●"Untitled Interlude I" (Video Introduction) (contains elements of "I Drove All Night")
1."Open Arms" (Journey cover) 2."Christmas Song"
3."Where Does My Heart Beat Now"
4.Medley: "Because You Loved Me" / "It's All Coming Back to Me Now" / "The Power of Love"
●"Untitled Interlude II" (Instrumental Interlude)
Jean-Sebastien Carre violin solo
5."(If You Can't Sing It) You'll Have to Swing It (Mr. Paganini)"(Ella Fitzgerald cover)
6."Lullabye (Goodnight, My Angel)" (Billy Joel cover)
7."The Reason"
●"James Bond Theme" (Instrumental Interlude)
8.Medley: "Goldfinger"(Shirley Bassey cover) / "Nobody Does It Better"(Carly Simon cover)/"Live and Let Die"(Paul McCartney & Wings cover)
9."Spinning Wheel" (Performed by Barnev Valsaint) (Blood, Sweat & Tears cover)
10."How Do You Keep the Music Playing?" (Duet with a hologram version of Dion)
(Patti Austin & James Ingram cover)
11."The Player" (Virtual duet with Andrea Bocelli)
●"Untitled Interlude III" (Video Interlude) 12."At Seventeen"(Janis Ian cover)
13"Beauty And The Beast" (Duet with Barnev Valsaint)
14."Ne me quitte pas"If You Go Away (French song)(Jacques Brel
cover)
15."All by Myself"(Eric Carmen cover)
16."Rolling in the Deep"(Adel cover)
●"Untitled Interlude IV" (Instrumental Interlude) (contains elements of "Smooth Criminal," "Billie Jean," and "Thriller") Michael Jackson instrumental
16."Love Can Move Mountains"
17."River Deep, Mountain High" (Ike & Tina Turner cover)
Encore
●"Titanic Theme" (Instrumental Interlude)
Titanic theme instrumental
19."My Heart Will Go On"
(2012.12.31)
●"Untitled Interlude I" (Video Introduction) (contains elements of "I Drove All Night")
1."Open Arms" (Journey cover)
2."Where Does My Heart Beat Now"
3.Medley: "Because You Loved Me" / "It's All Coming Back
to Me Now" / "The Power of Love"
●"Untitled Interlude II" (Instrumental Interlude)
Jean-Sebastien Carre violin solo
4."(If You Can't Sing It) You'll Have to Swing It (Mr. Paganini)"(Ella
Fitzgerald cover)
5."Lullabye (Goodnight, My Angel)" (Billy Joel cover) 6."A Song For You"(Leon Russell cover)
7."The Reason"
●"James Bond Theme" (Instrumental Interlude)
8.Medley: "Goldfinger"(Shirley Bassey cover) / "Nobody Does It Better"(Carly Simon cover)/"Live and Let Die"(Paul McCartney & Wings cover)
9."Spinning Wheel" (Performed by Barnev Valsaint) (Blood, Sweat & Tears cover)
10."How Do You Keep the Music Playing?" (Duet with a hologram version of Dion)
(Patti Austin & James Ingram cover)
11."The Player" (Virtual duet with Andrea Bocelli)
●"Untitled Interlude III" (Video Interlude) 12."At Seventeen"(Janis Ian cover)
13"Beauty And The Beast" (Duet with Barnev Valsaint)
14."Ne me quitte pas"If You Go Away (French song)(Jacques Brel
cover)
15."All by Myself"(Eric Carmen cover)
16."Rolling in the Deep"(Adel cover)
●"Untitled Interlude IV" (Instrumental Interlude) (contains elements of "Smooth Criminal," "Billie Jean," and "Thriller") Michael Jackson instrumental
17."Love Can Move Mountains"
18."River Deep, Mountain High" (Ike & Tina Turner cover)
Encore
●"Titanic Theme" (Instrumental Interlude)
Titanic theme instrumental
19."My Heart Will Go On"
●"Untitled Interlude I" (Video Introduction)
(contains elements of "I Drove All Night")
定刻より10分ほど遅れた7時40分頃客電が落ち、正面にビデオスクリーンが降りてきて、ビデオが流れ始める。そのビデオは2008〜2009年に行われたTaking
Chances Tourのダイジェスト映像模様。(ドキュメンタリー映画「Celine:Through
the eyes of the world」からの抜粋映像)Taking Chances Tourのオープニングの冒頭にコンサートを実施しているその国の名前を観衆に呼び掛けるシーンがあるのですが、今回もちろん主要都市に加え、東京のシーンも盛り込まれてました。「Is
that all right Tokyo!!(準備はいい?東京)」と呼び掛けるシーンに、日本から来た私たちはツアーの時同様にビデオスクリーンのセリーヌに向かって「Yeah〜〜〜!!!!」と思い切り叫ぶ。私たちも周りの聴衆も映像を見ながらもう既にボルテージが上がっていました。I
Drove All Nightが流れる中で、ツアーのダイジェスト映像が流れ、世界各地でのセリーヌの迫力のツアーステージとファンの熱狂の様子が次々に映し出される。ツアー全日程が終了し、旦那様レネと息子ルネちゃんと3人でホテルに戻るシーンでの車中での会話が映し出される。
音楽が一瞬静かになった後に、1曲目のジャーニーのカバーソング"Open Arms"のイントロが短く静かに流れ始めて、ステージの幕が大きく開き、中央にたたずんで登場したセリーヌ。「やっとセリーヌに会えた!!!!」白地にキラキラの入ったベルサーチの素敵なドレスをまとったエレガントな姿に、「私たちは今セリーヌと同じ空間に居るんだ、こんな近くにいるんだ」という感動と感劇が一気にこみ上げ、涙がホロリ。私たちの席はステージ向かって右方面寄りの席で、セリーヌの表情や肌がしっかりと確認できる距離にあります。立たずむセリーヌに会場から大きな大きな拍手が送られました。セリーヌは聴衆の様子をしばしうれしそうに笑顔で眺め、その後「Thank you so much」と話し、"Open Arms"を歌い始めました。スローテンポなバラードソング、セリーヌの一声が発せられた瞬間、鳥肌と電流が走りました。素晴らしい声、壮大な曲にもう既にノックアウト状態です。最初のサビの前に、白い大きな1面の幕が中央で割れ、一気に左右に取り払われる迫力のある演出があり、セリーヌの後ろに、演奏メンバーが登場。更に大きな拍手がさらに起こりました。複数のオーケストラメンバーが3列に並び、まさにラスベガススタイルのオールドファッションなショーです。最新のLEDスクリーンの煌びやかな映像が加わり、この世のものとは思えない最新テクノロジーの空間演出。まさに古きと新しきの融合という感じ。セリーヌは見事に歌いあげ、大きな拍手が送られました。
「Thank you so much!」「Thank you」「How's everybody doing tonight?(皆さん今夜はどう過ごしてる?)」と呼びかけるセリーヌに「Yeah〜〜〜!!!!」と応える私たち。「私はあなた方と、この特別な時期にラスベガスで過ごすことができてうれしいの。」「私は皆さんの幸せなホリデーシーズンと何よりもあなた方の健康、1年を通じての健康を祈っているわ」「そして・・・皆さんのラスベガスでの一番の幸運もね」とセリーヌが言うとどっと笑って沸く聴衆。私はこの美しい劇場を持つシーザーズパレスに戻ってこれて、多くの驚くべきオーケストラやミューシャン、美しい声に囲まれて、とてもわくわくしています」「私は歌手として夢がかないました。」続けて「私の主人にとっても今ラスベガスへ戻ってきたことは、大きな夢の実現ね。(←キャンブルが大好きな旦那さんを皮肉って話している)」と話すとどっと沸く観衆。「彼は自分が持っているお金を全て掛けるんだもの」コミカルな表情をして話すセリーヌに更にどっと沸く聴衆。「私はこれまでの2、3年のさまざまな出来事であなた方ファンに感謝しないといけないわ。レネ・チャールズは中学校に入り、全てのスポーツに夢中になっています。野球、バスケット、サッカーはいいんだけど、ボールを持っている子供たちにまで興味を持っているの」と話すと、更に聴衆は大爆笑。「双子のネルソンとエディは数ヶ月前に2歳を迎え、御祝をしました。とてもかわいくてメロメロなのよ」「3人の子供を育てているわけだけど、(旦那さんを含めて)4人の子供を育てているような気分ね」「今夜はあなた方のために愛を込めて歌います」「いつも私を沢山の愛でベガスで私をサポートしてくれてありがとう」「サンキュー、メルシー・ボ・ク」と話すセリーヌ。沢山の拍手が鳴ると「I know, I know」と笑っていたずらっぽく答えるセリーヌ。
3."Where Does My Heart Beat
Now"
4.Medley: "Because You Loved Me" / "It's All Coming Back
to Me Now" / "The Power of Love"
「さあ、いくつかの私の曲と共に、(私の歌手生活の)はじまりに戻ってみましょう」とセリーヌが言うと、上部から大スクリーンが降りてきて、セリーヌのアメリカの人気番組ジェイ・レノショー初出演時にジェイレノがアルバムUnisonのジャケットを手に「モントリオール出身のセリーヌ・ディオン」と紹介するコメントが映像とともに流れ、セリーヌのデビュー当時、ティーン時代のTV出演映像などが流れてきました。そして大スクリーンは上がって行き、その代わりに小さなパネル状のスクリーンが何枚も降りてきて、セリーヌの昔から今までの映像がそれぞれのパネルに映し出されながら、始まったのは全米進出を果たして初めて出たヒット曲"Where
Does My Heart Beat Now"。懐かしい、アメリカでのセリーヌの原点かもしれないこの曲は私たちの心に響きました。多少ショートカット気味に終了した後、続いてセリーヌメドレーが始まり、頭上にはシャンデリア状の飾りがキラキラ降りてきました。おなじみのヒット曲"Because
You Loved Me" "It's All Coming Back to Me Now" "The
Power of Love" がメドレーで続きます。会場はほんわかしたムードに包まれ、セリーヌの歌う姿を暖かく見守っているよう。"Because
You Loved Me"の最後あたりで、セリーヌが「皆さん一緒に歌ってくれる?」「準備はいい?」というセリーヌの呼びかけて、セリーヌが「「Because
You〜♪」と歌うと、聴衆全員で続く最後のフレーズ 「Loved Me〜♪」と大合唱し、会場が一体となりました。もう最高の演出です!!!"The
Power of Love"のサビの部分の声の伸びが本当に素晴らしいんですよね。その後セリーヌは衣装チェンジでステージを去り、幕が閉じました。
ジェイ・レノショー初出演時の映像(90年代初期)
メドレーの冒頭にこの紹介映像が流れます!!!
●"Untitled Interlude II" (Instrumental Interlude)
Jean-Sebastien Carre
violin solo
一転ジャズクラブのような雰囲気で、セリーヌがタキシードを着たコントラバス、ドラム、ピアノのバンドマンを従えて、エラ・フィッツジェラルドのカバーソング"(If You Can't Sing It) You'll Have to Swing It (Mr. Paganini)を歌う。衣装は淡く青みのある素敵なドレス。大きくスリットが入っていて時折見せるきれいな片足がとてもセクシーです。低音と高音のバランスと軽快なスキャットを効かせリズムを取って歌うセリーヌ、まるでジャズシンガーさながらの様子は、ボーカル能力の高さを伺わせます。曲が終わると大きな拍手が鳴り響き「Thank You so much!!」「とても楽しいわ」と話すセリーヌ。
「私は沢山の愛する家族に囲まれて育ちました」「両親から沢山の愛情を受けて育ちました」「その力、パワー、愛は素晴らしいものです」と家族の愛について少し話して、「次はビリー・ジョエルによって書かれた曲です」と紹介して始まったのは"Lullabye
(Goodnight, My Angel)"。ステージ中央向かって左側の椅子に座り、右側に降りてきた大スクリーンには、セリーヌの子供たちの姿が映し出され、スクリーンを見つめながら、しみじみとしっとりと歌うセリーヌ。とても美しい子守唄に胸がキュンとなって切なくなってしまいました。家族の映像の中で、前回から加わっているのが双子のネルソンとエディちゃんと砂浜で砂まみれになって戯れるセリーヌの映像。母としてのセリーヌの姿はとても生き生きしていて、素晴らしい。会場は静かにセリーヌの曲に聞き入りモードで、曲が終わるととてもとても大きな拍手が沸き起こりました。「Thank
You so much!!」「とても美しい曲でしょ?」と言うセリーヌ。
ステージにはセリーヌとピアノに座った音楽監督メゴ。「次は20年以上にわたる私の音楽監督のメゴを紹介します」そう言うとメゴはピアノから立って聴衆に手を振り、私たちは大きな拍手を送りました。「メゴは今夜のショーの最初から才能ある音楽家たちをまとめ、ショーを素晴らしいものにしてくれています」と紹介すると、メゴがいきなり「It's a pleasure in every measure(ステージを素晴らしくするためのあらゆる手段があって、楽しみだよ)」と応答すると観客からの失笑が。pleasureとmeasureは英語版のダジャレのようなもので、セリーヌが呆れたようなコミカルな表情を浮かべ「皆さん聞いた?It's a pleasure in every measureですって〜」と話すセリーヌ。でもセリーヌはメゴに気を遣って「I like it(それ好きよ」)と言うと、メゴは「You like it? You like it?(それ好きかい?ホントにホントに?)」と応答し、「another one(別のもlあるんだ、聞いてくれ)」と言って、その後調子づいて2つほどダジャレを続けたメゴに対し、さすがに「メゴ、ありがとう、でももういいわ」と制するセリーヌに更に観客は大爆笑。コミカルなやり取りは相変わらずですね。
その後、会場が真っ暗になり、007のオープニングテーマが流れ、会場の雰囲気は一転、張り詰めたような緊張感のある雰囲気に。炎揺らめく巨大LEDスクリーンには、セクシーな女性のシルエットや息子レネくんが演じるジェームス・ボンドの追跡シーン(笑)などがシルエットで映し出され、そしてその映像が終わった頃に、中央ステージ下がら縦に長いステージがせり上がってきて、セリーヌが登場し、シャーリー・パッシーのカバーソング"Goldfinger"が始まりました。最初のGoldfinger〜♪の歌いだしの部分が力強くてすごく良い!!!セリーヌの衣装は黒地にキラキラが入ったドレスで、大きくスリットが入っているので、片足が出ていてとてもセクシーです。ボンドガールを意識した衣装は、すごくかっこ良くて、セリーヌの力強いボーカルとともに、その存在にしびれるほど。細長いステージは前方から鼻を垂れるように次第に下に下がって行き、セリーヌはその傾斜を歩き降りて、ステージ上に降り立ちました。終わると、次はカーリー・サイモンのカバーソング"Nobody Does It Better"。先ほどの雰囲気とは一転、セリーヌのソフトなメロディーとボーカルに緊張感が解けました。が、その後再び緊迫感のある曲"Live and Let Die"につながります。セリーヌのボーカルの強弱は本当に素晴らしく、間奏の際に踊りながら見せる後ろ姿がとてもセクシーでした。終わると大きな歓声と拍手が鳴り響きました。もうこれはため息もので、本当に素晴らしい007メドレーでした。その後衣装チェンジでステージを去るセリーヌ。ステージの幕が閉じられました。
ステージの幕が開き、ステージ上にセリーヌが登場・・・・Patti Austin & James Ingramのカバーソングでミディアムテンポの曲"How Do You Keep the Music Playing?"が始まります。しかし数分後、ステージ上のセリーヌのボーカルに応答するように歌うセリーヌが、客席の通路から登場。「ええええ〜こっちが本物だったらステージのセリーヌは誰?」と聴衆は度肝を抜かれました。実はステージ上のセリーヌはホログラム映像で作られたものだったんです。現実の本人がホログラムの本人とデュエットするというテクノロジーを駆使した演出は、なんだか不思議な気分でもありましたが、楽しくて面白かった!!!うれしくて歓声を上げている通路側のファン達。常識ではあり得ない本人同士のデュエットに酔いしれました。現実のセリーヌが「あなた今夜もいい歌だったわね」とホログラムセリーヌ呼び掛け、ホログラムのセリーヌが「またここに明日戻ってくるわ、いえ毎晩ね」と応答し、ホログラムセリーヌが消えていき、曲が終了。大きな拍手が送られました。「ByeBye〜」とホログラムセリーヌに手を振るセリーヌ。曲が終わるとセリーヌは「これはトリックだったの?」「この曲を彼女に教えるのにどれだけ時間がかかったか分かる?あなたたちにその方法を教えてほしいものよ」「実のところ彼女は歌うのをやめないのよ」などなど、世話の焼けるお茶目なバーチャルデュエット相手とのエピソードなどユーモアたっぷりに話し、聴衆を笑わせてくれました。
11."The Player" (Virtual duet with
Andrea Bocelli)
セットの階段を上がり、ステージの高台から登場したセリーヌ。「冗談はさておき、まじめに戻りましょう。私は今夜の自分自身を含めて(笑)これまでいろんな人たちとデュエットしてきました。エルビス・プレスリー、フランク・シナトラ、バーブラ・ストライザンド、ルチアノ・ハバロッティなどなど。驚くべき才能のアンドレア・ボチェッリとも"The Player"をデュエットしました。それはとても美しい曲です。今夜またマジカルな出来事が起きるでしょうか・・・・。」とセリーヌが言うと、魔法にかけられたような効果音が鳴って、ステージ上にアンドレア・ボチェッリが登場し"The Player"が始まります。アンドレア本人かと思いきや、これもホログラムです。ホログラムのアンドレアとデュエットするセリーヌ、二人の掛けあいの歌声のハーモニーが本当に素晴らしく、大きな感動がこみ上げてきます。曲が終わると大きな大きな拍手。「Thank You so much、アンドレア!!!」と呼びかけるセリーヌ。「Thank you セリーヌ!!!」「Thank you my friends and everybody」と返すアンドレア。そしてセリーヌが「Lady's and gentleman アンドレア・ボチェッリ!!!」と紹介し、大きな拍手が鳴りやまないまま、ホログラムアンドレアが消えて行きました。「とても信じられない素晴らしい才能を持った彼とまた一緒に歌いたいわ」と話すセリーヌ。ステージの高台から下へセットの階段を降りて行き、セリーヌがステージ前方に到着したところで、背後の幕が下りました。
ステージ前方に登場したセリーヌ。冒頭で息を切らせながら「曲が終わって、暗闇を走ってステージに戻ってくるのは大変なの」「約束するわ、今の私はイリュージョンじゃなくて本物よ」って私たちを笑わせてくれました。「次にギタープレーヤーで20年来の付き合いのアンドレをご紹介します」と言うと聴衆からアンドレに大きな拍手が送られました。「アンドレ、一緒に座りましょう」「フーーーーっ」と言いながらステージ前の階段に座るセリーヌ。座っていきなり「アンドレ、It's a pleasure in every measure」とメゴさんのダジャレでアンドレに呼び掛けるセリーヌに観客は大爆笑。そして続いてはジャニス・イアンのカバーソング"At Seventeen"。セリーヌからジャニスとその曲についての紹介があり、演奏が始まりました。アコースティックギターを弾くアンドレアと仲良く椅子に並んで座って歌うセリーヌ。旧知の仲ということで、本当に和やかで素敵な雰囲気。曲もミディアムテンポなほんわかした感じの曲で、皆リラックスして聞き入りモード。終わると大きな拍手が送られました。
次に始まったのはコーラスのバーナウとのデュエットで"Beauty And The
Beast"。会場LEDスクリーンには映画「美女と野獣」の映画さながらのシャンデリアのあるお城のアニメーションが流れ、ステージ中央で向かい合って歌う二人の美しいハーモニーととってもマッチしています。ディズニーのおとぎの世界に迷い込んだような錯覚にとらわれつつ、とても和やかな雰囲気で曲が終了。「Lady's
and gentleman バーナウ・バッセイ!!」「Thank you バーナウ!!!また一緒に歌えてうれしいわ」と呼び掛けるセリーヌに「Thank
you Celine」と答えるバーナウ。大きな拍手が送られました。
14."Ne me quitte pas"(If You Go
Away (French song)(Jacques Brel cover)
「次はフレンチソングを歌います。この曲はJacques Brelの曲で、最も感情的で、私にとって時に歌うことが辛くなってしまうほどの曲です。フランス語で"Ne
me quitte pas"英語ではIf You Go Away(もしあなたが行ってしまったら)という意味です」と曲紹介があり、歌い始めたセリーヌ。さみしそうな悲しそうな旋律が涙を誘います。時には穏やかに、時には激しくエモーショナルに歌いあげるセリーヌ。歌い終わる最後には目に涙をためて、涙をぬぐっていました。素晴らしい、大きな大きな拍手が沸き起こりました。「泣かないで〜」呼び掛けるファンたちに「メルシーボ・ク、Thank
you so much」と話すセリーヌ。
メゴのピアノが正面に登場し、その傍に立つセリーヌ。次はエリック・カルメンのカバーソング"All
by Myself"です。セリーヌのボーカル力が大いに堪能できるこの曲は、ライブの定番曲でもあります。最後のAny
More〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と声を伸ばすところで、大きな歓声とわれんばかりの拍手が送られました。すごい、凄すぎる、圧倒的な歌唱力にただただ圧倒されてしまう私たち。力こぶを作って、大きなジェスチャーで熱唱するセリーヌ。幕が下りて、セリーヌは衣装チェンジのためにステージを去りました。
間髪いれずに始まったのは、AdelのカバーソングRolling in the deep”。始まりから会場は手拍子で彼女を後押しします。セリーヌが「彼女はアメージングです」と紹介し、曲が始まりました。セリーヌは普段からアデル好きを公言していて、特にこの曲は一番のお気に入りということで、昨年中盤からショーの演目に加わっています。私もアデルは大好きで、セリーヌバージョンを楽しみにしてこの日を迎えたので、大感激!!!まるでアデルの魂が乗り移ったかのように見事に歌いあげるセリーヌ、途中再び手拍子でリズムを取る箇所では、ステージメンバーと一緒に客席から大きな手拍子が沸き、ステージと会場が一体となりました。終わるとステージを去って行きました。
●"Untitled Interlude IV" (Instrumental Interlude) (contains elements of "Smooth Criminal," "Billie Jean," and "Thriller")
Michael Jackson
instrumental
続いて、キラキラゴールドの短いワンピース風の服を着たセリーヌが登場し、"Love Can Move Mountains" が始まる。「Everybody stand up!!!!(皆立って立って!!!)と聴衆に呼び掛けるセリーヌ。もちろん私たちは張り切って立ち上がり、手拍子しながら、セリーヌと一緒に身体を揺らしながら盛り上がり状態で、会場の一気にボルテージが上がりました。間髪いれず始まったのはIke & Tina Turnerのカバーソング"River Deep, Mountain High"。今日一番の盛り上がりといっても過言じゃないくらい、聴衆はセリーヌと一緒に踊り、歌い、叫び、もう素晴らしい雰囲気です。マイクを回すパフォーマンスは相変わらずすごくかっこいい!!!!最後に「Thank you!!Good Night!!!」そう叫んで、セリーヌはステージを去って行きました。
セリーヌが一番カッコいいパフォーマンス
ステージメンバー全員で盛り上がります!!!
Encore
●"Titanic Theme" (Instrumental Interlude)
Titanic theme instrumental
19."My
Heart Will Go On"
これで終わりじゃないよね?そうあの曲がまだあるじゃない!!!期待を胸にアンコールを待つ私たち。そしてタイタニックのテーマソングが流れ始め、観客は大喜び。そうです、この曲を待っていたんです。ターコイズブルーのきれいな色のひらひらドレスに衣装チェンジしたセリーヌが登場。静かに静かに歌い出しました。背面のLEDスクリーンは、ジャックとローズの甲板でのシーンの夕焼けをイメージしたものですごくきれいです。そして曲のクライマックスの盛り上がりに行くに従って、セリーヌのボーカルは除々に力強くなり、高揚し、私たちの胸を揺さぶりました。セリーヌの立っている場所の円形の床が上に徐々に上昇していき、歌うセリーヌの周りでホログラムのきれいな光線と、その外周には本物の水が降り注ぎ、その中で服をひらひらさせながら歌いあげるセリーヌはとっても素晴らしい。感動をありがとう、セリーヌ!!!ファンから大きな大きな拍手が送られ、「Thank
you so much everybody!!You're great audience,tonight!!!(今夜のあなた方は素晴らしい観客よ)Good
night everybody!!!」私たちに大きく大きく手を振るセリーヌ。行かないで〜セリーヌと一生懸命振り返す私たち。そしてセリーヌはステージを去っていき、同時にオーケストラやバンドメンバーもステージを去って行き、1時間50分ほどのショーは幕を下ろしました。
★セリーヌからの新年メッセージ
”River Deep Mountains High”のパフォーマンスの後に「Thank you so much!!A
Happy New Year!!!」、そして"My Heart Will Go On"パフォーマンスの後で「A
Happy New Year again!!!」と聴衆に呼びかけて会場を去って行きました。
衣装部屋の巻
最初に案内されたのは衣装部屋。写真撮影はNGです。セリーヌの今回のステージ衣装が全て並んでいて、特に最後の"My
Heart Will Go On"で着用していたターコイズブルーの演出で濡れてしまった衣装を係の女性がドライヤーを当てて乾かしていたところだったのですが、たった先ほどまでセリーヌが来ていた衣装がここにあって乾かされていることに信じられない気持で一杯になり、大興奮な私たちは「すごい〜アメージング」を連呼していました。
ステージには先ほどまでのセットがそのままになっていました。ジェームスボンドメドレーでせり上がってくる長方形のステージや、My
Heart Will Go On"でセリーヌが乗ってせり上がる円形のお立ち台とその周りの水を吸収する床装置、上部の水を撒く装置など、セットがリアルに確認出来て、もうアンビリーバブルです。関係者の粋な計らいで、コーラスのマイクスタンドを前に記念写真をパチリ!!!私たち、ステージに居るんですよ、夢じゃないかとほんとに信じられない気持で一杯に。コーラス隊のマイクスタンド下の床にセットリストが貼ってあったので、カメラに収めました。ステージを去る直前に、バックヤードでエルトン・ジョンのショーRedPiano(同会場でセリーヌと入れ違いに行われているショー)で使用される巨大ピアノセットがつり下がっている姿も見ることができました。観客席で見ている夢のステージはキラキラまばゆいばかりですが、こうやってセットを見ると、実は素朴な作りものであり、ライティングや特殊効果等でゴージャスで魅力のあるステージに見せて演出しているんだなあと感じます。多くのスタッフが裏方として一致団結して自分の役目を果たし、セリーヌのショーを作り上げているということが肌で感じられて、すごくうれしかったです。
ステージ中央から奥を眺める
ステージ奥はオーケストラメンバーのポジジョン、中央奥には"GoldFinger"などでセリーヌが前に歩んでくる長い通路
手前の円形ステージは、"My Heart Will Go On"でセリーヌが乗って上にせり上がって行き、天井から
水の演出でシャワーが降り注ぐため、その下の床は、落ちてきた水を吸水する特殊なものになっています。
セリーヌの立ち位置に+マーク
私も立ってみました!!!
水の演出でシャワーを降らせる装置
ステージから見た客席
それぞれの席の前後はゆったりとした間隔があり、とても鑑賞しやすい劇場
私たち、今まさにセリーヌがパフォームしたセンターステージにいます〜アンビリーバブル!!!
セットリスト(定番の曲目が記載)
2曲目のA Song For Youは特別な演出だったので載ってませんね・・・・
新年のカウントダウン花火(12/31)
私たちはセリーヌショー後にストリップに出てシーザーズパレス屋上から打ち上がるカウントダウン花火を楽しみました。多くの人々が思い思いの飾りやコスチュームを付けて年越しを待っています。昨年は定刻に花火が開始されず、ちょっと拍子抜けな感じだったんだけど(それはそれで楽しかったのですが)、今年はばっちり皆でカウントダウンした直後に花火が打ち上がり始まり、もう最高の年越しとなりました。セリーヌ&関係の皆さん「A
Happy New Year!!!」
シーザーズパレスで新年の花火が打ち上がります
いろんな種類の花火が惜しげもなく次々と打ち上がる様は圧巻!!!
夢のVIP体験を味わったMさんとGさん(1/3)
1月3日のショーはVIP席12月30-31日のショーのみを楽しんだ私とM2ちゃんは一足早く1月2日にベガスを去りましたが、その後引き続き滞在したMさんとGさんは1月3日のショーをも楽しまれ、"How
Do You Keep the Music Playing?"のパフォームの際に最前列のVIP席で、お二人ともセリーヌと握手できたそうです。おめでとうございます〜〜♪特にMさんの場合はセリーヌは3回キュゥッキュゥッキュゥッと手を握ってくれたんだそうです。その瞬間ひたすらセリーヌとがん見し合っていたというMさん(笑)、素晴らしいですね!!VIPチケットは高価なお値段で、シーザーズ内のレストラン「メサ・グリル」でのお食事や沢山のお土産グッズも付いていたそうで、まさにゴージャスな瞬間を味われたのでした。