■ベリンダ・カーライル/Belinda Carlisleについて (Billboard Live HPより) ●アメリカ・ハリウッドの生まれ。 ●1981年に女性ばかりのロック・バンドGO-GO'sのリード・シンガーとしてデビュー。グループはメンバーの愛らしいルックスと、パンク・ロックへの憧憬を滲ませたビートの効いたポップ・ナンバーで瞬く間に人気を集め、ファースト・アルバム『BEAUTY AND THE BEAT』(米1位)、シングル「Our Lips Are Sealed(泡いっぱいの恋)」(同2位)と次々にヒット作を生み出すも85年に解散する。 ●翌1986年、ベリンダはアルバム『BELINDA』で本格的なソロ活動を開始、翌1987年のアルバム『HEAVEN ON EARTH』とそこに収められた「Heaven Is A Place On Earth」のNo.1ヒットでGO-GO's時代以上の成功を収める。 ●1988年には「I Get Weak」、「Circle In The Sand」が相次いでトップ10ヒットを記録、アルバム『RUNAWAY HORSES(輝きのまま)』(1989年)もベスト・セラーを記録と、その人気を不動のものにしたベリンダは、以降、ソロ・シンガーとして『LIVE YOUR LIFE BE FREE(愛になりたい)』(1991年)、『REAL』(1993年)とコンスタントにアルバムをリリース、『A WOMAN AND A MAN』(1996年)の発表と前後してフランスに移住すると共にソロ活動に一区切りをつけている。 ●1995年にはかつてのメンバーと共にGO-GO'sを再編、約10年に亘って、断続的に大規模なツアーを行う一方、2001年にはバンド名義のニュー・アルバム『GOD BLESS THE GO-GO'S』も発表している。
■Band Member ベリンダ・カーライル/Belinda Carlisle(Vocals) ジェイムス・ニスベット/James Nisbet(Acoustic Guitar/Vocals/MD) デイヴィッド・タッガート/David Taggart(Acoustic Guitar/Vocals) アンソニー・クラーク/Anthony Clark(Keyboards/Vocals) リリー・ゴンザレス/Lily Gonzalez(BGV) ■SetList (2008.7.15 BillboardLive Fukuoka 2nd公演)
■LiveReport (2008.7.15 BillboardLive Fukuoka 2nd公演) 21時半頃客電が落ち、"Good Evening Fukuoka! ベリンダ・カーライル!!!"というアナウンスと共に、黒のシャツにパンツ姿、髪をきっちり後ろに束ねて結んでいて、夏らしい感じです。のベリンダをはじめバンド・メンバーがステージに歩いて登場。大きな歓声と拍手が沸き起こりました。1曲目は"Live Your Life Be Free"です。壮大な曲なんですが、今回はバンド構成がグランドピアノ、クラッシックギター、ドラム(パーカッション)というシンプルな構成なので、アコースティックで骨太な伴奏に、彼女の歌声&バックコーラスがものすごく映えます。ベリンダ自身もタンバリンを鳴らしながらリズムを取ります。懐かしい曲に観客は「ワーッツ」と大盛り上がり。曲が終ると「Thank You」「福岡に戻ってこれてとてもうれしいわ!!私は日本が大好きなのよ、今夜は楽しんでね(英語)」ここで彼女はヒールの靴を脱いで裸足になりました。そして2目はしっとりとした大ヒット曲"I Get Weak"。タンバリンのリズムに合わせて、拍手でリズムを取る私たち。曲が終ると「Thank You」と話すベリンダ。"How Are you Feeling? Are you drinking?(飲んでる)?"とベリンダが話すとどっと笑って沸く私たち(笑)次の曲もしっとりしたメロディアスな曲で"In Too Deep"が続きます。「次はフレンチアルバムからの曲です(英語)」と言って始まったのは最新アルバムからの"Bonnie & Clyde"。彼女はもともとアメカのハリウッド生まれのアメリカ人ですが、長いことフランスに住んでいるから、とってもフランス語の歌もかなりサマになっています。しっとりとした叙情的な曲で、時折入るバンドマンとのセリフの掛け合いが、なかなかいい味だしています。曲が終ると「Thank you!!」と話すベリンダ。そして次に始まったのは"Circle In The Sand"。懐かしいです。いや〜いいです。大ヒット曲にお客さんの拍手や手拍子が更に大きくなりました。「次は私の大好きなアルバム「Runaway Horses」からの曲"La Luna"です(英語)」と言って始まった""La Luna"。これもすごく懐かしいっ。会場の雰囲気が一転してノリノリな感じに変わりました。スペインのフラメンコ風の楽曲になっています。「ラ〜ラルラ、ラル〜ナ♪」というコーラスがとっても印象的。ベリンダさんのタンバリンに特に力が入ります。曲が終ると「Thank you!!」と話すベリンダ。次はしっとりとした曲"Vision Of You"。丁寧に丁寧に歌うベリンダ。心に染み入る懐かしい曲にジーンと感動。 終ると大きな拍手が鳴り響きました。次の曲は"Emotional Highway"。ベリンダの曲には珍しい哀愁あふれる骨っぽいロックソングです。アコースティックギターを思い切りかきならずバンドマン。それに答えるように力を込めて歌うベリンダ。曲が終ると「Thank you!!」「私はカルフォルニアで生まれたのは、皆知ってるよね?云々(英語)」というMCの後に始まったのは、その名も"Califonia"陽気な曲かと思ったら、意外とメロディアスで哀愁あふれるしっとりした曲です。終ってからのMCで、曲中でギターのおじさんが演奏しながらノリノリでロカビリー風(ハウンドドックみたいな)なスリ足をしていたのを、ベリンダが「何?その古い踊りは!!!!」と言ってツッコミを入れていました(大爆)「次は私のファーストソロアルバム「Belinda」からのファーストシングルです(英語)」と言って始まったのは"Mad About You"です。この曲はいかにも80年代の陽気なハッピーソングという感じで、とっても懐かしい雰囲気です。観客の手拍子も更に大きくなりました。そしてそして来ました"Leave A Light On"。日本でも大ヒットしてCMソングにもなったっけ。観客席のボルテージも最高潮に。実は私、ベリンダの曲で一番好きです。もう大興奮して、拍手はさらに大きくなり、一緒に大合唱。終るとものすごい拍手。「Thank you!!」と大満足で呼びかけるベリンダがステージから退場。アンコールの拍手が大きく鳴り止みません。そしてアンコールの声に応えるように再びベリンダ達が登場しました。「Thank you very very much!!」とベリンダが言うと更に大きな拍手が。始まったのはフレンチアルバムからの"Avec Le Temp"。しっとりとしたバラード曲です。じっと聞き入る私たち。そして「次はゴーゴーズの歌よ(英語)」と言って始まったのは大ヒット曲"Vacation"。しっとりとした雰囲気ががらっと変わってノリノリの雰囲気に。サビでベリンダがサーフボードに乗ってるようなフリをするのがとても印象的です。私たちは大きな拍手でベリンダの歌に応えました。終るとものすごい拍手!!!!次にしっとりとギターの演奏から始まったのは、ビルボードNo.1ヒット"Heaven Is A Place On Earth"。原曲のアコースティックバージョンという感じです。これはもう懐かしい、涙ものです。ものすごい歓声と拍手が起こりました。サビのころで両手を前に伸ばして、下から上にすくいあげるようなフリをするのが印象的です。割れんばかりの大きな拍手とともにベリンダがステージから去ると、再びアンコールの手拍子の嵐。再び登場するベリンダ。ここでMCが入ったのですが、多分「まだ帰らせてくれないのね(大爆)」というようなことを話したんだと思います。そして始まったはゴーゴーズ時代のヒット曲"Our Lips are Sealed"で再びノリノリの雰囲気に。曲が終ると「今夜はどうもありがとう、また福岡に戻ってきたいわ(英語)」というMCに感激する私たち。そして始まったのはしっとりとした悲しげなバラード"My Heart Goes Out To You"。とってもいい曲で、聞き入る私たち。まるでライブの終演を予感しているかのような・・・・。そしてその予感どおり「「Thank you!!!!」と大きく手を振りながらステージを去っていき、1時間15分で幕を下ろしました。 ■コンサートあれこれ 今でも思い出します。時はポップス全盛の80年代、1987年MTVでベリンダの初のビルボードNo.1ヒット"Heaven Is A Place On Earth"のプロモーションビデオが、頻繁に流れていたのを。あのベリンダが再びやって来るということで(個人的には旧ブルーノート福岡で9年前に見て以来です)、ビルボードメンバーの私は、5月中旬の先行予約で自由席の整理券番号「1」をゲットしました!! Live当日はもちろん日中はお仕事。夜はもともと21時まで残業の予定だったのですが、後輩くんに事前に根回ししてピンチヒッターをお願い。もう日も暮れた19時に仕事を上がり、20時にAさんとビルボード前で待ち合わせして、1番目の案内で会場に入場しました。席はもちろん最前列中央ゲットです。もうお腹もペコペコということで、2100円のプレートディナー&アルコールも少々いただきながら(笑)、21時半の開演を待ちました。 Liveは定刻に開演し、沢山のヒット曲など16曲とともにベリンダは私たちをノスタルジックな世界に引き込んでくれました。いや〜もうやってくれる曲はどれもこれも涙が出そうなくらい懐かしいものばかり。その頃のヒット曲が流行った時代、私は何をしていたんだろう、楽しかったなって思いながら聞いていました。 Live終了後、サイン会はありませんでしたが、楽屋口のところでビルボードスタッフの方を通じてマネージャーさんにお願いしてもらい、ベリンダのグレイテストヒッツCDにサインをいただくことができました。面と向かってではなかったので、お話出来ませんでしたが、それでも嬉しいです。床下に貼ってあったセットリストは、最初はスタッフのお兄さんに「あげられません」と言われたものの、次の別のお兄さんには「見ない振りして上げるから、どうぞ持っていっていいですよ」と言われて、(^◇^)喜んでいただいちゃいました。またベリンダさん、福岡に来てね、待ってます!!!!
■過去のヒットVideo映像 (By You Tube)URLをクリックしてご覧ください。 ○Heaven Is A Place On Earth http://jp.youtube.com/watch?v=VQahvFdQVu8 ○Live Your Life Be Free http://jp.youtube.com/watch?v=vKiUjgjgy84&feature=related ○Leave A Light On http://jp.youtube.com/watch?v=HgNwS52-Iy4 ○Circle In The Sand http://jp.youtube.com/watch?v=XDcC9bnRciQ ○Vision Of You http://jp.youtube.com/watch?v=YqT1RgmeLCg&feature=related ○La Luna http://jp.youtube.com/watch?v=ydw5qIycHE0 ○Mad About You http://jp.youtube.com/watch?v=KXj0QcSDVRE ○I Get Weak http://jp.youtube.com/watch?v=u5L1ctoitoQ ○In Too Deep http://jp.youtube.com/watch?v=VK7jNQxNoU4 ○Califonia http://jp.youtube.com/watch?v=N9MFgsUkTEs ○Emotional Highway http://jp.youtube.com/watch?v=7kSRrchm3GU ◎(We Want) The Same Thing http://jp.youtube.com/watch?v=FGa0xPzKLMo&feature=related ◎Summer Rain http://jp.youtube.com/watch?v=E2nI2Z92iSE ◎Little Black Book http://jp.youtube.com/watch?v=uacEhs_7Ix4 ◎Do You Feel Like I Feel? http://jp.youtube.com/watch?v=-_ZwD60T1GM ◎Runaway Horses http://jp.youtube.com/watch?v=SheKvJKtpdU Go-Go's ○Vacation http://jp.youtube.com/watch?v=ZfIxT2V67_I ○はライブでも演ってくれました!!! ■リンク ベリンダ・カーライルオフィシャルHP http://www.belindacarlisle.tv/index ■最新アルバムについて Belinda Carlisle 『フレンチ・ソングブック/VOILA』 ビデオアーツ・ミュージックより発売中 |