●"Untitled Interlude I" (Video Introduction) (contains elements of "I Drove All Night")
1."Open Arms" (Journey cover)
2."Where Does My Heart Beat Now"
3.Medley: "Because You Loved Me" / "It's All Coming Back to Me Now" / "The Power of Love"
●"Untitled Interlude II" (Instrumental Interlude)
Jean-Sebastien Carre violin solo
4"(If You Can't Sing It) You'll Have to Swing It (Mr. Paganini)"(Ella Fitzgerald cover)
5."Lullabye (Goodnight, My Angel)" (Billy Joel cover)
6."The Reason"
●"James Bond Theme" (Instrumental Interlude)
7.Medley: "Goldfinger"(Shirley Bassey cover) / "Nobody Does It Better"(Carly Simon cover)/"Live and Let Die"(Paul McCartney & Wings cover)
8."Spinning Wheel" (Performed by Barnev Valsaint) (Blood, Sweat & Tears cover)
9."How Do You Keep the Music Playing?" (Duet with a hologram version of Dion)
(Patti Austin & James Ingram cover)
10."The Player" (Virtual duet with Andrea Bocelli)
●"Untitled Interlude III" (Video Interlude) 11."At Seventeen"(Janis Ian cover) New Album Version
12"Beauty And The Beast" (Duet with Barnev Valsaint)
13."Ne me quitte pas"If You Go Away (French song)(Jacques Brel cover)
14."All by Myself"(Eric Carmen cover) 15."Loved Me Back To Life"
(ET Canada's New Year's Eve at Niagara Falls TV Before Filming)
●"Untitled Interlude IV" (Instrumental Interlude) (contains
elements of "Smooth Criminal," "Billie Jean," and "Thriller")
Michael Jackson instrumental
16."Love Can Move Mountains"
17."River Deep, Mountain High" (Ike & Tina Turner cover)
Encore
●"Titanic Theme" (Instrumental Interlude)
Titanic theme instrumental
18."My Heart Will Go On"
2013/12/31
●"Untitled Interlude I" (Video Introduction) (contains elements of "I Drove All Night")
1."Open Arms" (Journey cover)
2."Where Does My Heart Beat Now"
3.Medley: "Because You Loved Me" / "It's All Coming Back to Me Now" / "The Power of Love"
●"Untitled Interlude II" (Instrumental Interlude)
Jean-Sebastien Carre violin solo
4"(If You Can't Sing It) You'll Have to Swing It (Mr. Paganini)"(Ella Fitzgerald cover)
5."Lullabye (Goodnight, My Angel)" (Billy Joel cover)
6."The Reason"
●"James Bond Theme" (Instrumental Interlude)
7.Medley: "Goldfinger"(Shirley Bassey cover) / "Nobody Does It Better"(Carly Simon cover)/"Live and Let Die"(Paul McCartney & Wings cover)
8."Spinning Wheel" (Performed by Barnev Valsaint) (Blood, Sweat & Tears cover)
9."How Do You Keep the Music Playing?" (Duet with a hologram version of Dion)
(Patti Austin & James Ingram cover)
10."The Player" (Virtual duet with Andrea Bocelli)
●"Untitled Interlude III" (Video Interlude) 11."At Seventeen"(Janis Ian cover) New Album Version 12"Incradible" (Duet with Ne-Yo)
13."Ne me quitte pas"If You Go Away (French song)(Jacques Brel cover)
14."All by Myself"(Eric Carmen cover) 15."Loved Me Back To Life"
●"Untitled Interlude IV" (Instrumental Interlude) (contains elements of "Smooth Criminal," "Billie Jean," and "Thriller") Michael Jackson instrumental
16."Love Can Move Mountains"
17."River Deep, Mountain High" (Ike & Tina Turner cover)
Encore
●"Titanic Theme" (Instrumental Interlude)
Titanic theme instrumental
18."My Heart Will Go On"
●"Untitled Interlude I" (Video Introduction) (contains elements of "I Drove All Night")
定刻より15分ほど遅れた7時45分頃客電が落ち、正面にビデオスクリーンが降りてきて、ビデオが流れ始める。そのビデオは2008〜2009年に行われたTaking
Chances Tourのダイジェスト映像模様。(ドキュメンタリー映画「Celine:Through
the eyes of the world」からの抜粋映像)Taking Chances Tourのオープニングの冒頭にコンサートを実施しているその国の名前を観衆に呼び掛けるシーンがあるのですが、今回もちろん主要都市に加え、東京のシーンも盛り込まれてました。「Is
that all right Tokyo!!(準備はいい?東京)」と呼び掛けるシーンに、日本から来た私たちはツアーの時同様にビデオスクリーンのセリーヌに向かって「Yeah〜〜〜!!!!」と思い切り叫ぶ。私たちも周りの聴衆も映像を見ながらもう既にボルテージが上がっていました。I
Drove All Nightが流れる中で、ツアーのダイジェスト映像が流れ、世界各地でのセリーヌの迫力のツアーステージとファンの熱狂の様子が次々に映し出される。ツアー全日程が終了し、旦那様レネと息子ルネちゃんと3人でホテルに戻るシーンでの車中での会話が映し出される。
音楽が一瞬静かになった後に、1曲目のジャーニーのカバーソング"Open Arms"のイントロが短く静かに流れ始めて、ステージの幕が大きく開き、中央に微笑んでたたずんで登場したセリーヌ。「やっとセリーヌに会えた!!!!」白地にキラキラの入ったベルサーチの素敵なドレスをまとったエレガントな姿に、「私たちは今セリーヌと同じ空間に居るんだ、こんな近くにいるんだ」という感動と感劇が一気にこみ上げ、涙がホロリ。私たちの席はステージ向かって中央の7列目の席で、セリーヌの表情や肌が正面からしっかりと確認できる距離にあります。立たずむセリーヌに会場から大きな大きな拍手が送られました。セリーヌは聴衆の様子をしばしうれしそうに笑顔で眺め、その後「Thank you so much」と話し、"Open Arms"を歌い始めました。スローテンポなバラードソング、セリーヌの一声が発せられた瞬間、鳥肌と電流が走りました。素晴らしい声、壮大な曲にもう既にノックアウト状態です。最初のサビの前に、白い大きな1面の幕が中央で割れ、一気に左右に取り払われる迫力のある演出があり、セリーヌの後ろに、演奏メンバーが登場。更に大きな拍手がさらに起こりました。複数のオーケストラメンバーが3列に並び、まさにラスベガススタイルのオールドファッションなショーです。最新のLEDスクリーンの煌びやかな映像が加わり、この世のものとは思えない最新テクノロジーの空間演出。まさに古きと新しきの融合という感じ。セリーヌは見事に歌いあげ、大きな拍手が送られました。
「Thank you so much!」「Thank you」「How's everybody doing tonight?(皆さん今夜はどう過ごしてる?)」と呼びかけるセリーヌに「Yeah〜〜〜!!!!」と応える私たち。「私はあなた方と、この特別な時期にラスベガスで過ごすことができてうれしいの。」「私は皆さんの幸せなホリデーシーズンと何よりもあなた方の健康、1年を通じての健康を祈っているわ」「そして・・・皆さんのラスベガスでの一番の一番の一番の一番の・・・・・幸運もね」とセリーヌがコミカルに話してどっと笑って沸く聴衆。私はこの美しい劇場を持つシーザーズパレスに戻ってこれて、多くの驚くべきオーケストラやミューシャン、美しい声に囲まれて、とてもわくわくしています」「私は歌手として夢がかないました。」続けて「私の主人にとっても今ラスベガスへ戻ってきたことは、大きな夢の実現ね。(←キャンブルが大好きな旦那さんを皮肉って話している)」と話すとどっと沸く観衆。「彼は自分が持っているお金を全て掛けるんだもの」コミカルな表情をして話すセリーヌに更にどっと沸く聴衆。「私はこれまでの2、3年のさまざまな出来事であなた方ファンに感謝しないといけないわ。レネ・チャールズは中学校に入り、全てのスポーツに夢中になっています。野球、バスケット、サッカーはいいんだけど、ボールを持っている子供たちにまで興味を持っているの」と話すと、更に聴衆は大爆笑。「双子のネルソンとエディは数ヶ月前に3歳を迎え、御祝をしました。この会場で双子の親はいる?とてもかわいくてメロメロなのよ」「3人の子供を育てているわけだけど、(旦那さんを含めて)4人の子供を育てているような気分ね」「今夜はあなた方のために愛を込めて歌います」「いつも私を沢山の愛でベガスで私をサポートしてくれてありがとう」「サンキュー、メルシー・ボ・ク」と話すセリーヌ。
2."Where Does My Heart Beat Now"
3.Medley: "Because You Loved Me" / "It's All Coming Back to Me Now" / "The Power of Love"
「さあ、いくつかの私の曲と共に、(私の歌手生活の)はじまりに戻ってみましょう」とセリーヌが言うと、上部から大スクリーンが降りてきて、セリーヌのアメリカの人気番組ジェイ・レノショー初出演時にジェイレノがアルバムUnisonのジャケットを手に「モントリオール出身のセリーヌ・ディオン」と紹介するコメントが映像とともに流れ、セリーヌのデビュー当時、ティーン時代のTV出演映像などが流れてきました。そして大スクリーンは上がって行き、その代わりに小さなパネル状のスクリーンが何枚も降りてきて、セリーヌの昔から今までの映像がそれぞれのパネルに映し出されながら、始まったのは全米進出を果たして初めて出たヒット曲"Where Does My Heart Beat Now"。懐かしい、アメリカでのセリーヌの原点となったこの曲は私たちの心に響きました。多少ショートカット気味に終了した後、続いてセリーヌメドレーが始まり、頭上にはシャンデリア状の飾りがキラキラ降りてきました。おなじみのヒット曲"Because You Loved Me" "It's All Coming Back to Me Now" "The Power of Love" がメドレーで続きます。会場はほんわかしたムードに包まれ、セリーヌの歌う姿を暖かく見守っているよう。"Because You Loved Me"の最後あたりで、セリーヌが「皆さん一緒に歌ってくれる?」「準備はいい?」というセリーヌの呼びかけて、セリーヌが「「Because You〜♪」と歌うと、聴衆全員で続く最後のフレーズ 「Loved Me〜♪」と大合唱し、会場が一体となりました。もう最高の演出です!!!荘厳でスケールの大きな"Because You Loved Me"はいつ聴いても最高で私たちを圧倒し、最後の"The Power of Love"では、さすがの歌唱力でサビの部分の素晴らしい声の伸びを披露してくれました!!!メドレーが終わると大きな歓声と拍手が会場に鳴り響き、その後セリーヌは衣装チェンジでステージを去り、幕が閉じました。
●"Untitled Interlude II" (Instrumental Interlude)
Jean-Sebastien Carre violin solo
4"(If You Can't Sing It) You'll Have to Swing It (Mr. Paganini)"(Ella Fitzgerald cover)
一転ジャズクラブのような雰囲気で、セリーヌがタキシードを着たコントラバス、ドラム、ピアノのバンドマンを従えて、エラ・フィッツジェラルドのカバーソング"(If You Can't Sing It) You'll Have to Swing It (Mr. Paganini)を歌う。衣装は淡く青みのある素敵なドレス。大きくスリットが入っていて時折見せるきれいな片足がとてもセクシーです。低音と高音のバランスと軽快なスキャットを効かせリズムを取って歌うセリーヌ、まるでジャズシンガーさながらの様子は、ボーカル能力の高さを伺わせます。曲が終わると大きな拍手が鳴り響き「Thank You so much!!」「とても楽しいわ」と話すセリーヌ。
5."Lullabye (Goodnight, My Angel)" (Billy Joel cover)
ステージ向かって左側サイドのシンプルな椅子に座るセリーヌ。「私は沢山の愛する家族に囲まれて育ちました」「両親から沢山の愛情を受けて育ちました」「私も親になり、その力、パワー、愛がどれほど素晴らしいか分かります。私は毎晩、神様に祈り感謝をささげます」と家族の愛について少し話して、「次はビリー・ジョエルによって書かれた曲です」と紹介して始まったのは"Lullabye (Goodnight, My Angel)"。ステージ中央向かって左側の椅子に座り、右側に降りてきた大スクリーンには、セリーヌの子供たちの姿が映し出され、スクリーンを見つめながら、しみじみとしっとりと歌うセリーヌ。とても美しい子守唄に胸がキュンとなって切なくなってしまいました。家族の映像の中で、双子のネルソンとエディちゃんと砂浜で砂まみれになって戯れるセリーヌの映像もあります。母としてのセリーヌの姿はとても生き生きしていて、素晴らしい表情をしています。会場は静かに映像とセリーヌの曲に聞き入りモードで、曲が終わるととてもとても大きな拍手が沸き起こりました。「Thank You so much!!」「とても美しい曲でしょ?」と言うセリーヌ。
ステージ中央にはセリーヌ、そして左サイドにはピアノに座った音楽監督メゴ。「次は20年以上にわたる私の音楽監督のメゴを紹介します」そう言うとメゴはピアノから立って聴衆に手を振り、私たちは大きな拍手を送りました。「メゴは今夜のショーの最初から才能ある音楽家たちをまとめ、ショーを素晴らしいものにしてくれています」と紹介すると、メゴがいきなり「It's a pleasure in every measure(ステージを素晴らしくするためのあらゆる手段があって、楽しみだよ)」と応答すると観客からの失笑が。pleasureとmeasureは英語版のダジャレのようなもので、セリーヌが呆れたようなコミカルな表情を浮かべ「皆さん聞いた?It's a pleasure in every measureですって〜」と話すセリーヌ。でもセリーヌはメゴに気を遣って「I like it(それ好きよ」)と言うと、メゴは「You like it? You like it?(それ好きかい?ホントにホントに?)」と応答し、「another one(別のもあるんだ、聞いてくれ)」と言って、その後調子づいて2つほどダジャレを続けて、止まらなくなったメゴに対し、さすがに顔がゆがみ、「何言ってるのよ、も〜ダジャレもいい加減になさい」的に「ありがとうメゴ!!!」と強い口調で制するセリーヌに更に観客は大爆笑。コミカルなやり取りは相変わらずですね。その後セリーヌは笑って「ありがとう」と微笑みました。
●"James Bond Theme" (Instrumental Interlude)
7.Medley: "Goldfinger"(Shirley Bassey cover) / "Nobody Does It Better"(Carly Simon cover)/"Live and Let Die"(Paul McCartney & Wings cover)
その後、会場が真っ暗になり、007のオープニングテーマが流れ、会場の雰囲気は一転、張り詰めたような緊張感のある雰囲気に。炎揺らめく巨大LEDスクリーンには、セクシーな女性のシルエットや息子レネくんが演じるジェームス・ボンドの追跡シーン(笑)などがシルエットで映し出され、そしてその映像が終わった頃に、中央ステージ下がら縦に長いステージがせり上がってきて、セリーヌが登場し、シャーリー・パッシーのカバーソング"Goldfinger"が始まりました。最初のGoldfinger〜♪の歌いだしの部分が力強くてすごく良い!!!セリーヌの衣装は黒地にキラキラが入ったドレスで、大きくスリットが入っているので、片足が出ていてとてもセクシーです。ボンドガールを意識した衣装は、すごくかっこ良くて、セリーヌの力強いボーカルとともに、その存在にしびれるほど。細長いステージは前方から鼻を垂れるように次第に下に下がって行き、セリーヌはその傾斜を歩き降りて、ステージ上に降り立ちました。終わると、次はカーリー・サイモンのカバーソング"Nobody Does It Better"。先ほどの雰囲気とは一転、セリーヌのソフトなメロディーとボーカルに緊張感が解けました。が、その後再び緊迫感のある曲"Live and Let Die"につながります。セリーヌのボーカルの強弱は本当に素晴らしく、間奏の際に踊りながら見せる後ろ姿がとてもセクシーでした。終わると大きな歓声と拍手が鳴り響きました。もうこれはため息もので、本当に素晴らしい007メドレーでした。その後衣装チェンジでステージを去るセリーヌ。ステージの幕が閉じられました。
次はコーラスのバーナウによるパフォーマンスで"Spinning Wheel"です。Blood, Sweat & Tearsのカバーソングを、バーニーがトランペットやサックスなどのホーン隊を引き連れて、踊りながらパフォーム。楽しい雰囲気に聴衆も手拍子でノリノリ状態に。
9."How Do You Keep the Music Playing?" (Duet with a hologram version of Dion)
(Patti Austin & James Ingram cover)
ステージの幕が開き、ステージ上にセリーヌが登場・・・・Patti Austin & James Ingramのカバーソングでミディアムテンポの曲"How Do You Keep the Music Playing?"が始まります。しかし数分後、ステージ上のセリーヌのボーカルに応答するように歌うセリーヌが、客席の通路から登場。「ええええ〜こっちが本物だったらステージのセリーヌは誰?」と聴衆は度肝を抜かれました。実はステージ上のセリーヌはホログラム映像で作られたものだったんです。現実の本人がホログラムの本人とデュエットするというテクノロジーを駆使した演出は、なんだか不思議な気分でもありましたが、楽しくて面白かった!!!うれしくて歓声を上げている通路側のファン達。常識ではあり得ない本人同士のデュエットに酔いしれました。現実のセリーヌが「あなた今夜もいい歌だったわね」とホログラムセリーヌ呼び掛け、ホログラムのセリーヌが「またここに明日戻ってくるわ、いえ毎晩ね」と応答し、ホログラムセリーヌが消えていき、曲が終了。大きな拍手が送られました。「ByeBye〜」とホログラムセリーヌに手を振るセリーヌ。曲が終わるとセリーヌは「これはトリックだったの?」「この曲を彼女に教えるのにどれだけ時間がかかったか分かる?あなたたちにその方法を教えてほしいものよ」「実のところ彼女は歌うのをやめないのよ」などなど、世話の焼けるお茶目なバーチャルデュエット相手とのエピソードなどユーモアたっぷりに話し、聴衆を笑わせてくれました。
10."The Player" (Virtual duet with Andrea Bocelli)
セットの階段を上がり、ステージの高台から登場したセリーヌ。「冗談はさておき、まじめに戻りましょう。私は今夜の自分自身を含めて(笑)これまでいろんな人たちとデュエットしてきました。エルビス・プレスリー、フランク・シナトラ、バーブラ・ストライザンド、ルチアノ・ハバロッティなどなど。驚くべき才能のアンドレア・ボチェッリとも"The
Player"をデュエットしました。それはとても美しい曲です。今夜またマジカルな出来事が起きるでしょうか・・・・。」とセリーヌが言うと、魔法にかけられたような効果音が鳴って、ステージ上にアンドレア・ボチェッリが登場し"The
Player"が始まります。アンドレア本人かと思いきや、これもホログラムです。ホログラムのアンドレアとデュエットするセリーヌ、二人の掛けあいの歌声のハーモニーが本当に素晴らしく、大きな感動がこみ上げてきます。曲が終わると大きな大きな拍手。「Thank
You so much、アンドレア!!!」と呼びかけるセリーヌ。「Thank you セリーヌ!!!」「Thank
you my friends and everybody」と返すアンドレア。そしてセリーヌが「Lady's
and gentleman アンドレア・ボチェッリ!!!」と紹介し、大きな拍手が鳴りやまないまま、ホログラムアンドレアが消えて行きました。「とても信じられない素晴らしい才能を持った彼とまた一緒に歌いたいわ」と話すセリーヌ。ステージの高台から下へセットの階段を降りて行き、セリーヌがステージ前方に到着したところで、背後の幕が下りました。
●"Untitled Interlude III" (Video Interlude)
11."At Seventeen"(Janis Ian cover) New Album Version
ステージ前方に登場したセリーヌ。冒頭で息を切らせながら「曲が終わって、ドレスを着たままで暗闇を走ってステージに戻ってくるのは大変なの」「約束するわ、今の私はイリュージョンじゃなくて本物よ」って私たちを笑わせてくれました。「次にギタープレーヤーで20年来の付き合いのアンドレ・クッチュをご紹介します」と言うと聴衆からアンドレに大きな拍手が送られました。「アンドレ、一緒に座りましょう」「フーーーーっ」と言いながらステージ前の階段に座るセリーヌ。座っていきなり「アンドレ、It's
a pleasure in every measure」とメゴさんのダジャレでアンドレに呼び掛けるセリーヌに観客は大爆笑。そして続いてはジャニス・イアンのカバーソング"At
Seventeen"。セリーヌからジャニスとその曲についての紹介があり、演奏が始まりました。今回は英語ニューアルバムに収録されたアルバムバージョンで演奏され、アコースティックギターを弾くアンドレアと仲良く椅子に並んで座って歌うセリーヌ。旧知の仲ということで、本当に和やかで素敵な雰囲気。曲もミディアムテンポなほんわかした感じの曲で、皆リラックスして聞き入りモード。終わると大きな拍手が送られました。
セリーヌとアンドレによる"At Seventeen"
12"Beauty And The Beast" (Duet with Barnev Valsaint)
次に始まったのはコーラスのバーナウとのデュエットで"Beauty And The Beast"。会場LEDスクリーンには映画「美女と野獣」の映画さながらのシャンデリアのあるお城のアニメーションが流れ、ステージ中央で向かい合って歌う二人の美しいハーモニーととってもマッチしています。ディズニーのおとぎの世界に迷い込んだような錯覚にとらわれつつ、とても和やかな雰囲気で曲が終了。「Lady's and gentleman バーナウ・バッセイ!!」「Thank you バーナウ!!!また一緒に歌えてうれしいわ」と呼び掛けるセリーヌに「Thank you Celine」と答えるバーナウ。大きな拍手が送られました。
13."Ne me quitte pas"If You Go Away (French song)(Jacques Brel
cover)
「次はフレンチソングを歌います。この曲はJacques Brelの曲で、最も感情的で、私にとって時に歌うことが辛くなってしまうほどの曲です。フランス語で"Ne me quitte pas"英語ではIf You Go Away(もしあなたが行ってしまったら)という意味です」と曲紹介があり、歌い始めたセリーヌ。さみしそうな悲しそうな旋律が涙を誘います。時には穏やかに、時には激しくエモーショナルに歌いあげるセリーヌ。歌い終わる最後には目に涙をためて、涙をぬぐっていました。素晴らしい、大きな大きな拍手が沸き起こりました。「泣かないで〜」呼び掛けるファンたちに「メルシーボ・ク、Thank you so much」と話すセリーヌ。
14."All by Myself"(Eric Carmen cover)
メゴのピアノが正面に登場し、その傍に立つセリーヌ。次はエリック・カルメンのカバーソング"All by Myself"です。セリーヌのボーカル力が大いに堪能できるこの曲は、ライブの定番曲でもあります。最後のAny More〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と声を伸ばすところで、大きな歓声とわれんばかりの拍手が送られました。すごい、凄すぎる、圧倒的な歌唱力にただただ圧倒されてしまう私たち。力こぶを作って、大きなジェスチャーで熱唱するセリーヌ。曲が終わると大きな大きな拍手と歓声が鳴り響きました。「Thank you so much!!!」と呼びかけるセリーヌ。
"All by Myself"の際にドライアイスのスモークが大きく焚かれていたので、その煙がなか消えない様子に、煙を手を仰ぐように振りながら、「ふ〜〜これってまるでラスベガスの砂漠の嵐みたいね〜〜苦笑」って私たちを爆笑させるセリーヌ。「次の曲は、カナダ・ナイアガラフォールズのニューイヤーズイブを祝う番組の為の収録になります。」とセリーヌが説明するとワーーーーーーッという歓声と拍手が起こりました。「そうなのよ〜良かったわね」「私がキューを出したら、皆で大きな声で"A
Happy New Year CANADA〜"って叫んでね」とコミカルに言うセリーヌにどっと沸く観客。「みんなお願いね、準備はいいわね〜」と呼びかけるセリーヌに応答する私たち。「じゃあ本番前に一度リハーサルをするわね」「あなたたち以前にテレビに出たことある?今夜ハプニングが起こったのよ、ラッキーね」「じゃあ私が手をこんな風に上げるわ、じゃあ叫んで」とセリーヌが呼びかけると「A
Happy New Year CANADA!!!」と叫ぶ私たち。セリーヌは「素晴らしいわ、私たちとツアーに出れるわよ(笑)」と答えるセリーヌ。その後もう一度やったリハーサルはNG。
そして本番の収録が始まりました。セリーヌが「こんにちは、カナダ!」を手を振るセリーヌ。「私はナイアガラフォールズで皆さんが素晴らしい時間を過ごしていることを望みます。私たちは今ラスベガスでショーを行っています。離れていても私たちの心はつながっています。今夜中継を見ている皆さん全てに私たちからスペシャルメッセージを送ります。」「Lady's
and Gentleman」とセリーヌが言い、その後セリーヌが観客の私たちに手で合図を送ってくれたのを見て、私たちはありったけの声で「A
Happy New Year CANADA〜〜〜!!!!」と叫びました。続けて「A Happy New Year
CANADA!!!!」とセリーヌも叫び、大きな大きな拍手と歓声が会場に沸き起こりました。もうバッチリ大成功です。
「リハーサルよりカメラが回ってるときの方が全然いいじゃない〜笑」と話すセリーヌにどっと沸く私たち。「これで良かった?OK?」と収録担当者に確認するセリーヌ。「え、駄目?もう一度?」とニヤリと笑いフェイントをかけるセリーヌですが、無事OK。「じゃあ、曲に戻るわよ、皆いくわね!」と呼びかけて始まったのは、ニューアルバムからの新曲"Loved
Me Back To My Life"。赤やピンク、パープルが混ざったような鮮やかな幻想的な照明の中、ラスベガスショーでは初出しのセリーヌのパフォーマンスに感動する私たち観客。聴きたかった曲だけに感動もひとしおで言葉になりません。これも中継用に収録されているんだとわくわくしながら、じっとじっと聞き入る私と友人。今日持参した日本とカナダの国旗を振りながら。。。。。曲が終わると大きな大きな拍手が鳴り響き、セリーヌは衣装チェンジの為に退場。
●"Untitled Interlude IV" (Instrumental Interlude) (contains elements of "Smooth Criminal," "Billie Jean," and "Thriller") Michael Jackson instrumental
次にステージではチェロの3人組によるクラシカルなマイケル・ジャクソンメドレーが始まり、"Smooth Criminal," "Billie Jean,""Thriller"とチェロで演奏されるマイケルは一味違ってなかなかグッド!!!!曲が終わると大きな拍手が送られました。
16."Love Can Move Mountains"
17."River Deep, Mountain High" (Ike & Tina Turner cover)
続いて、キラキラゴールドの短いワンピース風の服を着たセリーヌが登場し、"Love Can Move Mountains" が始まる。「Everybody stand up!!!!(皆立って立って!!!)と聴衆に呼び掛けるセリーヌ。もちろん私たちは張り切って立ち上がり、手拍子しながら、セリーヌと一緒に身体を揺らしながら盛り上がり状態で、会場の一気にボルテージが上がりました。間髪いれず始まったのはIke & Tina Turnerのカバーソング"River Deep, Mountain High"。今日一番の盛り上がりといっても過言じゃないくらい、聴衆はセリーヌと一緒に踊り、歌い、叫び、もう素晴らしい雰囲気です。マイクを回すパフォーマンスは相変わらずすごくかっこいい!!!!最後に「Thank you!!Good Night!!!」そう叫んで、セリーヌはステージを去って行きました。
Encore
●"Titanic Theme" (Instrumental Interlude)
Titanic theme instrumental
18."My Heart Will Go On"
これで終わりじゃないよね?そうあの曲がまだあるじゃない!!!期待を胸に呼びかけアンコールを待つ私たち。そしてタイタニックのテーマソングが流れ始め、観客は大喜び。そうです、この曲を待っていたんです。ターコイズブルーのきれいな色のひらひらドレスに衣装チェンジしたセリーヌが登場。静かに静かに歌い出しました。背面のLEDスクリーンは、ジャックとローズの甲板でのシーンの夕焼けをイメージしたものですごくきれい。そして曲のクライマックスの盛り上がりに行くに従って、セリーヌのボーカルは除々に力強くなり、高揚し、私たちの胸を揺さぶりました。セリーヌの立っている場所の円形の床が上に徐々に上昇していき、歌うセリーヌの周りでホログラムのきれいな光線と、その外周には本物の水が降り注ぎ、その中で服をひらひらさせながら歌いあげるセリーヌはとっても素晴らしい。感動をありがとう、セリーヌ!!!ファンから大きな大きな拍手が送られ、「Thank you so much everybody!!You're great audience,tonight!!!(今夜のあなた方は素晴らしい観客よ)Good night everybody!!!」私たちに大きく大きく手を振るセリーヌ。行かないで〜セリーヌと一生懸命振り返す私たち。そしてセリーヌはステージを去っていき、同時にオーケストラやバンドメンバーもステージを去って行き、1時間40分ほどでショーは幕を下ろしました。
31日はニーヨがセリーヌとサプライズ共演!!!
12曲目、Incradible(Duet with Ne-Yo)
「次の英語アルバムからのニューシングルはイマン、オースティン、そしてニーヨという3人の偉大なソングライターによって書かれました。ニーヨは驚くべきレコーディングアーティストでとても素晴らしい声を持っています。私たちは一緒にデュエットしていて、彼と歌うことは私にとってとても光栄なことです。ニューイヤーイブの今夜、ニーヨが私たちのコンサートで歌う私たちの最初の夜、一番初めての機会となります。」と、セリーヌが言うと大きな歓声と拍手が沸き起こり、曲のイントロがスタートしました。セリーヌのボーカルに続き、ニーヨのパートになった瞬間、ステージ沸きから黒の帽子にスーツ姿のニーヨが登場!!!本物のニーヨの登場に一気に鳥肌が立ちました。ステージの照明は二人のコラボを華々しく祝福するかのような真っ赤です。素晴らしい、本当に最高のパフォーマンスが目の前で見れたことに感動です。曲が終わると、二人はハグをして、大きな歓声と拍手が沸き起こりました。セリーヌは拍手して「Lady's
and Gentleman、ニーヨでした」と紹介し、ニーヨからは「A Happy New Year Everybody!!!!」と観客に呼び掛けました。手を振りながら去っていくニーヨに「愛してるわ、ニーヨ、ハッピーニューイヤー!!!!」と呼びかけるセリーヌ。「ワ〜オ、ハッピーニーヨ、ニューイヤー!!!これはハッピーニューイヤー、ニーヨってことよ(笑)」とダジャレで笑わせるセリーヌ、面白すぎます!!!大爆笑。最後に「とっても興奮してるの。もう一度ありがとう、ニーヨ」と話すセリーヌなのでした。
2013年12月18日に米CBSで放送された"A Home For Holidays"での共演映像
実際の12/31公演の立ち位置はステージ向かって左にセリーヌ、右がニーヨでした!!!
コンサートあれこれ
セリーヌのニューアルバム発売〜日本盤ボーナストラック"OpenArms" 海外では11月初旬〜順次、日本では大トリを飾る12月4日にセリーヌの英語アルバム「Loved Me Back To Life」が発売になりました。先に発売された海外デラックスエディションに加え、速攻でこの日本盤をタワーレコードで購入しました!!!今回はそのアルバムから新曲がセットリストに含まれるのではないかという噂が流れる中、個人的には日本盤のみのボーナストラックになった"OpenArms"は変わらず聴きたいという気持ちがありました。今回ドキドキしてショーに臨んだ私なんですが、セリーヌはやっぱりオープニングに歌ってくれました。この曲がないとショーは始まらないでしょ!!!!というくらいの荘厳な曲です。私はそれだけでもう涙が出そうなくらい嬉しかったです。他にアルバムからは新曲の"Loved Me Back To Life"、そして31日は限定でリアルNe-Yoとの共演で"Incradible"が加わりました。
タワーレコード福岡店でのセリーヌCD販売の様子
デコレーションが賑やかです!!!
CD中身はこのような感じ
日本語のライナーノーツが嬉しい!!!
ハプニング発生 12/31の"How Do You Keep the Music Playing?" でセリーヌが観客席からステージ前方に歌いながら歩いて出てきて、お客さんの方向を振りかえり、曲の最後あたりで決まりのセリフを話しているときに、ファンの女性がいきなりステージ後ろからセリーヌに向かって歩いてきて・・・・かなりビックリした表情を浮かべるセリーヌに、ハグしました。セリーヌは冷静にハグを返しながら、セキュリテイに合図して、セキュリティが女性をセリーヌから離し、連れて戻るということがありました。(きっと終演後、セリーヌからセキュリティへのきつい愛の指導が行われたんだろうなあ・・・苦笑)
私を見ながら歌ってくれたセリーヌ!!!
12/31、"Because You Loved Me"の際に近くでパフォーマンスしてくれたセリーヌは、私をじーーーと見つめて歌ってくれて感動しました。ファン特有の幸せな勘違いでもいいんです、そう思いました。そしてセリーヌが「プレゼントありがとう、嬉しかったわ」と言ってくれているような気がしました。いつか近いうちに、憧れのセリーヌとのミートアンドグリート実現することを心から祈ってます。
旗を持って参戦
今回はコロシアムでカナダ・ナイアガラフォールズの大晦日TV中継も入るという事前情報がありましたので、テレビに映ろう、目立とう精神で、昨年に引き続き国旗を持参し、ショーに参戦しました。実のところ中継は生放送ではなく、事前録画で12/30に収録が行われました。セリーヌのショーってお上品に見る方が多いし、"Loved
Me Back To Life"の曲の雰囲気といい、「私たちちょっと浮いてる?」「恥ずかしい?」なんて思ったりもしたんですけど、頭上ではなく、なんとか胸元あたりで旗を振って頑張りました。後でYouTubeで中継映像を確認したのですが、後ろからステージを映すアングルが多かったので、残念ながら映ってるのか、そうでないのかさっぱり判別できませんでしたけど、後日友人が下記の写真で「映ってたよ〜」と連絡してくださいました(喜)おおおお〜私たちはセリーヌと一緒にテレビ出演したのです。信じられない気持でいっぱい。日の席は前方に中国人のお客さんがやたら多くて、(まさにチャイナマネー、中国からのハイローラー客の関係なんだそう)ここで日本の旗を振ったら、尖閣諸島問題で中国の方を刺激し、私達怖い目に遭わないかしら?とかヘンな心配もしてしまいましたけど、ここでセリーヌさん見ながら死ねるなら本望よっつて私たちは冗談話をしていました(大爆笑)
スーパーバイオリニスト、ジョン・アーノルド(John Arnold)
お友達ジョンとも事前に連絡を取り合い、12/30公演終演後、終演後合流した現地在住Rさんと私たち、そしてジョンのお友達アメリカ人のLさんと一緒にフォーラムショップスにあるレストラン"スパゴ"でお食事しました。(実は私たち、ここスパゴが1年ぶりのジョンとの再会ということではなく、30日午後に私たちがセリーヌブティックでお買い物していたら、連絡を下さって、12時〜行われていたショーのリハーサルの休憩時間に、コロシアム内から外に出てきてくれて、事前にちょっぴりお会いできたりしていたんです。)マシンガントークのジョンは相変わらず気さくで楽しく、ジョンの家族のお話やセリーヌショーの話題でで大いに盛り上がりました。特にジョンとLさんの会話は全く持ってネイティブ同士で、どんなに頑張ってもPoorEnglishな私たちには太刀打ちできず理解不能状態でしたが、通訳くださったRさんの存在がとても大きく、心から感謝感激でした!!!!私からジョンには約束していたセリーヌのアルバム「Loved
Me Back To Life」の日本盤と、二人から和テイストの名入り盃をプレゼントをあげると、とてもとても喜んでくれました。こんなに喜んで下さって私たち本望です(*^_^*)ありがとうジョン、本当に本当にお世話になりました。スパゴの後はジョンもお疲れと言うことで、解散となりました。次の日の12/31の開演前にショーで会場入りするジョンと再び挨拶を交わし、「今夜の公演も頑張って!!!」と伝えました。ジョンは最後にステージから私たちに、バイオリンの弦を使って手を振ってくれました。