カルロス・マリン Carlos Marin (バリトン)
マドリードでは「レ・ミゼラブル」「ラ・マンチャの男」「美女と野獣」などといった有名ミュージカルのスペイン・プロダクションにて主役を演じて大絶賛を浴び、その名声を確立した。アルフレート・クラウス、モンセラ・カバリエやジェイム・アラガルなどのマスタークラスで学ぶ。端正な身なりや身だしなみは先年のスターを彷彿とさせるが、パフォーマー兼エンターテイナーとしての自分の役割には、見かけも中身も常に最高の状態であることを求められると自負しており、それは仕事ではなく情熱であると語っている。
デイヴィッド・ミラー David Miller (テノール)
オハイオ州オバーリン音楽大学を卒業し、ヴォーカリストとしての学位とオペラの修士号を取得。その後10年に渡り北米、南米、ヨーロッパ、オーストラリアのオペラに出演することになる。さらにブロードウェイではバズ・ラーマン脚本によるプッチーニの「ラ・ボエーム」に主演することにより、ある意味ミュージカル劇への情熱を燃やし続けてきたといえる。ハイレベルの技術的トレーニングを受けてきたにも関わらず、デイヴィッドはジャンルで音楽を判断する罠にはまったり、音楽の純粋主義に屈したりしてしまわないよう、ひたむきな努力を続けている。
SetList
Fukuoka Sun Palace, Fukuoka, Japan (Oct.1.2018)
Overture
1.Hola( Hello)
2.Esperando( Right Here Waiting )
3.Por que tu m'aimes encore
4.Angel
5.URS solo The Magic Flute
6.Te amare (Come What May)
7.All of me
8.Love me tender
9.Quien sera
10.Carlos solo Granada
11.Il mio cuore va (My Heart Will Go On)
intermission
12.Where do I begin (Love Story)
13.Unforgettable
14.Senza catene
15.Smile
16.Sebastien solo Up
17.What a wonderful world 〜Japanese song Furusato〜
18.The way we were
19.I will always love you
20.David solo Vesti la giubba
21.La vida sin amor
22.Somewhere
encore
23.Regresa a mi
24.My way
ヒット曲の数々に感動
大ヒット曲のカバーソングが多い彼らの曲は、耳なじみのある曲ばかり。今回はアルバム「Timeless」に収録されているアデルやバーブラ・ストライザンド、リチャード・マークスのカバーや大好きなセリーヌ・ディオンのカバー「愛をふたたび」と「タイタニックのテーマ」は印象的でした。そしてクラッシックやオペラにルーツのあるウルス、デイビット、カルロスは、ソロの古典曲も披露、セバスチャンだけはポップアーティストなので、今風ポップソングを披露して、なんだか違和感!?いろんなジャンルの実力アーティストが集まって素晴らしいコラボレーションを奏でているのがイルディーヴォなんだなあと実感しました。加えて名曲「ふるさと」を日本語でくれたのにはとってもジーンときました。バーブラのカバー曲の前奏で流れた振り返り映像で、彼らが以前"I
Believe In You"で共演したセリーヌ・ディオンの写真が出てきたときにはとっても嬉しかったです。今回出来たら聞きたかったなあ・・・。