飛行時間はサンフランシスコ空港まで約9時間とのことで、途中機内で食事が2回、夕食と朝食が出ました。初めての機内食はなかなか美味しかった!!エコノミーはやはり狭かったけど、音楽を聴いたり(機内放送の曲目にはなんとセリーヌの"I
Drove All Night"があり、何度も何度も聴きました)、ゲームをしたり、映画を見たり(レオナルド・ディカプリオの"Catch
Me If You Can"ばかり見てました・・・笑)、機内ではスリッパを履き、寝るときは首枕を使ったりと極力リラックスするように努めした。途中機内が暗くなり睡眠タイムになったけれど、全く眠れなくって、結局徹夜で起きていました。いつも思うのはこんな巨大な飛行機がよく長時間燃料を積んで飛行できるものだなあということ。当たり前のように国内線は乗ってるんだけど、国際線は飛行時間が半端じゃないわけだし・・・・。
搭乗時刻13時30分まで時間があったので、空港の本屋で雑誌をチェックしてたら、セリーヌが表紙と裏表紙を飾ってる雑誌「Ladies'
Home Journal]を発見!!$2.70で早速外貨で購入。また映画「千と千尋の神隠し」の英語版の本が窓際に大きく飾られていて、海外でもこの映画がかなりの話題であることを深く認識しました。ちょちょこビデオを撮ってたら偶然セキュリティーチェックのところまでカメラを向けてしまって、係員に「撮っちゃダメ!!」と注意されてしまいました(苦笑)ここで初めてアメリカのトイレに行きましたが、こちらの女性用トイレってドアの上と下が大きく開いているんです。だから他人が入ってる場合、足が丸見え(笑)これもセキュリティー上の問題らしいのですけど、なんだか不思議でした。(そういえばドラマ「アリーMy
Love」の会社事務所のユニセックストイレもそうなってたっけ・・・笑)
その後バスで宿泊ホテルのルクソールに向かう。ルクソールはエジプトをテーマにピラミッドを模った巨大ホテル。その道中でセリーヌの"A
NEW DAY"の看板(本ページTOPの写真)を発見!!バスの中で斉藤さんから「自分は事前に見ているんだけれども、今回のセリーヌのショーは全てにおいて完璧で本当に素晴らしい!!今回の席は特にすごくいい席なので皆さんも大満足してくださるハズです」と興奮気味に話してありました。ホテルに到着すると正面のスフィンクスの巨大なオブジェにものすごく圧倒されました。、ロビーで簡単な説明を受けて、各自部屋へ。(※ルクソールホテルHPはコチラ)
ホテルは本当に広くてフォーラムショップなど通ったりして迷いつつも、セリーヌのショーがあるコロシアムの場所をやっとで確認.。その後、コロセウム側のセリーヌショップで早くもグッズをチェック。ショップの入り口の壁にはセリーヌのビデオがずっと投影されていて、すごくきれい。私はパンフレット、Tシャツ、帽子、香水、キーホルダー、カード等山ほどあるグッズに喜びながら、いろいろ見てました。日本にもセリーヌグッズが買える場所があればいいのに・・・・・。自分用にはCoty製のセリーヌブランドの香水を買いました。香りはすごく上品でやわらかい感じ。買い物を済ませた段階ですごい荷物に!!あまりに重いのでいったんホテルに帰ることに。時間はその時15時くらいだったので、シーザーズパレス前からタクシーを拾い、初タクシー(笑)ヒスパニック系タクシーの運ちゃんが英語で沢山マシンガンのように話しかけてきて、分ったのは「あなたたちは中国人か?」ってことくらい。ヒアリングがさっぱりな私は「I'm
not good at English」と話して、勘弁してもらったのです。ルクソールに10分くらいでルクソールに到着。チップ込みの10ドルを支払いタクシーを降りる。
セリーヌ"A NEW DAY”ショー
◇セットリスト<2003.5.17 Sat.ラスベガス・シーザーズパレス>
1.Nature Boy
2.The Power of Love
3.It's All Coming Back to Me Now
4.Because You Loved Me
5.To Love You More
6.I'm Alive
7.Seduces Me
8.If I Could
9.At Last
10.Fever
11.I've Got the World on a String
12.A New Love
13.I Surrender
14.The First Time Ever I Saw Your Face
15.Aria Di Lucia De Lammermoor (Instrumental)
16.Chanson Napolitaine
17.I Wish
18.Love Can Move Mountains
19.I Drove All Night
アンコール
20.My Heart Will Go On
21.What A Wonderful World
※今回のショーはカバーが多くて、曲名を特定するのがすごく難しいのです。例えば11.12の2曲に関しては、実際に聞いた感じではセリーヌが"I'm
In Love〜♪"と歌っていた印象が強く、私は1曲と思ってましたし(苦笑)ショーが3月下旬にスタートした直後に公表されているセットリストを参考に、確実に確認できたもの白字、不明なもの青字で表示しておきます。"Have
you ever been in love"は今回は歌いませんでした。
チケット
座席表(H列の真中辺りですが、分るかな?)
オフィシャルページよりコロセウム内部の写真
◇ショーレポート
20時46分頃客電が落ち、イントロに乗って前方スクリーンにCGで階段を下りてくるセリーヌが小さくそしてだんだん大きく映し出される。そして黒のタキシード姿のセリーヌがステージ脇に登場!!髪を少しまた短く切りそろえてスッキリしたようだ。割れんばかりの拍手が浴びせかけれる。静かに1曲目の"Nature
Boy"を歌い始める。セリーヌの第一声が発せられたとき、この会場の素晴らしい音響にビックリした。セリーヌの声の調子はすごぶる良くて、またその良さを音響が引き立たせている。ああ〜今私はベガスでセリーヌを実際にこの目で耳で見て聴いているんだという実感が一気に沸いてきて、すごい感動でうるうる来てしまっていた。静かに1曲目を歌い終えると一転して2曲目"The
Power of Love"で伸びやかな声を聞かせる。次に赤いドレスに衣装チェンジして3曲目"It's
All Coming Back to Me Now"4曲目"Because
You Loved Me"と続く。
5曲目の"To
Love You More"私の大好きなこの曲、もちろん今回バイオリンは葉加瀬太郎さんではないけれども、バイオリンの音色をバックに見事な歌を披露してました。この後にセリーヌトークタイム。新曲の名前にかけて「Tonight
is all night Hah?」などといって笑わせていたっけ。英語の聞き取りがイマイチな私は((+_+))状態でした。そしてなんと今日のショーを見に、前方中央の席に俳優のマイケル・ダグラスとキャサリン・セダ・ジョーンズ夫妻が来ていることがセリーヌの口から紹介され、観客がどっと沸きました。そっか私の前列のおばちゃんたちが騒いでたMichaelってマイケル・ジャクソンのことでなくてダグラスだったんだあ(爆)セリーヌは客席を降りて二人にハグしに行きました。肉眼でも小さく見えましたが、スクリーンに彼らの姿が同時に大写しになり、「うわ〜本物だあぁぁ」とすごくラッキーな気分になったのです。赤ちゃんを出産したばかりのキャサリンとセリーヌは母親という面での共通点が。時折子供の話をするたびにキャサリンのことも話していました。その後6曲目"I'm
Alive"を軽快に歌い、7曲目"Seduces
Me"は男性ダンサーに四方を囲まれて座ってしっとりと歌うセリーヌさん。後で私たちに「こんなに沢山の男性に囲まれていいでしょう?(英語)」と笑って話していました(爆)時折カバー曲も織り交ぜて10曲目のペギー・リーのカバーである"Fever"まで続きます。
その後、衣装チェンジして今度は黒のドレスに変身。カバー曲からスタートして12曲目の"I
Surrender"ではCGを使って炎の中で力強く歌うセリーヌの姿が後方スクリーン一杯に映し出されていました。そして14曲目の"The
First Time Ever I Saw Your Face"ではセリーヌが他のダンサーたちと一緒に宙を舞い、静かに、そして優雅に歌っていました。そしてインストのAria
Di Lucia De Lammermoor が流れ、このときにダンサーたちがステージでいろんな宙吊りのパフォーマンスを繰り広げていました。宙刷りで額縁に写った状態の人やピアノが移動していったり。その後16曲目の外国語の"Chanson
Napolitaine"が始まり歌を歌い上げるセリーヌ。会場の雰囲気が変わってサスペンダー姿のセリーヌが登場し、スティービー・ワンダーの17曲目"I
Wish"をコミカルにダンサーたちと披露。歌って踊るセリーヌ、最後はサスペンダーを下げてパタンと一人仰向けになんて倒れてエンド(笑)一番ミュージカル的な要素を思わせる模様でした。
そして、18曲目はお馴染みの"Love
Can Move Mountains"。セリーヌが観客に立ち上がるように催促して、観客は踊りながら手拍子の嵐。(そう、今回は1曲目から基本的に座って見るステージだったのです)一気にボルテージが上がり、そのままクライマックスの"I
Drove All Night"。今回自分がニューアルバムの中で一番聴きたかった曲だけに、生で聴くその感動はもう言葉には言い尽くせません。沢山のダンサーたちが囲み踊る中でセンターの1箇所せり上がり、その上でノリノリで歌い上げるセリーヌ。最高に盛り上がる観客。終わって、出演者全てがステージに出てきて、横一列にならび一斉にお辞儀して、そして「今日はどうもありがとう(英語)」といいながら最初に会場を去るセリーヌ。続いてダンサーたちが去って行きました。立ち上がり大きな拍手していっこうに座る気配のない観客。待ち構える観客を前に、アンコールで白いドレスの衣装にチェンジしたセリーヌが登場。このときのステージのCGがものすごくてまるで奥行きのある大きなタイタニックの客室(?)か劇場のような映像が合成されてその中にセリーヌが立ちつつ、20曲目の"
My Heart Will Go On"をしっとりと歌う。引退前のツアーにいけなくて、実際この曲を生で聴くのが初めてだった私はものすごく感動して、涙がうるうる来てしまいました。
そして21曲目のルイ・アームストロングのカバーである"What
A Wonderful World"をアコースティックな感じで歌いあげました。曲が終わると皆立ち上がりスタンディングオベーションの嵐。最後のセリーヌのトークタイムで感極まってうるうるしながら彼女が話していたことは「これまでの歌手生活は決して平坦ではなく、これまでに辛いことも楽しいことも沢山あったけれど、レネ(マネージャ兼旦那さん)から言われたこのことは私はずっと忘れないわ。彼は私に"君にとってステージは家族であり、家なんだよ。だから皆が君を見守ってくれているんだ"と言ってくれたの。(英語)」私もこの言葉にかなりジーンときてしまって、「セリーヌ、私達ファンはいつまでも家族のようにあなたを応援してるから本当に頑張って!!!」と強く思ったのです。そしてセリーヌが「さよなら(英語)」と言って、ステージを去っていき、中央スクリーンにはエンドクレジットが流れ、22時40分ごろ終演を迎えたのでした。そいうえば今回のステージではバンドの姿が全くなし。どこで演奏してるんだろうと思っていたら、なんとステージ上に設けられた階段下に隠れて演奏していたのです!!セリーヌから紹介されたその瞬間、彼らの姿が階段の隙間から写し出されました。
その後バスでルクソールに送ってもらい、部屋で1時間ほどゆっくりして、夕方からラスベガスを散策。途中通りがかったベラージオでセリーヌの"My
Heart Will Go On"をバックに流れ、噴水ショーでがあっていたのにものすごく感動!!あるとは知っていたものの、なかなかめぐり合わなかったので、見れた!!という満足感で一杯でした。(但し、向かいの通りから遠目でしか模様を見れませんでしたけど・・・苦笑)そしてパリスで17時ごろバフェを楽しみました。ここのバフェは食事(特にデザートが有名)がものすごく美味しいと有名なんですが、聞きしに違わずものすごく美味しくって、こっちに来て私は一番食事を食べたんじゃないかなあ。食事の後19時過ぎくらいの薄暗くなり始めた頃に、再びベラージオへ。私にとって夜マトモに見る初めての噴水ショー。ビデオにも収めましたが、水の動きが本当に力強かったり優雅だったり、まるで生きているようでした。時折何十メートルもの高さに上がる水柱も大迫力。ラスベガスを代表するショーだなあとシミジミと感じました。その後ホテルに戻り、最初で最後のスロットを楽しみ(たった5ドル分くらい・・・笑)、部屋に戻り、お風呂にゆっくり浸かって、帰国の荷造りをして、23時ごろ寝たのはいいんだけど、夜中1時半に目覚めてから全く眠れなくなってしまった。「もういいや起きちゃえ」と思って夜通しテレビを見ながら朝がやってきました。