SWEETBOX "ADDICTED to JAPAN TOUR"

■TOUR SCHEDULE

2006年8月15日(火) 福 岡・ZEPP FUKUOKA
2006年8月16日(水) 大 阪・ZEPP OSAKA
2006年8月17日(木) 愛 知・ZEPP NAGOYA
2006年8月19日(土) 新 潟・新潟フェイズ
2006年8月20日(日) 東 京・SHIBUYA-AX
2006年8月21日(月) 東 京・SHIBUYA-AX
2006年8月23日(水) 東 京・ZEPP TOKYO
2006年8月24日(木) 宮 城・ZEPP SENDAI
2006年8月26日(土) 北海道・ZEPP SAPPORO
2006年8月27日(日) 山 梨・東京エレクトロン韮崎文化ホール
2006年8月28日(月) 静 岡・アクトシティ浜松
2006年8月29日(火) 長 野・長野県県民文化会館

※チラシ裏面はコチラ

■SETLIST(2006.8.15 Zepp Fukuoka)

  1、Don't Push Me
 2、Bold & Delicious
 3、Pride
 4、Chyna Girl
 5、Vaya Com Dios
 6、For The Lonely
 7、After The Lights
 8、On The Radio
 9、Killing Me DJ
10、Life is Cool
11、Every Step
12、Read My Mind
13、Graceland
14、Crown of Thorns
15、Hate Without Frontiers
16、Human Sacrifice
17、Liberty
18、Everybody
19、Cinderella
20、Ladies Night
21、Here Come The Sun
22、Boyfriend
23、Addicted
<アンコール>
24、Everything's Gonna Be Alright
25、Time of My Life
<アンコール>
26、For The Lonely(Piano Version)

■CONCERT REPORT(2006.8.15 ZeppFukuoka

7時15分ごろ客電が落ち、壮大な2001年宇宙の旅のテーマソングが流れる。メンバーが登場して「キャーーー!!」オーディエンスからのものごいすごい拍手が沸き起こった。メンバーはドラム、ベース、ギター、キーボードの男性4名と、バイオリンなどの弦楽器を抱えたエレガントな女性4人組。そしてダンサー(兼バックコーラス)の女性4人組で、ジェイドを入れて総勢13名というにぎやかなステージ。黒い縁取りのあるピンクのワンピース姿のジェイドも登場して始ったのがダンサブルなナンバー"Don't Push Me"。オープニングにこの曲をもって来るとは思ってなかったのでかなりびっくりした私!!ジェイド同じような衣装を着けた女性ダンサー&コーラス4人と踊りながら歌う彼女。

間髪居れず始った次の曲は
"Bold& Delicious"。力強いサビの部分では音や振動で 耳がビリビリくるくらいの迫力です。ステージを左右動き回りながら、時折「C'mon Fukuoka!!Are you ready?」と叫びながら、一緒に歌うように促す彼女。そして曲が終わり、ジェイドが「アリガトウゴザイマス!!「ゲンキデス!」「You Guys Ok?」「今日はクレイジーになる準備出来てる?(英語)」「次の曲行くわよ。準備はいい?(英語)」オーディエンスに呼びかけ「Yeah〜〜〜〜!!!!」と応答するオーディエンス。そして始まった次の曲"Pride"しっとりと歌い上げるジェイド。その後始まったのがオリエンタルなムードが溢れる"Chyna Girl" 。曲に合わせて大きな手拍子が鳴り響いた。その後始まったのは楽しい雰囲気の"Vaya Com Dios"で会場もヒートアップ。曲が終わるとジェイド達はステージを去る。

For The Lonelyのイントロが流れて、しっとりほんわかとした雰囲気が漂う中で、背中に羽が付いた白いドレスに衣装チェンジしたジェードが現れて
"For The Lonely"が始まる。ジェイドのボーカルが発声すると、待ってましたとばかりに会場は沸き立ち、みんな一緒にジェイドと合唱。歌い終わったときに「アリガト」というジェイド。そして落ち着いたナンバー"After The Lights"が続き、終わると、バックのストリングスメンバー女性4名の紹介。観客からジェイドに「カワイイ〜〜」という呼びかけがあり、「ドウモアリガトウゴザイマス」と笑って応答する彼女。そして次の曲"On The Radio"に続き、ダンサー達の紹介。

そして「次は私のお気に入りの曲です」と言って始まったのはほのぼのとした曲
"Killing Me DJ"。大きな手拍子が鳴り響く会場。「アリガトウ〜」とジェイド。続いて始まったのが"Life is Cool"。サビの部分にかかると「C'mon Guys Japan!!」と呼びかけ歌うように促すジェイド。それに答えて「Life is so Cool〜Oh Oh Oh Oh〜Life is so Cool〜♪」と返して歌うオーディエンス。その次に始まったのが悲しげな雰囲気な"Every Step"。シリアスな雰囲気に代わる会場。鳴り止まない拍手に「アリガトウ」と言うジェイド。そして始まったのが"Read My Mind"。手話を交えた振り付けでかわいらしく歌うジェイド。真似しようと思ったけどわかりませんでした(^_^;)そして衣装チェンジでステージを去るジェイド。合間にストリングス組のバイオリンの演奏が静かに曲が奏でられ、とてもポップスのコンサートに来たとは思えないような異空間のような雰囲気が漂います。

真っ赤な着物風なデザインの衣装を来たジェイドが再登場。ダンサーたちと一緒に振袖の部分をたなびかせながら華麗に踊りながら歌うのは最新アルバムのオープニング曲
"Graceland"。壮大な雰囲気が漂います。次の曲はシリアスな雰囲気の"Crown of Thorns"。その次はサンプリングが印象的な"Hate Without Frontiers"。終わると今度はバンドメンバーの紹介。最後のキーボードの男性はベイビーフェイスでジェイドのお気に入りみたいです。"Human Sacrifice""Liberty""Everybody"とアップテンポなナンバーが続きます。"Liberty"でダンサーらを従えてステージを左右に動き回り、スクリームするように促す彼女。そして会場を去る彼女。衣装チェンジの合間にストリングス組みとバンド組の演奏の共演が繰り広げられました。ストリングス組が演奏したクラッシックの名曲らをバンド組がロックっぽく激しくアレンジするのです。会場は大盛り上がり!!!

そして大きなテディベアを持ってお嬢様風のドレスで登場して
"Cinderella"が始まる。曲の終わりにかけて周りの女性ダンサーたちがステージ場でジェイドの衣装チェンジをお手伝い。そしてピンクの衣装にチェンジして始まったのは"Ladies Night"。アップテンポな曲に乗ってダンサブルに踊るジェイドはとってもセクシーな雰囲気。次の"Here Come The Sun"に続く"Boyfriend"ではステージにボクシングリングのセットが登場。サンプリングしてるロッキーのテーマを意識してのことでしょう。

いよいよラストの曲、最新アルバムのタイトル曲でスバルレガシーのCMソングになっている
"Addicted"。最新ヒット曲だけに会場のボルテージは最高潮に達しました。「How You Doing Fukuoka!!」「Yeah〜」。歌が終わると全てのメンバーがステージを去りました。そしてお客さんから「アンコール」の手拍子が湧き上がり、しばらくしてバンド組とストリングス組が再登場し、ストリングス組が静かにバッハの『G線上のアリア』を奏でている中で白いドレスを着たジェイドが再登場し、「キャーーーーーーっ」と会場から歓喜の声が上がる。

始まったのが
"Everything's Gonna Be Allright"。SWEETBOXといえばこの曲が浮かぶほどの代表曲で、みんなじっくりと聞き入っている感じ。「アリガトウ!」と呼びかけるジェイド。続いて始まったのは"Time Of My Life"。ものすごく哀愁さえ感じられる素敵な曲です。「ドウモアリガトウ!!」何度も叫ぶ彼女。ステージメンバー全員で中央に一列に並んで手をつないでお辞儀。中央真ん中のファンの皆さんがHappy Birthdayの大きなロゴを用意していて、彼女の前で「Happy Birthday To You〜♪」を歌って大感激のジェイド。そして満足げに会場を去っていきました。でも会場の拍手は止まらない。怒涛のアンコールの拍手に再びジェイドとキーボードのメンバーだけ登場。再び"For The Lonely"のピアノバージョンを歌いました。最後にフクオカ〜のフレーズを歌詞に盛り込んでくれて大感激。「ドウモアリガトウ」「Thank you!!」「アイシテマス!!」「マッテネ!!」と私たちに呼びかけて、ステージを去って行きました。約1時間50分のジャパンツアー初日のステージは大満足で幕を下ろしたのです。

■コンサートあれこれ
17時ダッシュ
今日の私の席はスタンディングで早いもの順。開場時間には間に合わなければいけません。お盆なので電話もお客さんも少ないし、仕事は楽勝で17時ダッシュできるはず。とはいっても会社からZepp福岡迄は都市高速経由のバスで25分間くらいかかります。ギリギリ乗れる予定のバスが17時22分。開場時間に間にあうかどうか最後まで不安でしたが、なんとか50分頃に到着して安心したのでした。

椅子をありがとう
私達が見る予定の席は1FAブロックのスタンディング席。開場18時開演が19時、ライブが2時間あるとして、3時間ずっと押し合いへし合い状態で立ってないといけないのだろうか・・・・と恐れていたのですが、急遽「アーティスト側の都合で1Fは椅子席となります」とのこと。友人の一人は体調が悪く、立っているのが辛い状態だったので、これはラッキーだったし、自分も助かりました(^_^;)

なかなか良席をゲット
1FAブロックの3列目中央よりをゲットしました。ステージ中央にさらに2段のひな壇を重ねて、高く作ってあったので、ジェイドが段に上がって歌う時は、かなり見上げる感じでしたが。

ワンドリンク制
入場するときに500円玉と引き換えにコインを受け取りました。会場ロビーにドリンクコーナーがあってコインを使って1杯だけ飲めるのです。私はスクリュードライバーにしました。
お腹も空いていたので、ポテトチップも買って一緒に食べたのです。

網タイツが・・・・
衣装チェンジの時にやっちゃったのでしょうか、ジェイドの網タイツが何箇所か丸く大きく伝線してしまっていました。

キュート&セクシー
ジェイドがとにかくセクシーでキュート。彼女やダンサー達の衣装はミニのスカートが多かったため、前方の席の方はもうドキドキだったことでしょう(爆)テディベアを持って登場したときはカワイイ〜って思いました。彼女が踊るイメージを持っていなかった私ですが、今回は見事なダンシングを披露していました。

生ストリングスの迫力
バンドメンバーでバイオリンなどのストリングスの女性4人組を連れてきていました。生はすごくいいですね。クラッシックもより美しく音色が響き、ジェイドの歌と見事になじんでいました。

ハードロックカフェ
終わってからそばにあるハードロックカフェで遅い晩御飯。お店のBGMはもちろんSWEETBOX一色でした。余韻に浸りながら私はビールとMt.Fujiならぬダブルバーガーセットをいただき、お腹が沢山になりました。


■サンプリングしているクラッシックの原曲(例)

★Everything's Gonna Be Alright
『G線上のアリア』 by バッハ
★For The Lonely
『ラ・カリファ』 by エンニオ・モリコーネ
★Cinderella
『トランペットのためのコンチェルト』 by テレマン
★Boyfriend
『GONNA FLY NOW』 by ビル・コンティー
★Superstar
『白鳥の湖』 by チャイコフスキー
★Human Sacrifice
『Pavene』 - by ガブリエル・フォール
★Don't Push Me
『月光』 by ベートーヴェン
★Read My Mind
『カヴァレリア・ルスティカーナ』 by ピエトロ・マスカーニ
★Life Is Cool
『カノン』 by パッヘルベル
★Liberty
レクイエム『キリエ』 by モーツァルト
★Hate Without Frontiers
『スターバト・マーテル』 by ペルゴレージ
★ADDICTED
『四季「冬」アレグロ』 by ヴィヴァルディ
★Here Comes The Sun
『プレリュード〜無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調』 by バッハ

■あとがき
2004年カウントダウン以来の彼女のライブでしたが、ますますパワーアップして、最高の一言に尽きました。これからもっともっとビックになっていくんでしょうね。来年も福岡に来てくれるといいな。

■リンク
sweetbox Official Website(USA)
http://www.sweetbox.com/

エイベックスホームページ
http://www.avexnet.or.jp/sweetbox/index.html