ヨーロッパ周遊の旅2010★第4日目★にもどる |
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スイス観光ルート概要(4日目〜5日目)
旅行記 ★第5日目★2010年9月10日 曇りのち雪のち晴れ(←めまぐるしいお天気の変化!!!!) 起床〜朝食〜ホテル出発 いつものように朝5時半起床。身支度を調え荷造りを済ませ、部屋の外にスーツケースを出しました。今朝の天気は曇り、しかも小雨が降っていたらしく道路も濡れているよう。。。うわ〜真っ白で何も見えない(涙)とショックを覚えつつ、山の天気は変わりやすいんだから!!!とお天気になることを願いました。朝食はホテルでバイキング。目玉焼きとカリカリベーコンは各人に配膳されましたが、あとは自分でチョイス。私はいつものように、ハムにパン、コーヒーといただきました。朝食後、少しだけホテル周辺を散策しました。曇りながらも、周囲は明るくなりつつあり、遠い空にはうっすら晴れ間が見えたりしています。これはひょっとして期待できるかも・・・・・心から天気が回復することを心から祈りました。チェックアウトして、ホテル前に集合しました。荷物は私たちが今日の午後ユングフラウの観光が終わる際に迎えに来てくれる観光バスに、そのまま詰め込みされていました。私たちはこれから直接グリンデルワルド駅から登山列車でユングフラウ観光に向かうことになっているからです。ホテルクロイツ&ポスト、とてもかわいらしい、綺麗で過ごしやすいホテルでした!!!ここから歩いて3分程にあるグリンデルワルト駅に向かいました。
TOP OF EUROPE「ユングフラウヨッホ」観光 グリンデルワルト〜クライネシャイデック さて、まずは私たちの居るグリンデルワルドの駅から登山列車に乗り込み、クライネシャイデックに向かいます。 今日ユングフラウヨッホの郵便局から投函しようと、昨夜ノイスバンシュタイン城で購入した絵ハガキに自宅宛ての手紙を書いていたのをスーツケースの中に入れたままにしていたことに気付きました。あああ、どうしよう・・・・。ユングフラウでハガキを書いてもいいんだけど、手紙を書く暇はないだろうし、文面のないハガキを出すのもなあ・・・・と悩んでいたら、駅舎そばのキオスク(売店)がありました。日本にも鉄道の駅にありますね。このキオスクっていう言葉、世界共通だったんだ!!!!よし、ここで購入して手紙をさっと書いちゃおう!!!!とグリンデルワルトの絵葉書を購入し、手紙を簡単に書きました。良かった〜セーフです。スイスではやたら日本語の表示を見かけます。これも親日家の国ならではなんでしょうか(笑) 登山列車がホームに入ってきて、私たちは乗り込みました。さあ、これからユングフラウヨッホに向かいます。期待に胸を膨らませながら、列車は発車しました。とんどん急こう配な山を登っていきます。緑溢れる風景は見ているだけでとても癒されます。登るに従って、雲がだんだんと消えていくように感じます。途中グルント駅、ブランデック駅、アルピグレン駅に停車しながら、大自然を堪能しつつ、約40分でクライネシャイデック駅に到着しまいた。 クライネシャイデック駅に到着し、私たちは列車を下車。前面に広がるアイガー上部は雲に覆われています。まだ、晴れない・・・・難しい表情で景色を眺める私。ここには救助犬として有名なセントバーナード犬と一緒に写真を撮影出来るサービスがあるのですが、添乗員さんが、「今日はアイガー岳も見えてないので、やめておきましょうね」と言われ、私たちも同意しました。セントバーナード犬は人懐っこいし、ウィスキーの入った樽を首にぶら下げていて、皆の人気者になっていました。とってもかわいかったです。 ここから、真っ赤な登山鉄道に乗車して、一路ユングフラウヨッホに向かいます。お願い、絶対に絶対に晴れてクダサイ!!!!
クライネシャイデック〜ユングフラウヨッホ 赤いユングフラウ鉄道の列車は、クライネシャイデック駅を出発しました。道なりの風景は壮大で、緑の草で覆われる山肌、そして背後のアイガー氷河、湖など様々な表情が見えます。標高が高くなるにつれ、雪山、そして氷河が間近に見えてくると、これまで優しい表情に見えていた山が、急に荒々しく見えて、その迫力に恐ろしささえ感じました。今日の山々は私たちを歓迎してくれているのでしょうか・・・・。ツアーの皆さんと「すごい〜」「きれい〜」「素晴らしい〜」という言葉を発しない時間はないくらい、絶景の連続が続きました。 私たちの列車はアイガークレッチャー駅を過ぎて、氷河の絶景が続く途中で、アイガーをくりぬいて作られたトンネルに入って行きました。残念ながら、ここからユングフラウヨッホまではトンネル走行です。トンネルの中のアイガーバント駅と、アイスメーア駅で列車は5分間だけ停車します。です。ここにはちょっとした展望窓があって、私たちはそれぞれ風景を見に行きましたが、アイガーバント駅での風景は雲がかかりつつもうっすら景色が見ることが出来ましたが、アイスメーア駅では見事に真っ白!!!!(ちょっとショックでした)やっぱりユングフラウヨッホも真っ白なのかなあ・・・・ああ〜神様お願いします!!!さて、クライネシャイデックから約50分、いよいよ列車はユングフラウヨッホ駅に到着。 ここは標高3454メートルもの高地にある駅ということで、トップ・オブ・ヨーロッパ(ヨーロッパで一番高い駅)と呼ばれています。ここには、スフィンクス展望台、アイスパレス(氷の宮殿)、レストラン、クライミング施設などが有名です。到着すると目に入ってきたのが、ユングフラウ鉄道の創始者、アドルフ・グイエールの像です。今では誰でも簡単にユングフラウヨッホまで行けますが、この鉄道の建設には多くの人々の力と莫大な建設費が費やされたと言います。アイガーとメンヒの固い岩盤を掘削し、鉄道を通す計画が認可されたのは1894年。アドルフ・グイエールの努力によるものなのです。1903年、アイガーバント駅迄開通、1912年にユングフラウヨッホ駅まで貫通しました。その後スフィンクス観測所などが建設され、1996年スフィンクス展望台がオープンしたそうです。凄いことですよね。全てはアドルフさんが建設認可を取ったことがきっかけです。感謝の気持ちで銅像を見てしまいました。 それから売店などがある大きなフロアに入りました。ここには、日本の旧型赤ポストがありました。ユングフラウヨッホと富士五合目郵便局との姉妹提携を記念して置かれたものだそう。ここから郵便を出すと、記念スタンプが押されるとのことなので、観光が終わった後に、売店で切手を購入し、早速グリンデルワルトで購入作成したハガキを投函することにしました。実際はこの赤ポストではなく、別のポストに投函しないといけませんけどね!!!!
★ユングフラウ鉄道公式サイト⇒コチラ (※ユングフラウ周辺の観光情報もあります!!!) 「スフィンクス展望台」観光 添乗員さんについて、スフィンクス展望台へ上がるエレベーターへ向かい、長い長い暗いトンネルを歩き、エレベーター前に到着。ここから添乗員さんと別れ、フリータイムとなりました。そしてエレベーターに乗り、展望台までの108メートルを25秒で上がってくれました。凄く早くてびっくり!!!出てすぐに窓ガラスから外の様子が見えましたが、なんとなんと晴れているではありませんか!!!!心からの願いが叶い、「やった〜」「すごい〜〜」と絶叫してしまいました(^−^) 回転扉を出て、スフィンクス展望台に上がりました。そこはもう白銀の真冬の銀世界。風があり、雪も舞っていて厳寒の世界。(日本では35度のこの季節に、私は雪を見てるんですよ!!!!信じられないですよ。)しかし、その世界は寒さを忘れさせるほどの言葉を失うほどの美しさです。青の空に真っ白な山、このコントラストは本当に素晴らしく目が覚めるほどです。こんなに美しい風景を私はこれまで見たことがありません。スフィンクス展望台は標高3571メートルに位置し、展望台からは西にユングフラウ、東にメンヒ、南にアレッチ氷河と迫力満点の360度の大パノラマを望めるんですから、感動しないわけがありませんよね!!! 一番近くに見えたのは大迫力のメンヒ。ガトーショコラのケーキに粉糖を沢山降りかけたような、そんな美味しそうな風景にも見えました(笑)そして、近隣の山々、そして遠くに見えるアレッチ氷河など、写真を何枚も撮影し、また自分の目もしっかりとその姿を焼きつけました。近くに見える氷河の氷の切れ目が相当深そうで、その下の青い水まで、望遠で確認することができました。 何度も感動のため息をつきながら、こんな風景もう二度と一生見れないだろうな・・・・そう思いました。
「アイスパレス(氷の宮殿)」観光 次にアイスパレス(氷の宮殿)に行きました。行くまでにちょっと迷ってしまいましたが・・・・(苦笑)床下がツルツルで手すりを持っていないと転んでしまいそう。私たちは恐る恐るひんやりした空間を歩きながら、クマ、ペンギン、鷹などの氷の彫刻を観賞しました。すごく綺麗に彫られていて凄いな〜と感動しました。この保冷状態だと、一生溶けることはなさそうです。
ユングフラウヨッホを後にして、再びクライネシャイデックへ ロビーに集合し、私は素早くハガキをポストに投函。そしてクライネシャイデックへの帰りの列車に乗るべく駅ホームへ向かいました。列車がホームに着くと、素早く乗り込みました。帰りの列車は座席が独立していて座りやすかったです。列車が出発し、しばらくしてトンネルを抜けて外界が見えた時の晴れの素晴らしい風景を、行きの曇りの風景を思い出し、その対照的な風景に更に更にとっても感動してしまいました。
クライネシャイデックで昼食タイム クライネシャイデックのお店で昼食をいただきました。乳製品が苦手な私にとって、チーズがふんだんに使われたすごく恐怖な食事でもありましたが、郷に入れば郷に従え・・・・ということでトライ。チーズフォンデュは白ワインがふんだんに使われていたのか、特有のチーズの強い香りが抑えられていて、なんとかクリア。他の料理も無難に普通に美味しくいただくことが出来ました。(本当にチーズ苦手なの???って疑われそうですが、塊のチーズ、溶けていても癖やにおいの強いものは全くダメです!!!!)飲み物はスイスビール。すっきりとして飲みやすい味でした(*^_^*)
クライネジャイデックを後にして、再びグリンデルワルトへ クライネシャイデックに別れを告げ、グリンデルワルトに戻るべく、再び黄色と緑のツートンの登山列車に乗り込みました。行きの曇りとは対照的に、晴れ間の中で見える風景はもう格別で、「うわ〜キレイ!!!ハイジの世界みたい!!!」そんな言葉が途切れることがないほど、素晴らしいものでした。途中で放牧されている牛やハイキングする人の姿も見え、自然と共存しているスイスの世界を垣間見たような気がしました。(最初の行程ではハイキングする予定だったのに・・・・残念!!!でも、相当自分は疲れきっているから、なくても良かったのかも・・・・(苦笑))
グリンデルワルト〜ローザンヌへ 列車はグリンデルワルトに到着し下車しました。朝の風景と全く違う、素晴らしい天気の街並みです。ここから私たちはローザンヌに向かうための観光バスに乗り込みました。さようなら、グリンデルワルト、さようならスイスの雄大な山々達・・・・・。バスは途中、トゥーン湖のほとりを通り、そしてドライブインでの休憩をはさみながら、ローザンヌに到着しました。
ローザンヌからTGVに乗り、フランス・パリ(リヨン駅)へ バスはレマン湖のほとりを通過し、ローザンヌ駅に到着しました。ローザンヌ駅の建物は歴史の香りがして素敵でした。添乗員さんによるバスから荷物を下ろし、ポーターさんに受け渡しがする手続きが完了してから、現地係員さんのアテンドで私たちはTGV(日本でいえば新幹線)が発車する列車ホームに移動し、18時3分発の列車で、一路パリまで出発しました。列車で国境越えするのは、本当に不思議な気分です。 窓の外は牧歌的な雰囲気でとてものどか。列車では、早めの夕食のお弁当が出ました。久々の日本食、海外でのお米って美味しくないものが多くあまり期待してないんですが、今回はとても美味しかった!!!懐かしい日本の味をいただくと、日本の友人らは今何してるのかなーーーっと、ふと望郷の思いがよぎりました。 列車のアナウンスがフランス語になると、フランスに入ったんだなという実感が湧いてきます。、パリ・リヨン駅に着いたのは約4時間後の夜10時10分頃。いよいよフランス・パリに上陸です!!!
ホテルチェックイン〜就寝 パリ・リヨン駅で現地係員さんが待っていて、その方の案内でバスまで向かいました。全員がバスに乗車したこと、TGVから運び出された私たちの荷物がバスに積み込まれたことを確認して、バスは出発しました。今から宿泊するホテル、ホリデイ・イン パリ ポルト ドゥ クリシーへ向かいます。夜のパリの街並みはキラキラしていて綺麗だなあと車窓を眺めながら、45分ほどバスは走り、11時前にホテルへ到着しました。このホテルで今夜含めて3連泊するので、少し落ち着けます。ホテル内は清潔でおしゃれで、とてもい心地が良さそう。今日はすごくハードな一日だった気がする。。。疲れた〜とお風呂にゆっかり浸かって、午前1時過ぎごろに就寝しました。
おまけ スイスの紙幣とコインをご紹介します!!!紙幣は普通のつるつるとした紙でなく、何か織り込んでいるようなざらざらしたコーティング紙。デザインはとても先進的でカラフル。コインはやたら大きくて重い!!!!
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