●2006年9月24日(日) 晴れ ◆起床〜ホテル出発〜カルガリー空港へ 今朝は5時半にモーニングコール。さすがに早すぎて起きるのが辛かった・・・。6時には荷物をドアの外に出しておかなければいけません。6時過ぎにロビーに集合し、そこで今日の朝食セット(リンゴ・ヨーグルト・シリアルバー・ジュースのセット)を受け取りました。朝食をホテルで取る時間が無いのでバス車内かカルガリー空港で食べることになりますとの理由から。真っ暗な中でバスに乗り込み、ホテルを出発。今日で宿泊地のキャンモア、そしてロッキーともお別れです。カルガリー空港まで2時間の移動。暗い外がだんだんと明るくなり始めました。 明るくなる頃、車中で配られた朝食をいただく。途中の広大な平原を通りながら添乗員さんから「ここは角川映画で榎本武明さん主演の"天と地"の合戦シーンの撮影場所になったところです。鎧を着たエキストラは全部カルガリー大学の学生さんなどで、日当が5千円だった」というエピソードが紹介されました。行きがけに暗くて見えなかったカルガリーオリンピックのスキージャンプ台がはっきりと見えます。すごく急勾配でびっくり。オリンピックの開会式会場になった場所の近くも通りました。都心のにぎやかさは無いけれど、田舎の自然の豊かな街という感じがしました。 そうこうしているうちにカルガリー空港に到着しました。カルガリー空港はまだ時間も早く、閑散とした感じではありましたが、添乗員さんがチェックインと荷物を預ける手配をしてくださった後の自由行動が1時間半ほどゆったりありました。ここアルバーター州は石油で潤っているので、州税が0円です(国税のみ)。ということでここでちょっと買い物をしようと思い、思い切って自分の為にカナダの有名なROOTSというカジュアルブランドの腕時計を購入しました。デザインはカナダ国旗とおなじ赤のベルトに、文字盤にカエデのマークが入っています。とっても素敵です。いつおろそうかしら(ワクワク)しばらくぶらぶらして、搭乗時間が近くなったので、セキュリティチェックを通って搭乗口へ。10時発のバンクーバー空港行きのエアカナダAC207便に乗りこんだのです。
◆バンクーバー国際空港到着〜バンクーバー市内観光 晴れ 実際の飛行時間は1時間半ほどですが、時差ー1時間を考慮すると正味30分のフライトとなります。時差って本当に不思議。カナダの大らかさを現す乗務員さんのエピソードが。乗務員の女性とお客さんが友人関係だったようで、搭乗が始まってしばらく盛り上がっておしゃべりが繰り広げられていました。で、飛行機が滑走路へ向けて動き出しても、まーだ盛り上がっておしゃべりしてるし(苦笑)このまま離陸体制に入ってもしゃべり続けるのか!?と観察していたら、飛行機がいよいよスピードアップしますという状況になって、やっと離れて自分の座席に戻られました。日本じゃアンビリーバブルな出来事に違いない!!他の乗務員さんも全然注意してないし。いいのか、エアカナダ!!!ってちょっぴり思ったのでした。 ブリテッシュコロンビア州にあるバンクーバー国際空港に着いて、私たちを待ち構えていたのはあふれんばかりの人だかり。ここはトロントに次ぎ、カナダで規模の大きい空港なのです。到着して荷物をピックアップしてもらい、またポーターさんがバスまで荷物を運んでくださいました。ここで登場したのは現地ガイドのベルさん。ベルさんは苗字は日本名だったのですが、見た目東南アジア系のような色の焼けた方でした。小回りが利くようにと小型のバスに乗って、ベルさんの案内で一路バンクーバー市内観光に出かけました。お天気は汗ばむくらいの晴れ模様。この旅行中ずっととてもいいお天気が続いています。ツアーのメンバーの中にすごい晴れ女がいらっしゃるんだろうなあと添乗員さんもびっくりされていました。添乗員さんにお聞きしたところバンクーバーには約1万5千人もの日本人が居るそうです(ちなみにカルガリーは500人)。普通に働いて住んでいる人、ワーホリ、留学生などなど形態はさまざまです。私もこの旅行中実感しましたが、自然も豊かで、人もおおらかで優しく、治安も良いカナダだったら住めるかもって思います。憧れですね。 まず寄ったのは"クイーンエリザベス公園"。広大な敷地にきれいなお花が沢山植えられていたり、日本のコーナーでは庭園があったりと本当に癒される感じです。ちなみにバンクーバーは日本の横浜と姉妹都市なんだそうです。写真を撮りながらのんびりゆっくり歩いていきまいた。30分ほど滞在して、再びバスに乗りチャイナタウン(←カナダにももちろんあるんです!!)、ギャスタウンを車窓から見物しました。バンクーバーは世界中から人が集まっています。だから中国韓国などのアジア系の方も多いんだとか。そして一気に町並みが大都会へ変わってきました。高層ビルが立ち並ぶ町並みはまるで福岡の海に近い百道と天神を合体させたような規模です。"カナダプレイス"でバスを降りて、船の前で写真を撮ったり、海沿いの雰囲気を堪能しました。アラスカ行きの巨大クルージング船も停泊していました。カナダの国旗が横に掲げてあったので、面白いと思って写真を撮りました(笑)。そして次に向かったのは"グランビルアイランド"。ヨットなどが停泊する海沿いのエリアにマーケットや個性的なSHOPなどが立ち並んでいます。まず昼食ということで、レストランへ入りました。食事はトマトベースのスープとサンドイッチ&コーヒーです。久々にあっさりしていて胃に優しい感じ。チーズが挟んであったので、外していたら、私と同じ行動を取る同じツアーの女性が居ました。私だけじゃなかったんだあと安心(笑)その後、私たちが見学したのは市場。スイーツやベリーやリンゴ等々果物や新鮮な魚介類、ソーセージなどの肉類、オリエンタルな雰囲気たっぷりの中華食材や韓国の食材などなどカナダの皆さんの胃袋を満たすものが沢山並んでいました。なんかだいいなあ。。。。今朝の朝食で食べたツヤのあるミニリンゴはここにもたくさん盛ってありました。その後、市場を出た海沿いで写真を数枚撮影し、時間が無くなりバスに戻りました。 その次にバスで向かったのは"スタンレー公園"。ここはとても広大な敷地の公園でとても全部は回りきれないということで、2箇所ほどポイントを決めてバスが停車されました。まずトーテムポールが有名な"トーテムポール前広場"です。先住民の守り神としてトーテンポールは建てられたんだとか。ユーモラスでちょっと笑ってしまったのですが。写真を撮影して、しばし海沿いの草原でのんびり休憩することにしました。サイクリングする人、マラソンする人、カップルで仲良く過ごす人、本を読んでいる人々など、いろんな人が思い思いの時間の過ごし方をしています。時間がゆったりと流れている感じ、すごく心がほっとするなあと思いました。アラブ系のカップルが、あなたたちの写真をとってあげるよって近づいてきました。別にそのつもりじゃなかったのですが、写してくれるんならってことで写してもらったら、じゃあ自分たちも写して!!って自分のカメラを差し出して来ました。なんだあ、最初から言ってくれたらいいのに。シャッターを押したものの、ものすごくラブラブカップルだったので、取るポーズのひとつひとつがこっちが赤くなってしまうくらい恥ずかしかったです。おごちそうさま!!バスに戻り、さらに丘の上のほうに上ったところ"プロスペクトポイント"に到着。ここは海が見渡せる眺めのいい場所になっています。あーーーー気持ちがいい!!一面の眼下に広がる海の風景にとっても感動しました。写真を撮ったりしながら過ごして、次はバスの車窓からイングリッシュベイの風景を眺めて、半日観光が終了しました。最後のあたりは、かなり疲労モードでくったくただったのですが、なんとか楽しめました。バンクーバー、素敵なところです。
◆ホテルにチェックイン〜夕食 ホテルに戻る前に免税店DutyFreeShop前でバスを降ろされ、一応店内を散策。特に買いたいものが無かったので、ウィンドーショッピングに終わりました。今夕宿泊するホテルはAグレードの"ハイアットリージェンシーバンクーバー"です。街中の中心地にありとっても便利。日本に居ても泊まる機会がなかなかないのですごく楽しみにしていました。泊まってみたらびっくり、ここはエレベーターに乗るにもカードキーを差さないといけないのです。とてもセキュリティーが万全ですね。ロビーで今後のスケジュールの説明を受け、それぞれ部屋に移動。少しだけゆっくりして、街中に散策に出かけることに。 街中は通りごとにきちんと名前が全部付けられていて、とても分かりやすいなあという感じ。そして横断歩道は日本のように白い線が書いてありません。信号機があるのみです。止まれは手のマーク、歩けは人が歩いているマークですが、でも、このあたりはアメリカと一緒かも。通りにはブランドショップも沢山並んでいましたが、私と友人の目的地は、散策以外に酒屋さん探し。ワインとおつまみでリッチなバンクーバーの夜を過ごそうと思ったのです。お店探しはけっこう迷いましたが、やっと見つけて、10ドルくらいでVSQのl品質保証マークつきの赤ワインを購入。栓抜きは勿体無かったのですが6ドルで併せて購入しました。そしておつまみはポテトチップス(なんでやねん!!)。 ジモチーみたいにスーパーの買い物袋を持って、ホテルに戻ったのは集合時間の5分前。慌てて部屋に荷物を置き、ロビーに集合。そして皆さん揃って中華料理のお店「金福海鮮酒家」に行きました。経営者は中国人。円卓のテーブルに座り、コース料理をいただきました。ちなみにチャーハンのライスはタイ米でした。添乗員さんがお隣だったので話しに花が咲いてしまい、食べるのもそっちのけで話しまくっていた私。この方、昨年個人的にご両親とラスベガスに行かれたという話をされていて、共通点があり話が余計に弾んでしまったのでした。ちなみにセリーヌショーは見てないとのことで、絶対に次回見てくださいねとお勧めしておきました。お食事が終わって、自由行動でHMVに行きました。カナダといえばセリーヌ・ディオンやダイアナ・クラール!!セリーヌのコーナーでは目新しいものは見つけることができなかったので、せっかくだからとダイアナ・クラールの最新作を14ドルで購入。そして、ここでもOKSHOPに行き、バンクーバーのポストカードを購入しました。
◆ホテルでのドリンクタイム ホテルに戻り、カナダ最後の夜にワインを空け、ポテトチップをつまみに友人と沢山語り合いました。バンクーバーでっていうのはすごく贅沢かも!!すごくリッチな気分に浸れたのでした。しかしワインの3分の2は私が飲んでいたらしい(友人談)その後、お風呂にゆっくり浸かり、明日の出発に備えました。
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