セリーヌとシャリースの共演映像
(オプラ・ウィンフリーショーで放送されました)

To Love You More

次には始まったのは"To Love You More"です。この曲私も大好きだし、日本の皆さんにはおなじみの曲ですね。海外でも人気が強いのはちょっと意外ですけど、良い曲は国境を越える!?登場したバイオリニストはもちろんラスベガスからセリーヌのショーで共演している金髪の若者(笑)ニューヨークに来てまでも密かに葉加瀬さんを期待している私。出てこられるわけないですよね(笑)セリーヌの歌は暖かくほのぼのとしてそして力強いボーカルです。最後のポーズをかっこよく決めるセリーヌ。ものすごく大きくて鳴り止まない拍手が会場全体を覆いました。素晴らしい!!ブラボー!!!セリーヌの立つステージは下にゆっくりと下がっていき、衣装チェンジのために退場。

バイオリンの伴奏で歌う 後ろ姿もグー!! バイオリンと歌の共演

Musical Spanish segue

(スペイン風のBGM、黄色と赤をベースにした情熱を感じさせる印象的な映像が流れ、そして男女ペアの8組のダンサーが、四方のお客さんに向けて、情熱的なダンスを披露しました。ものすごくかっこいい!!!セリーヌのライブでこんなダンスが見れるとは。。。さすが演出があのジェイミー・キングさんならでは!!!ですね)

ダンサー達が相当スゴイ とってもカッコいいんです!

Eyes On Me〜All By Myself

今度は、キラキララメ入りシルバーワンピースに黒の皮パンツに白くて長い巨大マント(シーツ!?)をまとったセリーヌが下から上がってきたステージと共に登場。始まったのはエキゾチックなシリアスな雰囲気の"Eyes On Me"です。リズミカルにメロディーに乗って歌うセリーヌ。ステージ四箇所に設置された扇風機の風にマントが大きくはためきます。凄い迫力。途中ダンサーがセリーヌのマントをさっと取り、セリーヌはワンピース姿に。ダンサーの方と並んで整然とリズミカルに踊るセリーヌもなかなかいいです。セリーヌのセクシーなカッコよさをものすごく感じるパフォーマンスです。その後一転して始まったのは"All By Myself"。このしっとりと壮大なバラードにオーディエンスは、じーーーーっと聴き入りモード。アカペラで最後"All By Myself〜Anymore〜♪"と歌うセリーヌはもう圧巻で、あまりの素晴らしさに胸が詰まって出ない状態に!!セリーヌは感極まって、曲の最後に膝を曲げて仰向けに倒れました。起き上がり「Thank you so much!!」と叫び、再びセリーヌの立つステージは下がっていき、衣装チェンジのために退場。

"Eyes on me"
スパニッシュな雰囲気がステキですね。正面中央には、マント用の送風機が(笑)

セリーヌ登場
ゴージャスで、もう、ただただ圧巻という感じのセリーヌ
途中でこのマントはダンサーの一人によって取り去られます
スクリーンの情熱の炎がステージを照らします
"All By Myself"

Musical intro

("I'm Alive"をベースにしたセリーヌのボーカルがフューチャーされたリミックスBGMが流れ、白を基調にした映像は、さながらセリーヌがファッション誌のカバーモデルを務めているかのようにフォトセッションなどのクールな映像が散りばめられています。途中タイタニックのテーマの前奏がワンフレーズ流れて、会場が一瞬どよめきましたが、再びI'm Aliveのリズムに切り替わりました)


I'm Alive〜Shadow of Love〜Just Fade Away

黒のタンクトップにシルバーのキラキラ網目のベストに黒いフィットパンツを着けたセリーヌが、映像の流れに乗って、カッコよくファッションモデル風に登場し、始まったのは"I'm Alive"。この衣装、セリーヌの足がさらに長くすらっとして見えます。これまで聞いたことのない新しいアレンジです。颯爽とウォーキングしながら歌うセリーヌの明るいナンバーに観客も手拍子してリズムを取ります。ダンサーたちと一緒にスキップするようなセリーヌの軽やかな動きに思わず体を動かさずにはいられないという感じ。「You Shoud Rock!!!」と呼びかけて終了。「Thank you so much!!」と叫ぶセリーヌ。割れんばかりの拍手。セリーヌが「次は"Shadow of Loveです」と紹介して、曲が始まりました。サイケ感あふれた哀愁漂うこの曲で、会場の雰囲気はなんともいえない異空間に変身。ここはダンサーを従えず、コーラスの3人と一緒にシンプルに歌うセリーヌ。大きく手拍子するオーディエンス。そして次は"Just Fade Away"。途中までシングルで歌っていたのですが、途中からダンサー達が登場。セリーヌは動く床を使ってダンサーと歩きながらすれ違ったりというような上手い動きを見せていました。終ると「Thank you so much!!!」とオーディエンスに呼びかけるセリーヌ。ものすごい拍手が起こりました。

楽しそうにパフォームするI'm Alive
上下の写真は偶然にもちょうど真逆のショットとなりますね!

I'm Your Angel〜Alone

そしてすぐに始まったのはRケリーとのデュエット"I'm Your Angel"です。ですが、Rケリーの代わりにバンドのコーラスメンバーの黒人シンガーが相手役を務めていました。とってもとっても素敵な曲。最初は離れたところで歌っていた二人ですが、最後は中央で寄り添うように歌う二人。最高にロマンチックで感動です。会場全体が幸せな雰囲気に包まれました。曲が終ると改めてセリーヌから「Ladys & Gentlemen 、Barnev Valsaint!!!」とこの黒人コーラスシンガーが紹介されました。その後セリーヌが中央に立ち、四角い中がうっすら透けて見えるキラキラLEDボックスがセリーヌの周りを取り囲みました。そして始まったのはハートのカバーソング"Alone"。ボックスの中にいるのだけど、LEDがキラキラしつつセリーヌが歌う様子が時にはうっすら、時にはくっきり見えます。その後LEDボックスは上部に上がり、セリーヌが再び登場。セリーヌの重厚で感動的なボーカルにただただ感動。本家も好きだけど、セリーヌバージョンも本当に素晴らしい。どんなカバーソングも彼女色に染め上げていきます。終るとものすごい拍手が起こりました。「Thank you so much!!」と話すセリーヌ。少し静まった客席のオーディエンスから、セリーヌコールが起きていました。


光の輪のライティングがキレイ!
黒人シンガーBarnev Valsaint"I'm Your Angel"の共演
透けるスクリーンの中で歌う"Alone"
とってもキマってます!!!

My Love

バンドメンバーのメゴが弾くグランドピアノの上に座ったセリーヌ。「次はリンダ・ペリーの曲です。リンダは素晴らしい作詞家でプロデューサーで私に素敵な曲をくださいました。この曲はすごくレコーディングが難しかった。とても感動的な曲です。もし良ければ今夜はあなた方のために歌います。"My Love"です。」と話すセリーヌにものすごい歓声が起こりました。ものすごいセリーヌの感情が込められた出だしの"My love・・・・・ we have seen it all〜♪のアカペラ出だしに、もう鳥肌が立って、さらに"The endless confession The rise and fall、 As fragile as a child But lately I'm sorry I can't hold a smile 〜♪"までアカペラが続きます。セリーヌが本当に切なそうに歌う姿が涙を誘い胸がものすごくキュンとなりました。その後のフレーズは伴奏がつきます。しっとりとした静と盛り上がりの動が交互に来て、メリハリのある本当に素敵な曲となっており、さっきまでワイワイ盛り上がっていたオーディエンスも真剣に聞き入りモード。終るとものすごい拍手が鳴り響きました。「Thank you so very much!!」と言うセリーヌ。オーディエンスから「I Love you Celine!!!」という声がかけられると、「I Love you,too!!!」と返すセリーヌ(笑)

切ない表情で"My Love"を歌うセリーヌ

The Player〜Pour que tu m'aimes encore

「以前私は"The Player"という曲をアンドレア・ボチェッリとデュエットでレコーディングしました。この曲をここにいる皆さんのために歌います」と曲紹介があり、曲が始まりました。画面にはアンドレアの姿が映し出され、もちろん彼のボーカルも流れました。アンドレアの第一声が流れた時に会場からものすごい拍手が沸き起こりました。セリーヌは彼の声に合わせて歌い、ビジョンの画面も最新技術でステージのセリーヌと隣同士でまるで歌っているように合成され、本当に技術の進歩は素晴らしいと感じます。会場は重厚な雰囲気に一変して、二人の神々しい素晴らしいヴォーカルの掛け合いに感動し、言葉がただただ出ないという感じでした。「アンドレア・ボチェッリでした!!」と紹介するセリーヌ。でも彼は画面にのみ存在し、ここにはいません。でもまるでこの場に居る様な錯覚に陥ってしまっていました。「なんて素晴らしい曲なんでしょう!!Thank You!」と話すセリーヌ。1曲だけフランス語の曲を歌います。私の友人であり素晴らしいフランス人アーティストであるジャン・ジャックゴールドマンによって書かれた曲"Pour que tu m'aimes encore"です。この曲はセリーヌのフレンチソングでも人気の高い曲です。母国語だけに、フレンチを歌うセリーヌは情感がすごくこもっていて、一番輝いて見えます。曲が終わり「メルシー・ボ・ク」「Thank you so much!!」と二ヶ国語で挨拶するセリーヌ。

"The Player" with アンドレア・ボチェッリ

心を込めてフレンチソング"Pour que tu m'aimes encore"を歌うセリーヌ
大興奮の会場

≪QUEENメドレー≫
We Will Rock You〜Show Must Go On

そして会場は一変し、クイーンの"We Will Rock You" の前奏の重低音がズシリスシリ鳴って、「C'mon! New York!!!皆の声を聞かせて!!!」という呼びかけの後に「We〜 Will、We〜Will、Rock You!!!」と大合唱が始まりました。「皆さん歌って!!」「もっと大きな声で!!」と呼びかけるセリーヌ。セリーヌと観客との掛け合いが素晴らしかった。ここはアメリカ、皆オーディエンスからは凄い声が出てます!!!そして次は「次は私の敬愛するクイーン、そしてフレディ・マーキュリーの歌で"Show Must Go On"です」ビジョンにはクイーンやフレディの懐かしい映像がずっと流れていました(女装のフレディも)。!しっとりと叙情的に歌い上げるセリーヌ。壮大でメロディアスでとってもいい曲です。なんだかセリーヌにフレディが乗り移ったような気さえした迫力のパフォーマンス。サビの部分ではオーディエンスも「Show Must Go On〜♪」と大合唱。終ったあとのものすごい拍手。そしてセリーヌは衣装チェンジのために退場。再びステージ下に下りていきました。

まるでセリーヌにフレディの魂が乗り移ったような迫力のパフォーマンス

Band jams

(白のタキシード姿のダンサーたちと、バンドによるソウルナンバーのパフォーマンスで、Soul Man, Lady Marmalade, Respectのパフォーマンス)



≪James Brownメドレー≫
I Got the Feelin'〜I Feel Good〜It's Mans World


"Baby Baby Baby〜♪Baby Baby Baby〜♪Baby Baby Baby〜♪Baby Baby Baby〜♪"というコーラスとともに、真っ白のシンプルなミニワンピ姿のセリーヌが登場。足にはなにやらぐるぐると巻きつけたようなものが。とてもキュートです。ジェームス・ブラウンのカバーソングI Got the Feelin'からI Feel Good、そしてIt's Mans Worldが続きます。時にはファンキーにそして叙情的に歌い上げるセリーヌ。終ると"Thank you!!”と叫ぶセリーヌ。

回転する円形セットに乗ってパフォームするセリーヌ

Love Can Move Mountains

そして始まったのは、"Love Can Move Mountains"。「さあ、皆立って踊って!!!」というセリーヌにオーディエンスは総立ち。そして皆で踊りながら手拍子しながら大合唱。このハッピーなナンバーを聞きながら、いや〜やっぱりいい!!!と実感。四方のステージを回りながらダンサー達と繰り広げる楽しいパフォーマンスは、見てるだけで、こちらまで本当に楽しい気分になります。大盛り上がり状態で曲が終ると、セリーヌは「Thank You New York!!Good Night!!!」と叫んで、ステージを去ります。えーーーーーっもう終わりなの?そんなわけないよね?叫んだり笛吹いたり拍手をしながら、再登場を待つオーディエンス達。まだまだ会場のボルテージは最高なままです。

ダンサー達と一緒に、ステージを移動しながら踊って歌うセリーヌ

River Deep Mountain High

そしてそしてお待ちかねアイク&ティナ・ターナーのカバーソング"River Deep Mountain High"が始まりました。前奏のイントロが流れた直後にものすごい歓声が起こりました。キラキラゴールドのワンピースを着たセリーヌがステージ下から登場。その後ステージ中央が高く上昇して、高い位置で歌うセリーヌ。きびきびした動きのダンシングとノリノリのリズムのこの曲は最高にカッコいい。間奏でセリーヌが、マイクスタンドの上半分をスタンドから外し、短いマイクスタンドを持って、ポーズをつけて歌ったり、バトントワリングのように右手でクルクル回すパフォームをして、オーディエンスはすごく沸きました。曲が終ると「Thank you so much!!」「Good Night New York!!」と叫び、手を振りながら下に消えて去っていくセリーヌ。鳴り止まない拍手。もうとんでもなく最高です。ドキドキして心臓がばくばくしていました。これで終ったら観客が怒ります、そうあの曲が残っていますよね!!

"River Deep Mountain High"
ステージはラスベガスのような華やかなステージに大変身
ダンサー達と一緒に大迫力のパフォーマンス!!!
熱唱しています セクシーですね!! マイクスタンドを回すパフォーマンス
会場は歌ったり叫んだり踊ったり、大熱狂の渦へ!!!

My Heart Will Go On

期待を胸に一生懸命アンコールの拍手をする私たち。そしてそしてしばらくして"My Heart Will Go On"の前奏が流れてきて。。。ビジョンには映画「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオやケイト・ウィンスレットの感動の映画のシーンが流れ始めました。観客は少し静かになり、じっと感動のシーンを見つめます。そして、前奏の笛が鳴り始めると、ものすごい拍手と共にセリーヌがステージ下から登場。セリーヌは紫のロングドレスを着ていました。ステージは上昇して高い位置でのパフォーマンスが続きます。セリーヌの穏やかでいて、力強いボーカルは、ただひたすら私たちの胸を突き、揺さぶり、涙を誘いました。会場の照明がそれはもう、とてつもなく幻想的で、ものすごくキレイで、セリーヌのボーカルを更に引き立たせています。そして一番盛り上がりの、セリーヌが右手で力こぶを作って歌うサビの"You're Here There Nothing I Fear〜♪"のパフォームで、もう涙ボロボロ。やっぱりいい、どうしてこうも彼女はこんなに人の心を揺さぶる感動させる曲を歌えるのだろう。その後はもう感動で何も言葉が出ないくらいでした。曲が終った瞬間、「Celine〜〜〜♪Woooo〜〜〜〜!!!」」という歓声とどよめきとそして心からの観客の拍手が会場を埋め尽くしました。「Thank you シャリース!!」「Thank you everybody!! Good Night!!」と叫ぶセリーヌ。オーディエンスから送られる大きな拍手と歓声の渦に包まれながら曲が終了。私のダンサーとミュージシャンです。拍手を!!(英語)」更に大きな拍手が送られました。ステージの四方に丁寧に挨拶してお辞儀をしながら、ステージを去るセリーヌ。約2時間のライブは23時頃終了となりました。

参考:Openig &Musical introVideoで使用されているセリーヌの映像は"FadeAway"のプロモーションビデオに収録されています。

幻想的な大海原のイメージのライティング
ステージ中央高い位置で"My Heart Will Go On"を熱唱するセリーヌ
時にはしっとりと 時には力強く歌い上げます Thank you!!!
笑顔で手を振るセリーヌ
丁寧にお辞儀するエレガントなセリーヌ

終演後のスクリーンにはThank Youの文字が!!!!
★後方スクリーンには、開演前に表示されていたセリーヌクイズの「ベガスでは何年ショーを
したでしょう?」
の答え「2003-2007年の4年間」が表示されました★
大満足な表情で退場するオーディエンス達

2008年9月16日NY公演の模様


2008年3月日本ツアーの模様はコチラ
ニューヨーク公演と比較してみるのも楽しいですよ!!!

ライブあれこれ
ニューヨーク行きの決意〜チケット入手まで
2008年3月の日本公演を4公演制覇した後、大きな満足感とともに何故だかとっても物足りない気分が沸き起こりました。まだ彼女のステージを見たい!!!心からそう強く思いました。とは言っても、なかなか海外ともなると、日程調整が難しい。私のBBSに来てくださるファンの皆さんの上海公演やイギリス公演の模様など、様子を聞くたびに、さらにさらに海外公演に行きたい気持ちが募りました。行くなら9月。そうです、私は海外には毎年9月に行っています。この時期に行ける公演は???色々ありましたが、やっぱり何よりもアメリカ・ニューヨークの9月15-16日の、あの聖地マディソンスクエアガーデン(MSG)しかない!!!!と思い、4月だったでしょうか、行くことを決意しました。さて、行くは決まっても、チケットはどうする?既にチケット販売はスタートしており、15日も16日もファンクラブTeamCelineのチケット枠分はもう既にソールアウト。15日はチケットマスターのチケット全部がソールドアウトしていました。チケットエクスチェンジ(購入済みのチケットを売りたい人とそれを買いたい人が売買できるチケットマスターのオンラインシステム)は日本からは参加できません。どうしても入手しようとすれば、プレミアチケット(価格が通常価格より高騰した高額チケット)を購入するしかありません。その当時日本のチケット代行会社のサイトで調べたら、セリーヌのステージ前最前列で20万円/1枚の価格をつけていました。そんなチケット、私に購入できるわけがありません。泣く泣く諦めました。そして16日は、チケットの販売が進み、現在時点でスタンドの300番代以降の席しか入手できないようになっていました。残念だとは思いながら、同じ空間に居るだけでも幸せだと感じ、スタンド席を約1万3千円程度で購入。チケットは予約確認書とクレジットカード、パスポートを持って、当日会場のWillCall窓口で、開場時にチケットとの交換が必要になります。そんなこんなで最初の段階では、今回ニューヨークでは16日のみ遠いスタンド席でライブを楽しむことで満足していました。

ですが、8月下旬に入ってニューヨーク行きが近まるにつれて、欲が出てきました。行くからにはやっぱり2日間見たいではないですか!!いろいろ悩んでいたらニューヨークの現地旅行手配会社”あっとニューヨーク”のサイトを発見。だめもとで「15日のセリーヌのチケットが入手できないか、しかも出来るだけいい席で!!!」とリクエストしてみました。「ニューヨークは他都市よりもチケット価格が高騰している。予算はどれくらいまでいいか?」と聞かれて、悩んだ末に「上限5、6万までの範囲でお願いしたい」とリクエストしてみたら、Hさんから回答が来て、なんとなんと、Section:Jの最前列2列目中央席が手に入るとのこと。以前調べたよりは若干価格は下がっている?もう完全に金銭感覚はマヒしています。お金はかかるけれど、一生に一度のこと、ここは思い切って購入することに決めました。その後、8月末にFEDEXの国際便でニューヨークから3日ほどで、購入したEチケットが届きました。もう信じれない気持ちでいっぱいでした。15-16日両日のチケットがこれで揃いました。あとはもうニューヨークに飛ぶのみです。これほどドキドキ胸が高鳴ったのは、今年3月のセリーヌの日本公演以来だったのでした。

会場とオーディエンス

人種のるつぼニューヨークのMSGでは、さまざまな人種のアメリカ人はもちろん、世界各国からのオーディエンスがライブ会場に集結。いろんな言葉が飛び交っていました。どこの国でもそうみたいですけど、ファン層が幅広い。とっても若い人からおじさんおばさんまでいます。若干おじさんおばさん率が高いかなって気はしますね。確かに日本でもそうでした。特筆すべきは私が北米やヨーロッパのどこに旅行に行っても必ず見かけるチャイニーズの皆さん(^_^;)さすが14億人の民、世界にほどよく散らばっているって感じです。日本と明らかに違うのはやっぱりライブの盛り上がりでしょう。感情表現がものすごく豊かなので、盛り上がる時には異常に盛り上がり、クレイジーになります。何よりも英語が分かる国民なので、セリーヌのMCの一言一言をちゃんと理解して、ちゃんと反応します。日本では周りに遠慮してシャイな日本人になっていた私も、ここニューヨークでは周りの雰囲気に便乗して、かなりエキサイトさせていただいましたよ!!!!ちなみに私は「闘魂」印の扇を振りながら、セリーヌを応援しました(笑)セリーヌが気づいたかどうかは定かではありません!!


ただ、座ってセリーヌのライブを楽しむか、立ってノリノリで楽しむかは、本当に人それぞれで、ニューヨークと日本、さほど変わりはないかなと思いました。前に人が立って見えないときは、後方の方が「Sit Down!!!」って遠慮なく言いますしね。日本だけがのりが悪くて立たないと思っていた私には意外でした。さすがにセリーヌがLove can move・・・の際に「Everybody Stand up!!!」って呼びかけたときは、皆遠慮なく立ってましたけど、他は後方の方を気遣い、そんなに立ってませんでしたね。そっか、この思いやりが世界のスタンダードなんだと勝手に実感しました。(自分としては立って大いに盛り上がりたかったんですけどねッ、ここは従わないといけませんね)


後日談〜当日の会場映像に写っていた私と友人
15日に会場で撮影をされていたらファンのビデオ(後日YouTubeにアップロードされたようです)、なんとそこに自分たちの姿が写っていたのです。撮影自体はいけないことではありますが、個人的にそこに自分が存在したことの証としてとてもうれしくて、記念にご紹介しちゃいます!!!Pour Que Tu M'aimes Encore では、上で紹介している「闘魂うちわ」が手掛かりとなりました(大爆笑)marcos、Thanks!!!

I Drove All Night を歌うセリーヌ、そして私 Pour Que Tu M'aimes Encore を歌うセリーヌ、そして私
映像のあたまから3分52〜53秒あたりに注目 映像のあたまから2分39〜42秒あたりに注目
実際の映像
はい、もうこれは自己満足の世界です(大爆笑)

9月15日公演最高な席

15日のセリーヌ公演のチケットは、Jブロックの前から2列目中央。セリーヌが一番近くに来たところから、私の席まではたった3メートルほどしかなく、ほぼ等身大でライブを楽しむことができました。日本公演時は3列目が最高に近いポジションだったのですが、日本公演はステージと1列目の間がとっても離れていたので、それでも少し遠かったようなイメージがあります。ここニューヨークで日本時よりも良い席でセリーヌを見れるとは。。。。本当にアメージングとしか言いようがありませんでした。まじかで見るセリーヌ、本当に本当に感動でため息が出るほど素敵でした。

LIVEについて
スペシャルゲストのコーディー・ブラウン


正直、彼のパフォーマンスは最初はどうでも良かったんです。。。だってそうでしょ、私はセリーヌを見にはるばる日本から来たんだし!!!そんな感じで、最初はぼんやり冷めた眼で見ていましたが、彼はセリーヌと同じカナダ・ケベック出身でラスベガスでもショーを行うモノマネ芸人ミュージシャンなんですね。日本で言えば”コロッケさん”とか”ぐっさん”みたいな感じです(大笑)もともと彼は歌が上手いから、真似も上手だということなんですけどね。ほんといろんな人の真似してましたね。”ガンズ・アンド・ローゼズ”のアクセル・ローズ、ウイリー・ネルソン、エルトン・ジョン、マイケル・ボルトン。。。。オールドファンも喜ぶアーティスト達や他に私の聞いたことのないアーティストの歌真似もいっぱい披露していました。変り種はブッシュ大統領とか私の大好きなトム・クルーズの一瞬芸のモノマネもしていましたね(爆)オーディエンスは彼の歌真似にもう相当大爆笑の渦でした。セリーヌ公演の前に、なんでこんなおふざけモノマネアーティストをもってくるのか、不思議でしたけど、会場が盛り上がっていたのは確かです。最初は違和感がありましたけど、二晩続けて見ると、けっこうこのやんちゃなおじさんゴーディーにハマってきちゃったかも・・・・ですよ(^^)v


*セリーヌの衣装

日本で今年3月に見たセリーヌの衣装から、River Deepのキラキラ衣装を除いて、他は完璧にチェンジ。このチェンジはヨーロッパ公演から変わって、このニューヨーク公演に至っています。日本では地味なイメージを受けましたが、こちらはとってもスタイリッシュで派手!!!セリーヌにはこのバーションが似合う!!!と思いました。(⇒その後、9月18日のユニオンデール公演から、冒頭のピンクの衣装はラベンダー色の衣装に変わりました)

*セリーヌとシャリース・ペンペンコの共演

この二人の共演はNY公演の前週に全米で放送された「オプラ・ウィンフリーショー」で約束されました。親友の仲であるオプラのたっての願いで実現したんです。こんなサプライズな演出があると、渡米直前に分かって、ニューヨークに公演を見に行く私の気持ちはものすごく高まりました。とにかく、16歳のフィリピン人歌手シャリース・ペンペンコの声には魂があり、表現力も備わっていて、少女にしてもう完璧なレベルなんですね。本当にただものじゃないです。大人になったらさらにもっと凄くなると思うと、本当に末恐ろしいくらいです。その不幸な生い立ち(暴力をふるう父親から逃れた母と娘)がさらに彼女のサクセスストーリー(母を歌で救おうと歌の世界に邁進して、そしてこの日を迎えた)をドラマチックにしています。セリーヌは、シャリースを気遣い、励まして、シャリースもセリーヌが見守る中、緊張しつつもその期待に応えてMSGのファンの前で立派にパフォームしました。まさに「スター誕生」の瞬間です。この場に立ち会えた自分は本当に幸せだと心から思いました。セリーヌに後押しされてスターになったアーティストはジョッシュ・グローバンなど数知れません。それも彼女の人間としての懐の広さなんですね。偉大なセリーヌを肌で感じました。

*直撃状態のライティング

15日に私の居た2列目中央の席は、ちょうど向い側からの強い光が直撃するスポットでした。セリーヌが私達の正面中央に来てパフォームする際には、セリーヌの後方からものすごく強い光が照らすわけです。そうするとどうなるかというと、私達からは、光がひたすらまぶしくてセリーヌが白っぽく見えてしまうということなんです。眩しい。。。。セリーヌが来るのはとっても嬉しいけど、ライティングの光は。。。。ちょっと困ったものでした(苦笑)


*セリーヌ舞台セット搬入トラック

マニアックな私は16日の朝に会場近くに寄ったときにこんなものまで撮影。きっとこのトラックにステージセットなどが積まれてきたのでしょう。

何台も停まっています TRUCK'N'ROLL(笑)

*気さくなセリーヌファンたち

ライブには、普通の洋服で臨み、ライブ以外でセリーヌTシャツを着るという、ヘンな私だったのですが(笑)、そのシャツのおかげでいろんな方に話しかけられました。16日朝にマディソンスクエアで荷物搬入トラックを撮影していると、駐車場にいた明るい明るい外人スタッフの方3人に「あ、君のセリーヌ・ディオンTシャツだね、昨日はライブに行ったの?」「ハイもちろん!(笑)」「セリーヌはほんと素晴らしいよね」「実は彼もものすごく彼女のファンなんだけど・・・・」と大柄のおじさんスタッフを指差して「彼はとってもシャイなんだよ。だからTシャツを着られないのさ。君がうらやましいって。」そんな会話が繰り広げられ、私、微笑ましくって大笑いしてしまいました。「今夜もきます(私)」「そう、楽しんでね!!!バイバイ」と別れました。そして17日午前、帰りのJFK空港で、セキュリティチェックのおじさんに、「君セリーヌのファンなの?」「ハイ!そうなんです(私)」「マディソンスクエアガーデン?」「そーです!(私)」「昨日16日に行ったの?」「15-16日の2日間楽しみました!(私)」「そう、良かったね。彼女は良かったでしょ?僕も行きたかったなあ」そんな会話も繰り広げられました。セリーヌをきっかけにちょっとしたカンタン英会話が出来ました(笑)

あとがき
2008年3月に日本公演を終了して、ものすごい喪失感に襲われた私。再び世界のどこかで彼女の公演を見たい!!!心から思いました。行き先をニューヨークに決めて、仕事も多忙を極める中で、いろいろ準備等、体力的にも大変だったのですが、結果的には本当に本当に行ってよかった!!だってこんなにセリーヌがまじかで見れてライブを楽しめたんですから!!!もう本当に本当に夢のようでした。これからもずっとファン思いで周りの人に優しく、一生懸命頑張るセリーヌをずっとずっと応援していきたいし、今回セリーヌと共演したシャリースも見守って行こうと思います。セリーヌ、貴方は最高です。世界一です!!!!

マディソン・スクエアの正面とスタンド席で記念撮影!!!

帰国後、、チケットマスターより「ライブに参加してくれてありがとう」メールが届いていました


海外メディア

【Web記事】
*シャリース・ペンペンコとのNY共演記事(9/15)

http://www.gmanews.tv/story/120899/Charice-sings-with-Celine-Dion-at-Madison-Square

http://www.abs-cbnnews.com/entertainment/09/16/08/charice-performs-duet-celine-dion-madison-square-garden

http://www.abs-cbnnews.com/entertainment/09/18/08/charice-earns-rave-reviews-nytimes-ny-post

http://www.nytimes.com/2008/09/17/arts/music/17celi.html?ref=arts

http://www.asianjournal.com/?c=191&a=29973

http://www.asianjournal.com/?c=188&a=29977

*NY公演記事
http://www.nydailynews.com/entertainment/music/2008/09/15/2008-09-15_no_denyin_celine_dions_strength.html

http://popwatch.ew.com/popwatch/2008/09/celine-dion-tak.html

*NY滞在中のホテル前でのショット
(なんとノーメイクです・・・・・\(◎o◎)/!)
http://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-1056477/Celine-Dion-titanic-makeup-malfunction-world-tour.html


【マディソンスクエアガーデンHP】
★セリーヌショーセットリスト
http://www.thegarden.com/events/celine-dion-0908.html?s9105c21282527o28501t9131n35043e

★ファンの声
http://blogs.msg.com/themonitor/2008/09/17/celine-dion-fan-cam-all-hail-the-diva/

★公演写真
http://www.msg.com/photos/celine-dion-live-at-the-garden/

Celine Goods
パンフレット ペンライト

〜日本公演後のどこかの時点で、ツアーパンフレットに追加されたページの数々(パンフレットより)

LINK
セリーヌ・ディオン公式サイト(海外)
http://www.celinedion.com/

セリーヌ・ディオン公式サイト(日本)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/CelineDion/

マディソンスクエアガーデン公式サイト
http://www.thegarden.com/

チケットマスター
http://www.ticketmaster.com/celine

あっとニューヨーク
http://www.at-newyork.com/


コーディー・ブラウン公式サイト
http://www.gordiebrown.com/index_flash.htm

シャリース・ペンペンコ公式サイト
http://charicepempengco.com/

写真について

MSGでは多くの皆さんが、会場内で堂々と普通に写真を撮影をされていました。チケットには"持ち込み禁止"と明記されていますが、入場時にはチェックはなし。会場で撮影していてもセキュリティは注意せず、容認しているようです。今回は一ファンとしての強い気持ちで撮影に至りました。ここで、日本公演と海外公演の状況は全く別物で、日本公演では、あくまでも撮影等は不可であることをお見知り置きくださり、写真をご覧いただければ幸いです。このHP掲載写真の無断転載を禁じます。(Photo By zyuka)

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