About David Foster(Billboard Live Yokohama HPより) 言わずと知れた世界的名プロデューサー、デイヴィッド・フォスターが満を持してビルボードライブに初登場。1971年にスカイラークとして本格的にキャリアをスタートし、翌年「ワイルドフラワー」でデビュー。バンド解散後は作曲家/プロデューサーへ転身し、1979年にアース・ウインド&ファイアーへ提供した楽曲「アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン」で最初のグラミー賞となる最優秀R&Bソング賞を受賞。以降、シカゴやナタリー・コール、ホイットニー・ヒューストン、マドンナ、マイケル・ジャクソン、フランク・シナトラ等、名だたるアーティストのビッグ・ヒットを手掛けるだけでなく、老舗アトランティック・レコードの重役として自身のレーベルを立ち上げ数々のアーティストを発掘。さらに、本公演には自身がチェアマンを務めたレーベルで最初の契約を結んだスウェーデン出身のポップロック・バンド、ダーティ・ループスからジョナのゲスト参加が決定。時代を彩る名曲を絶えず世に送り出してきたレジェンドによる“INTIMATE EVENING=親密な夜”を心ゆくまで堪能してほしい。 Date 2022.8.27 sat Open / Start 1st Stage Open 15:30 Start 16:30 / 2nd Stage Open 18:30 Start 19:30 Price Service Area : ¥23,800 / Casual Area : ¥23,500
コンサートあれこれ 4年ぶりのデイビッドライブ 約4年前にブルーノート東京でデイビッドと彼のプロデュースしたアーティスト達のライブを楽しみましたが、今回はこじんまりとしたビルボードライブ東京・横浜・大阪で合計約10日間の公演が決定。4年前に引き続き、デイビッドレベルのアーティストが、このような小さいハコで公演するなんて、奇跡で本当にびっくりしました。チケット価格は2万円超と高額です。友人Gさんの誘いで、再びTeamCelineで集結することとなりました。 David Foster & Friends Japan Tour 2010ライブレポート(2010.10.20) →コチラ AN INTIMATE EVENING with DAVID FOSTER 2018ライブレポート(2018.12.1)→コチラ
アメリカンアイドルで一世を風靡した妻キャサリン・マクフィーも同行 2019年6月28日にかつてアメリカンアイドルで一世を風靡し、歌手・女優で活躍中のキャサリン・マクフィーと5度目の結婚した72歳のデイビット、その年の差34歳という。。。。とんでもない歳の差カップルであります(笑)今回はキャサリンも一緒に来日し、同じステージを務めています。とてもきれいで歌もうまい、言うことありません!ステージでは、デイビットの無茶振りにうまく対応したり、最後は拒否ってステージ去ったり、夫婦ならではのやりとりを繰り広げていました(大笑い)自身の曲や、彼女のアイドルでもあるセリーヌの曲で、セットにあったPower Of Love以外では、All By Myself、Too Love You MoreやBecause You Loved Meのフレーズをちょっぴり歌ってくれて、とっても良かったです(^_-)-☆ トーク&大ヒット曲満載の素晴らしいショー 私達の大好きなセリーヌ・ディオンをプロデュースしているデイビッドは、他にも亡きホイットニー・ヒューストン、バーブラ・ストライザンド、ナタリー・コール、アンドレア・ボチェッリ、ジョッシュ・グローバン、マイケル・ブーブレや、古くはアース・ウインド・アンド・ザ・ファイヤー、シカゴ、チャカ・カーン、アル・ジャロウなどなど、数多くの素晴らしいアーティストの曲、そして映画音楽のテーマ曲、カルガリーやアトランタ、ソルトレイクオリンピックの開会式のテーマ曲をプロデュースしています。会場は古くからのファンで超満員状態でした。普通はありえないことですが、ここで披露される全ての曲は世界的大ヒット曲ばかり!!!演奏が始まるたびに彼の偉大さを感じずにはいられませんでした。 一つ一つの曲についてアーティストとのエピソードなどバックグラウンドを、ピアノを弾きながら観客に話すデイビッド。コンサートですが、トークショーのようでもあります。小さな会場なので、私たちはまるでデイビッドの自宅に招待されているかのような、これがまさにショーのタイトルにもなっているインティメイトナイト(親密な夜)なんだな~と感じました。このような距離感でスーパープロデューサーデイビッドのショーを楽しめるなんて、本当に奇跡的です。 フォスターヒストリー紹介~冒頭のビデオ投影 フォスターの登場を前に、フォスターのこれまでのグレートワークスが前方スクリーンに投影され、彼のプロデュースした名だたるアーティストの有名なPVが数分間流されました。その中で、我らがセリーヌのPV(All By Myself、Power Of Love、Because You Loved Me、When I Fall In Love,The Prayer、Tell Him)が6曲も流れて、とってもうれしかったです(^_-)-☆この曲数を見ても、セリーヌはフォスターの愛弟子中でも、格別なのが分かりますね(^_-)-☆ ケニーGとの映像デュエット うまくできてるなあと思ったのが、"ST. ELMO’S FIRE"でのフォスターと映像のケニーとの共演。まるで生でオンライン共演しているようにタイミングばっちりで、フォスターのピアノとケニーのテナーサックスとの共演が実現!実際は映像とうまくタイミングを合わせてフォスターが演奏していたようですが、違和感なし。すごいなあと感心してしまいました。 セリーヌの"All By Myself"誕生秘話 コンサート中にデイビッドが流したセリーヌの映像、それはセリーヌがアンディ・コーエンのトーク番組に出演した時の模様です。セリーヌがAll By Myselfの高音ボーカルの誕生秘話を話していたのですが、フォスターが、本来約束していた音域ではなく、より高い音域の音域で歌うことをセリーヌに提案したのです。戸惑うセリーヌに、「他にも歌えるアーティストはいるんだよ、どうする?」と言ったそう(とんだ無茶振り!!!)そりゃあ、もうこう答えるしかないでしょ、セリーヌは「歌うわ」と答えたそうです(大爆笑)まさに信頼関係がないと出来ないやり取りですよね、今や定番の彼女の”Anymore~~~♪”の高音パートは、ファンにとって見どころのシーンとなっています。私たちはフォスターに感謝しなくては!!!
面白いエピソード 前回同様のエピソードではありますが、デイビッドのプロデュースしたピーター・セテラ(シカゴのボーカル)のソロ曲「グローリー・オブ・ラブ」は、ラルフ・マッチオ主演の映画「ベストキッド2」の主題歌となり大ヒットしましたが、もともとはトム・クルーズ主演「トップ・ガン」の候補だったそうです。デイビッドは『ベルリンが歌う"Take My Breath Away"に負けてしまったんだ』『トップガンはキライだ!!!』とお茶目に苦笑いしながら話してくれました。負け惜しみ的にスクリーンに映し出されたトップガンの映像に合わせて"グローリー・オブ・ラブ"を流してみたらこんな感じになるんだよ~」って話してくれたデイビッド、結果「グローリー・オブ・ラブ」はヒットしたので結果オーライだったのでしょうが、デイビッドがとてもお茶目でした。今年は続編の「トップガン・マーベリック」が世界で公開され大ヒットしていて、デイビッドの傷はさらに深くなったかも。。。
亡きオリビアとのデュエット「Best Of Me」に感動 2022年9月8日に73歳で乳がんで亡くなったオリビア・ニュートン・ジョン。私の親世代に活躍したアーティストですが、カントリーからポップスまで幅広いジャンルの数々のヒット曲は、私自身も大好きで、福岡でコンサートを楽しんだこともありました。そのオリビアはフォスターとも"Best Of Me"で共演しています。観客からのリクエストで、フォスターが弾き語りで演奏してくださいました。フォスターはコンサート中でも「自分の欠点は歌えないこと!」と自虐的に言うくらい、長いことレコーディングレベルで歌ってないこともあり、お世辞でも上手いとは言えないボーカルで一生懸命歌ってくれたフォスターさん、オリビアも天国で笑ってるかも...感謝です(^_-)-☆
今回も皆さんで恒例のお土産交換をしました。どれも美味しくて、とても嬉しかったです。写真にはありませんが、私からは、山口油屋福太郎の「めんべえ」と二鶴堂の「博多の女(ひと)」を差し上げました(^_-)-☆
あとがき コロナ感染拡大がまだまだ収まらない昨今、ライブに飢えていた私達・・・・経済とコロナの両立が掲げられ、なんとか4年ぶりにデイビッドの素晴らしいショーを再び友人たちと楽しむことが出来て、本当に嬉しかったです。熱狂的セリーヌファンの私たちにとっては、デイビッドはセリーヌのアメリカ進出を全面的にサポートし、そして多くの名曲をプロデュースしてくださった恩師。セリーヌが全米進出して今のような世界的ディーバとなっていなければ、私たちは会うこともなかったかもしれない、そう思うとデイビッドが繋いでくれた絆なのかもしれませんね。素晴らしい親密な夜にご招待いただいて、本当にありがとうございました。 リンク ビルボードライブHP→コチラ David Foster Official HomePage→コチラ |
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