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★JAPAN TOUR SCHEDULE★
10/21(月) 東京:日本武道館
10/22(火) 名古屋:愛知県体育館
10/24(木) 東京:日本武道館
10/26(土) 福岡:宗像ユリックスイベントホール
10/28(月) 大阪:大阪城ホール
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◆BIOGRAPHY(Official
Pageより引用)
アメリカミズーリ州ケネットにて、4人兄弟の3女として生まれる。5歳からピアノやオルガンを習い始め、ミズーリ大学で作曲やクラシック・ピアノ、音楽理論を専攻するかたわら、バンドでキーボードを担当し、地元のライヴ・ハウスでローリング・ストーンズやレッド・ツェッペリンのカヴァーを演奏。その後、小学校の音楽講師をしていたが、86年、音楽のキャリア追求のためカリフォルニア州ロサンゼルスに移る。87年、マイケル・ジャクソンのバッド・ツアーにバック・ヴォーカルとして起用され、以後、ドン・ヘンリー、ジョー・コッカー、ロッド・スチュワート等のバック・ヴォーカルへの参加や、エリック・クラプトン等への楽曲提供を経て、90年、A&Mレコードと契約。93年ファースト・アルバム「チューズデイ・ナイト・ミュージック・クラブ」発表、翌年シングル"All I Wanna Do"が全米で大ヒットし、ビルボード誌で最高2位を記録。アルバムも全米で400万枚を超える大ヒットとなり、第37回グラミー賞の最優秀新人賞/年間最優秀レコード/最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンスの3部門で受賞。95年4月、初来日公演を果たす。96年、セカンド・アルバム「シェリル・クロウ」発売、第39回グラミー賞の最優秀ロックアルバム/最優秀女性ロック・ヴォーカル・パフォーマンスの2部門で受賞。5月、2度目の来日公演を行う。映画007シリーズ第18作「トゥモロー・ネヴァー・ダイズ」の主題歌をミッチェル・フルームとの共作で提供。98年、サード・アルバム「グローブ・セッションズ」を発表。このアルバムで、第41回グラミー賞の最優秀ロック・アルバムを受賞。99年9月14日、ニューヨークのセントラル・パークでベネフィット・コンサートを開催。エリック・クラプトン、キース・リチャーズを始め多数のゲストが参加し、2万人以上の聴衆を集めたこのライヴは、12月にCD「ライヴ・フロム・セントラル・パーク」として発売された。10月、3度目の来日公演を行う。2000年、第42回グラミー賞で最優秀女性ロック・ヴォーカル・パフォーマンスを「Sweet Child O' Mine」(映画「ビッグ・ダディ」サントラに収録)で受賞。2001年、第43回グラミー賞で最優秀女性ロック・ヴォーカル・パフォーマンスを「There
Goes The Neighborhood」(「ライヴ・フロム・セントラル・パーク」収録)で受賞。授賞式でのシェルビー・リンとの"The Difficult Kind"のデュエットも話題を呼んだ。2002年4月、久々のニュー・アルバム『カモン・カモン』を発表。
◆SET LIST
【2002.10.26.Sat 福岡宗像ユリックス】
- STEVE MC QUEEN
- EVERYDAY IS A WINDING ROAD
- MY FAVORITE MISTAKE
- C'MON C'MON
- YOU'RE AN ORIGINAL
- LEAVING LAS VEGAS
- STRONG ENOUGH
- IF IT MAKES YOU HAPPY
- LUCKY KID
- THE DIFFICULT KIND
- CHANGE〜I CAN'T EXPLAIN
- HOME
- WEATHER CHANNEL
- ALL I WANNA DO
- SOAK UP THE SUN
- THERE GOES THE NEIGHBORHOOD **********************************
- SAFE & SOUND
- ROCK AND ROLL
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- (from C'Mon C'Mon)
- (from SherylCrow)
- (from The Globe Sessions)
- (from C'Mon C'Mon)
- (from C'Mon C'Mon)
- (from Tuesday Night Music Club)
- (from Tuesday Night Music Club)
- (from SherylCrow)
- (from C'Mon C'Mon)
- (from The Globe Sessions)
- (from SherylCrow)
- (from SherylCrow)
- (from C'Mon C'Mon)
- (from Tuesday Night Music Club)
- (from C'Mon C'Mon)
- (from The Globe Sessions)
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※I CAN'T EXPLAINはTHE WHO、ROCK AND
ROLLはレッド・ツェッペリンのカバー。
※初日の武道館ではWEATHER CHANNELは無く"A HOLE
IN MY POCKET"を演奏。
◆SHERYL CROW LIVEREPORT
【2002.10.26.Sat 福岡宗像ユリックス】
約20分遅れの19時20分頃、客電が落ち、車の爆音が会場に轟く。ステージに白いロングパンツとブルーのデニムシャツを着たシェリルがバンドメンバーとともに登場。メンバーは他3名というとってもシンプルな構成。ステージの装飾も上方にミラーボールがあったくらい。髪はブロンドでロングウェーブがかかってカッコイイ。シェリルがギターを首にかけてギターのイントロが始まる。オーディエンスのキャ〜というスゴイ歓声。オープニングは最新アルバムからの1曲目"Steve McQueen"。オーディエンスは総立ちで早くも大興奮状態。シェリルの第一声が発せられた時にまたさらにすごい歓声。
ノリのいいオープニング曲が終わると、シェリルは観客に「コンバンワ!フクオカ!ジュンビはいい?」そう呼びかけ、前曲に引き続き、間髪いれずに始まった2曲目は”Everyday is A Widing Road"。映画「エリン・ブロコビッチ」の主題歌にもなったこの曲になって、会場の雰囲気は最高潮に達する。「ドウモアリガト!フクオカ!」そう言って次の曲"My Favorite Mistake"の前奏がスタートする。会場は曲にあわせてすごい手拍子の嵐。前奏がスタートしたものの4分後くらいだったか「I
woke up and called this morning〜♪」と歌ったところで突然演奏が止む。「出だしを間違っちゃった!(英語)」と照れくさそうに笑いながら謝るシェリル。会場の観客一同は騒然から一転、爆笑の渦。その後再び前奏が始まり、もう一度同じ曲を歌うシェリル。今度はバッチリで最後まで演奏&歌い遂げた。会場は拍手と歓声の嵐。「ドモアリガト〜!」「How
Are You?」「ゲンキデスカ〜?」「I speak a very little Japanese specially!」(このあたりで観客からシェリルに呼びかけがあり、高い声で「How
are you doing!!」とかわいらしく応答するシェリルにどっと沸く会場)。
その後ニューアルバムからのタイトル曲"C'Mon C'Mon"が始まる。のんびりとしたハッピーな曲で会場にほんわかした雰囲気が漂う。曲が終わってシーンとした中で自発的に観客の手拍子が始まり、その中でニューアルバムからのロックなナンバー"You're An Original"が始まる。シェリルがすごくカッコイイ。終わったときの観客のすごい歓声。その後”Leaving Las Vegas”が始まる。途中歌詞を”フクオカ”と言い換えて歌う箇所があり、どっと沸く観客。シェリルが観客に「ウタッテクダサイ〜」「Sing a Loud!」「オオオ〜オ〜オ〜♪」と呼びかける。観客も一緒に「オオオ〜オ〜オ〜♪」と歌う。「サイコ〜」と観客に呼びかけるシェリル。曲が終わり、その次の曲”Strong Enough"が始まる。静かななつかしいようなメロディーの曲に会場はなんだかしみじみ聞き入りモード。その次はお馴染みの曲"If It Makes You Happy"。サビの部分になるとシェリルの声と重なるように観客全員の大合唱で「If it makes you happy〜♪」と歌が響く。その後「アリガト」、「How Are You?」「ゲンキデスカ?」観客が「元気〜」だとか答えると「ハイ」と答えるシェリル。ちょっと可愛くて笑えるリアクション(爆)
その後始まったのはニューアルバムからの曲"Wild Kid"この曲はリズムが良くすごく個人的に大好きな曲で自分自身ノリノリ状態。曲が終わり歓声が沸くと「サンキュー」と呼びかけ。「This is a love song(これはラブソングよ)」そう言って始まったのは"The Difficult Kind".しみじみとした曲に静かに聞き入る観客。その後観客の大きな手拍子とともに始まったのはノリのいい"Change"(この曲は個人的に大好き!)会場は再び大興奮状態。この曲にTHE WHOのカバー曲"I Can't Explain"をくっつけてアレンジしてあり、さらにノリのいい曲に!!シェリルも最中かなり興奮してシャウトの声を上げていた(笑)「How are you?」「ゲンキデスカ〜?」「ゲンキ!」と観客に話しかけるシェリル。続いて"Home""Weather Channel"と静かな穏やかなそして癒されるような雰囲気の曲が続く。この2曲には観客も思わずしんみりと静かに聴き入り、ステージのシェリルを見守っていた。
一転してドラムでリズムが刻まれ雰囲気が変わり、「I love Fukuoka!」「歌って!」「1.2.123!」と始まった曲は"All I Wanna Do"。再び会場のヴォルテージが一気に上がる。曲中で歌詞を"フクオカ"と替えて歌った部分があり、喜ぶ観客。続いて最新アルバムからの大ヒット曲"Soak Up The Sun"。この曲のイントロが始まった時、この曲を待ちに待ったという感じで観客の物凄い歓声と拍手が響きわたる。会場全体の照明も黄色を基調にしており曲同様ハッピーな雰囲気に包まれた。歌い終わった時の物凄い拍手。シェリルも観客の盛り上がりにすごく満足げな様子。
「ドモアリガト。フクオカ!」「あなたたちのためにもう1曲歌うわ(英語で)」そう言って始まったのは前奏のリズムが特徴的ですごくロックしてる曲"There Goes The Neighborhood"。「ドモアリガト!フクオカ!」観客呼びかけるシェリル。曲の終了を惜しむかのようにギターの印象的な演奏が長くまで延長されて曲が終了する。ステージから去るメンバー。観客からのアンコールのものすごい割れんばかりの手拍子が始まる。「早く出てきて!」そう一心に願う観客。その後国旗がデザインされた何本ものすだれ状の紐が付いているアームバンドを両腕につけて、下は白のロングパンツ、上着はツアーポスターでお馴染みのノースリーブの黒の短いレザージャケットのシェリルが登場。すごい衣装に観客がとっど沸く(笑)ピアノの前にゆっくり座ったシェリルはマイクで私たちに「ドモアリガト」「You're 最高!」「Thank you so much」「We got a great time!」最後に「ここフクオカは私の第二のタウンよ!(英語)」と言うシェリルに大いに沸く観客。
それから始まったのは"Safe and Sound"。この曲は米国テロの追悼番組でも歌われたり映画の主題歌にもなった静かなしんみりとした悲しげな曲。シェリルがピアノで自ら弾きながら歌っているのがとても感動的でした。「Thank you!」と言うシェリル。その後シェリルがピアノの上に突如乗ってレッド・ツェッペリンの"Rock And Roll"を両腕のすだれをヒラヒラさせながら激しく歌いまくる。ものすごくカッコイイ!ステージのシェリルのエネルギーに負けじと観客も盛り上がっていた。「ドモアリガト!」最後にメンバー紹介を終えて「Thank you フクオカ、I love you!」、その後バンドメンバーとステージ中央に集まり一緒にお辞儀をして、終了を惜しむ私たちを笑顔で満足げに眺めながら、手を振りながら、ステージを去っていき、21時頃、約1時間40分のライヴは幕を下ろしました。 |
◆コンサートあれこれ
◇会場への行き帰り
当日は福岡市の自宅から15時半ごろ車で出発。車中では他会場のセットリストを参考に編集したシェリルの予習MDをガンガン聞きながら、途中で友人を乗せて、現地に到着したのは17時頃で、ガードマンの誘導に従い、広い公園内の臨時駐車場へ駐車しました。JRの最寄の駅から会場への臨時バスも沢山出ており、会場ロビーはシェリルのコンサートを見に来た全国(?)からの人々で既にごったがえしていた。外が真っ暗になった18時過ぎに開場になり、観客席がどんどん埋まっていきました。帰りに車のナンバープレートをウォッチング。やはり福岡開催ということもあり、車で来場する人たちは福岡はもちろん、佐賀、熊本、大分・山口のものが多かった。時々横浜とか三河などの関東圏からの車もあり、はるばる車で凄いなあとしきりに思ったものでした!(関東圏からいらっしゃる大半は飛行機や新幹線でしょうからね)
◇会場について
福岡での会場「宗像ユリックス」は約2500名収容で今回のツアーでは唯一の小さい会場。過去2度の来福(来日公演は3度目)では中心部にある福岡市民会館や福岡サンパレスでライヴをやりましたが、今回あまり外国アーティストが来たことがない市内から外れた会場"宗像ユリックス"でやるということで、どうなることやら〜って思っていたのですが、ステージが始まってみるとそんな心配はどこへやら、大盛り上がりで、小さいだけにすごくステージと観客との一体感が産まれてすごく感動と興奮に包まれたライブでした。
◇シェリルのお茶目な日本語
最初から最後までシェリルがカタコト日本語を沢山話してるのがとってもお茶目で印象的。特に「ハイ」にはちょっと笑いが止まらなくなりました。かつてこんなに沢山のカタコト日本語を話し、"フクオカ!"(←かなりウレシイ)を連発してくれる外国人アーティストがいたでしょうか(笑)私の記憶ではあまり無いです。それほど今回のライブは観客の反応が良く、シェリルたちもノリにノッて歌い演奏してたということの表れだったと思います。シェリルが福岡のことを「第二の故郷」って言ってくれたのがまた最高でした。
◇私の席
私の席は1階13列40番でステージに向かって右方でしたが、会場が狭いのでシェリルがとっても大きく見えました。アリーナのネックはやっぱり背の高さ、前に高い人がいると見えないのです。一生懸命背伸びしながら、頭と頭の間の空間を探しつつ、ノリノリで歌い、踊りながら見ていたために、終わる頃にはふくらはぎがジーンとしてすごくツラかったのでした。
◇ツアーパンフレット
帰りにパンフレットを購入しました。それにしても英語版だし大きさも小さめで厚さも相当薄かった!お値段は2000円とこのヴォリュームでは割高だなあという気がしました。
◆コンサート後記
レポートに書いている通り、すごく感動と興奮に包まれたライヴでした。かつてセカンドアルバム「シェリル・クロウ」発売後の1997.5.26に福岡市民会館で彼女のライヴを見ましたが、そのときからシンプルなステージは相変わらずで、余計なセットや装飾でごまかすことなく、純粋に歌を聴かせるいいライヴだなあと思ったものです。彼女のオールドファッションで(いい意味で)それでいてロックなメロディーと歌は私の心にすごく響き、元気を与えてくれます。その後「グローブセッションズ」現在の「カモン・カモン」と至ったわけですが、1997年当時のどちらかというと地味だったステージも、今回は更に数倍も素晴らしく、今回は"Soak
Up The Sun"の楽曲に代表されるようにいい意味で力の抜けた明るいステージとなっていた気がします。シェリルもますますキレイにかっこよく変貌を遂げました!とても40歳の年齢を感じさせないくらいのエネルギッシュなステージで沢山の元気をもらいました。また数年後、必ずシェリルにとっての第二の町、福岡に来て私たちの前に元気な姿を見せて欲しいな。
◆メディア関連
今回の来日ではツアーの合間を縫ってテレビやラジオ出演を数多くこなしているシェリル。代表的なものは以下のとおり。
◇ライヴ放送
2002.12.28 CATV スペースシャワーTV
内容:H14.10.24の武道館ライブの模様を放送予定
◇全国ネット
2002.11.11 フジ系列 SMAP×SMAP
内容:「Steve McQueen」と「Soak Up The Sun」を演奏。
◇ローカルネット(福岡)
2002.11. 3 TVQ Bark In Cafe
内容:福岡ライヴを直前に楽屋でインタビュー
2002.11. 1 CrossFM Digital Morning Drive
内容:上記と同じ(だと思います)
◆OFFICIAL HP
ユニバーサルミュージック内のシェリルのページ(日本語)
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/sheryl/
本家本元シェリルのページ(英語)
http://www.sherylcrow.com/index.asp
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